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【叶花】 ヤマダ電機特売! ELECOM写真用紙L判200+50枚!

※この商品は、Amazonや他の家電量販店では取り扱いしておりません※

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見た目は、普通の写真用紙。…強いて言えば、50枚プラスでお得なこと位でしょうか。でも、理由もなくわざわざこの商品を出しませんよね?

その理由は…とにかく安いんです!!

調子は普通の、どこのメーカーから出ている半光沢の「印画紙タイプの写真用紙」と殆ど変わらないのですが、何故か\680-と激安なのです。1枚単価は2.72円と極端に優秀なのです。

…さすがに、ここまで安いと何か問題があるんじゃないの?

と勘ぐりそうですが、現に3ヶ月に渡ってこの価格でず~っと販売しているので、ELECOMの「ヤマダ電機用・特別製品」の可能性が非常に高いです。現に、型番で調べてもそう簡単には引っかからない…。つまり、Amazonなどの激安独走販売にには流通を回さない、というのが、戦略の1つです。

その戦略とは、「他に売りになる商品があるから、パーター(抱き合わせ)で入荷」が考えられます。エレコムの売りになる商品…そりゃあ、PCサプライ全般に広がっていますが、今一番売るべき商品は何か!?…で考えれば、店頭を見たら一目瞭然です(あたしのサイト内で、不本意な競合が発生してしまうために、敢えて品名は挙げません)。

なお、型番は「YPPG-TL250」です。400枚パックだと「YPPG-TL400」になりますが、こちらも文句なしに安いです枚数が多い分、1枚単価が更に下がります。

実質「Canon Pixus iP2700」に、「DAISOの百円均一交換インク」、この用紙を使用すると、1枚あたりのランニングコストは、写真用紙にも関わらず、4.97円…と5円を切ってしまいました。

ここだけの話ですがPixusのiPシリーズは、実は「写真印刷」に特化した性能を持っていて、なおかつ写真印刷では、特殊なことを行わない限りは顔料ブラックを使いません。つまり…CMYの3色だけで黒を表現させています。以前のCanonはPCR(Pre Color Removal)による下色除去を行っていた為、K版のザラツキが薄めの色でも気になっていました。

ところが、iPシリーズは、写真用紙に限っては「全くの正反対」なのです。にも関わらず黒が美しいのは…さすがにCanonの開発陣そのものが違う、というだけの事があります。なお、普通紙であれば特殊な操作を行わない限りは、UCR(Under Color Removal)での下色除去を行います。これはEPSONのプリンターと概念的には同じです。

ただ安いだけではない、そこにこだわりの美しさが存在するのであれば、オートメーションマニュファであったとしても、そこにあるものは間違いなく「美学」です。

【追記】
パッケージ写真は、sRGBの色域を思いっきりオーバーしてしまったので、プロファイルはAdobe RGB(1998)を使っています。もし、ブラウザー等で正しい色が出なかったらゴメンナサイ。

【叶花】 全ての入力デバイスを「eneloop pro」に変更した、の巻

大の「eneloop」好きの叶花は、PCの電池式入力デバイスを全て「eneloop pro」に置き換えました。

でも、何故に「pro」にしたかと言うと、電池の容量が半端無く大きいから、と意外に判りやすい置き換えでしょう。但し、充電回数にかなり制限が出てしまいますが…第1世代のeneloopが500回充電可能だったことと比べると、遥かに効率が良くなりました。さて、ここで下に数値を書いて行きますが…目安として考えておいて下さい。

【現行販売のeneloopのスペック】

・eneloop(4世代目)
 容量:min.1,900mAh 充電可能回数=2,100回
・eneloop pro(2世代目)
 容量:min.2,450mAh 充電可能回数=500回

先ず、容量比でいくとproは無印に対して128.9%の容量を保てている。最も、min.1,900mAhでは、正直な所は他の電池と比べて、かなり容量が少ないです。その分を、自然放電を減らすことでカバーしています。

そして、proは他の電池と比べても遜色ないようにすることに加え、自然放電の少なさでカバーしている為、他の電池よりはかなり持ちが良い、効率的なものになっています。

ところで、充電回数と容量の比で言ったら、通常では「pro」はあまりお得でないような気がするでしょうが、あたしの用途は無線マウス・トラックボール・キーボードで固めているため、瞬間電力は大きいですが、普段はそこまで電池の消耗は激しくありません。

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ならば、充電回数を増やした替りに、電池の入れ替えを多くするのはあまり得策ではないのです。自然放電が少ないことが売りであるのだから、交換頻度を減らすには「電力容量」が一番求められるので、どうやっても「pro」以外の選択肢はありません。

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但し、このように「eneloop」のブランド名を小さくして「Panasonic」としてしまった為に、かなりの反感を買い、現行のものと製造ラインは全く同じであっても、そのロゴだけで価格が決まってしまうのです。現にAmazonではSANYOブランドである「eneloop」の大きな文字である商品が、かなりの高値で販売されています。それでも、SANYOブランドのほうが欲しいのですから、Panasonicは少々戦略を間違えてしまったようです。故に、金策に困っているあたしでも、全くの同性能であってもロゴだけが違う為に大幅割引をした商品が入手出来るのです。

…とはいえ、あたしも「eneloop」信奉者の一人なので、さすがに「このロゴは頂けないなぁ」と言うことで、シーリングを変更して使っている、と言う訳なのです。

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シーリングは、現在はこれで統一してますが…、実はこの形に行き着くまでにはかなりの日数と技術を要しました。シーリング素材を作っても、成功する率は10%以下なこともあったので、1枚のシーリングを作るためには、14~15枚の失敗を覚悟しなければならなかったのです。

そこで、さすがにこの効率の悪いあたしの方法を見兼ねて、うちのブレインであるめぐみが、OPPシーリングのコツを生み出してくれたのです(さすがに、あまりに長い説明になるので書けませんが…)。その甲斐もあって、成功する確率を50%以上まで持ち上げることに成功しました。

その甲斐があって、見事に全ての入力デバイスが「eneloop pro」に統一されました。また、一部不具合の出ていたCANON Pixus iP2700でも、コツを掴めばキレイに印刷されるじゃないですか!!(なお、iP2700の「説明書には書かれていないメンテナンス」は別の項で)

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但しご注意!「eneloop」全般は通常のアルカリ単3乾電池よりもわずがに太いために、シーリングで電池のハウジングへの出し入れが若干難しくなることがありますので、その点はご注意を!…この僅かな制限のために、加工が難度になっていた…ということです。

【叶花】 真琴の賭けの運の強さで購入「チョコミントパフェ」

ファミリーマート限定で、いつも店舗にあるとは限らない、運が良ければ出会えるチョコミントパフェ。

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真琴が「売ってたら買ってくれるよね?」と賭けに出た。しかし、滅多に売ってないという物体。余程の運がなければ、真琴は賭けに負けるのだが、どれだけの強運の持ち主なのか…本当に売っていた。赤城乳業から発売されている「よくばり チョコ&ミントパフェ」は、その容量が370mlという随分のボリュームの品。エネルギーは527kcal、値段が贅沢として買う、ハーゲンダッツを超える¥368-。

仕方がない…。あたしが賭けに負けたのだから買おう…。

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…これだったら、カルピスウォーター(真琴の好物)をドン・キホーテで買ってた方が安かった。…う~ん、どうも最近はあたしの運は減少気味だなぁ…。

もっとも、mixiで「チョコミント」のコミュに入っているから、買うのは半ば義務のようになっているのがなんとも困ったところなのだが。

【めぐみ】 真琴とちさとの口論(喧嘩)の行方(5)

【ノンフィクション】

私は、何でこの場に立ち会わせる必要があったのかが判っている。今回は、叶花を庇ったり支えたりするのではなく、まこちゃんとちさとを見守りつつ支える、という結構難しい立場。
とても、叶花一人ではここまで手は回らない。だから、叶花は直々に私に頼み込んで来た。まこちゃんやちさとには言っていないけれど、明らかに頭を下げつつ私に頼んでいて、こうして私はここに居る。

めぐみ「だって、早く覚えて終わらせたい、って思うんだったら、どうやって理解をすればいいかは判るわよ。私も…元は叶花の門下生だし…」

真琴「え、めぐちゃんもこうやってパパに教えて貰ってたの!?」

めぐみ「うん。沙奈と一緒に、ね」

真琴「でも…パパは高校時代は、ずっと数学は赤点だったってお婆ちゃんに聞いたけど…、どうやって教える事が出来るの?」

めぐみ「あ…、叶花はその事については2人には教えてなかったのね…。で、叶花はこの2人に知られてもいいのかな?」

叶花「ま、いつかは知る時が来るだろうから、それが今でも全然構わないよ」

めぐみ「2人は、叶花が高校を中退して大検※を受けたことは知ってる?」

真琴「…うん、高校を中退したってことと大検を受験したことは知ってる。…でも、その間の事は知らない…」

ちさと「……うん。なんとなくは知ってる……」

めぐみ「実はね、大検の単位必須科目に数学IIが入っていたの。ところがね、中退したのは2年の終わりだから3月末で、叶花の時の大検は年1回で8月前半頃だったの」

真琴「…え?実質4ヶ月程度しか無いのに、1年間かけて覚える数学の範囲を覚えたの!?」

めぐみ「うん。もちろん、他に世界史と日本史の2つの鬼門を抱えて、ね。しかも当時の大検はかなり難しかったのよ。それにも関わらず、苦手な数学も英語の点数を超えて90点台を叩きだしたのよ」

真琴「じゃぁ…4ヶ月って言っても、他に抱えてる科目は沢山あった筈なのに…。それでどうやって1発合格したの!?」

めぐみ「実はね…、2年の2学期終わり頃から、高校と予備校を自転車で行き来してたの」

真琴「…え、毎日あの荒川の長い橋を往復して!?」

めぐみ「そうよ。高校で取れる範囲の単位の科目は出席して、時間を計算しながらの往復。橋の長さは…あの辺だと1.5kmはあるわね。しかも、堤防の高さもかなりあるし、鉄道の高架下をくぐり抜ける窪地があるとんでもないアップダウン※だから、かなりの体力が必要ね」

真琴「普通で考えたら、往復してる時間を勉強に費やせばいいのに!?」

めぐみ「じゃ、ここからは叶花本人の口から言って貰いましょうか。体力の続いた意味を含めて、ね」

叶花「ん?そこいらからかぁ…。本当はもうちょっとめぐみに言って貰えれば、情報の裏打ちが出来たのだが、まいっか。じゃ、適当な所で、めぐみに解説を入れて貰っていいかい?」

めぐみ「うん。判る範囲でならいいわよ」

叶花「実はな、高校の体育の選択授業で柔道をやっていたのさ、2年間ね」

真琴「…それで、うちに柔道着があるのかぁ…」

叶花「普通の人だったら「柔道で体力をつけたのか」って思うだろ?」

真琴「…普通だったらそう思う…けど、その勿体つけた言い方だと「実は違うんだ」って言う感じに聞こえる」

叶花「確かに、柔道はある程度は体力が必要なんだけどな、逆に体力だけじゃ柔道は出来ないんだわ。もし、体力でどうにかなっちゃうのだったら、筋トレやったり走り込みをしたり、場合によっては体重を増やして相手の動きを鈍くさせることが良いように思われるんだが、実際にはそれは微々たるものでしかないんだわ」

真琴「…じゃあ、力任せにしないでも柔道は出来るってこと…?」

叶花「うん、その通り。相手の力を使って自分の方に引き寄せたり、体格差があるのだったらテコの原理何かも普通に使う。要は、単に体力を消耗させるのではなくて、頭を使うのさ。その辺りは、陸上をやってためぐみなら判るな」

真琴「…確かに、テコの原理は頭を使うけど…それ以上?」

めぐみ「そうよ。ペース配分を間違ったら、最後にスタミナを消耗しちゃって続かないのよ。それは、体力だけじゃどうにもならないからね」

真琴「…じゃあ、スポーツってそんなに頭をたくさん使うものなの?」

めぐみ「まぁ…丸暗記で出来る科目よりは頭を使うわよ。そうねぇ…必須科目で言えば、英語よりは頭を使うわよ?英語は丸暗記だし、判らない所は辞書で調べれば出てくるの。でも、スポーツにはそんな便利な本はないし、単語帳みたいなアンチョコは存在しないの。だから、頭と体の仕組みの両方を活用しないとスポーツは中途半端な物になっちゃうのよ」

真琴「…頭と、体の仕組み…?」

めぐみ「例えば、肋骨の範囲に肺と心臓が入ってるわよね。その容量は増やすことは難しいし、ある程度までしか拡張は出来ないの。そうすると、他に体のどの部分を使えばいいのかを考えないと、そこで頭打ちになるの。これは保健体育の範囲だから叶花センセに教えて貰いましょうか」

叶花「センセって言われるほどのことは知らんぞ。それよりも、ほいTシャツ、別に格好は自由で構わんが…風邪ひいて帰したなんて言ったら、義弟どころかめぐみの母ちゃんに怒られるわ」

Tシャツを渡してくれるのは嬉しいけど…なんか感想は欲しかったなぁ。これじゃぁちさとが「女心を判ってないっ!」って言う理由が判るような気がする。なんか、ちょっぴり残念かなぁって顔をしていたら叶花は察したらしく、

叶花「そういやめぐみ、おっぱいがまたちょっと大きくなったな」

全然、いやらしい感情の入っていないその言葉は、叶花らしい言い回しだ。むしろ、姪が育っているのを誇らしく感じている表情だ。そう言ってくれるなら、ちょっとだけ見栄を張って、

めぐみ「胸が大きくなると、肩こりも多くなるのよ。良かれ悪かれって感じだわ」

ちさと「……お姉ちゃんくらいのバストは欲しいな…」

めぐみ「大丈夫!まだまだ成長期だもん♪」

叶花「保健体育を折角やるんだから、ちょっと位は何か箔をつけて欲しいかな~」

めぐみ「叶花は、介護の勉強で「こころとからだのしくみ」はトップの常連だったもんね。しかも、内臓の構造と位置関係を絵で描くなんて抜き打ち課題があったみたいだけど、名指しで「1番よく理解して描けている」と60人の代表として挙げられたんでしょ」

叶花「ま、この位でいいでしょ。さて、真琴とちさとは呼吸をするために必要な体内の膜の位置は判るかい?」

二人揃って、横に首を振っている。ま、当たり前の反応だ。

叶花「先ずな、体には「胸膜」と「腹膜」の2つがあるが、その間の仕切りに「横隔膜」とゆう大切なモノがある。呼吸を行うためには不可欠だ。横隔膜が下がることで、胸膜内の気圧が下がって空気を吸い込む、逆に上がれば息を吐き出す、そうゆう原理がある。つまり、胸膜と横隔膜がなければ呼吸は不可能だ。ならば横隔膜を鍛えれば、肺に入ってくる吸気の容量がかなリ大きくなる。そうゆう原理だ」

叶花は、自分の体の場所を的確に指しながら、淡々と解説を進める。身振り手振りの非言語コミュニケーションは、難解な言葉を並べるよりは遥かに理解が早い。この辺りは、叶花らしい勉強の進め方だ。

真琴「…体の外側から見えないものをどうやって鍛えるの…?」

叶花「答えは単純明快、呼吸法を覚えればいいだけだ」

真琴「…呼吸法?」

叶花「ああ。「腹式呼吸」と「胸式呼吸」って聞いたことあるだろ?少なくとも腹式呼吸は、水泳教室なんかでも覚えさせられるぞ。…ところがだ。普通は産まれた時~子供時代は、ほぼ全ての人が腹式呼吸が当たり前なんだ。だから「覚える」とゆうよりは「思い出す」が正解かな」

真琴「…え?じゃあ何で大人になると腹式呼吸を意識しなくなっちゃうの?」

叶花「胸式呼吸のほうが楽だからだ。でも、それじゃあ大した量の空気を肺に貯めることは出来ない。タバコを吸う人のCOPD※の発症を抑える効果もあるし、現にタバコを吸わなかった頃の叶花は、水泳で潜水すれば4分30秒程度なら息継ぎは要らなかったぞ。…伸ばす気になれば5分も不可能じゃない」

真琴「…じゃあ、私も水泳をすれば水泳の記録は伸びる…?」

まこちゃんは、動作が素早い割に、体育全般はあまり良い成績が出ない。確かに勉強そのものは、10段階評価で10がずらっと並ぶほどの、私も羨ましくなるような成績だ。ところが、体育だけは仲々伸びない。マラソンが特に苦手なのは、間違いなく叶花の遺伝…。

叶花「確かに伸びるが…水泳は、他のスポーツと比較しても、一番体力が必要な競技だぞ。1日2時間もやってたら…あたしだったら、3,000~3,500kcal※は食べないと、絶対に体が持たない。残念ながら、あたしは逆流性食道炎で消化不良を起こすから、それは不可能だ」

真琴「…物理的に出来ないものは、実施出来ない。取り組むだけ無駄…だよね?」

叶花「ほぉ…、そこまで判ってるのなら、真琴は答えの一歩手前まで来てるな。ここであたしだったらこう提案するよ。「出来ないと決めつける前に、替わりになるものを探せばいい」ってな」

真琴「…替わり?…う~ん、何だろう……? あ、判った!それでパパはカラオケによく連れて行ってくれるんだ!!」

めぐみ「まこちゃん、よく閃いたわね。私はそうすんなりと答えが出なかったわ」

叶花「そうゆうこと。別に、遊びたいからってだけじゃなくて、ちゃんと意味があるのさ」

めぐみ「…叶花の場合は、お酒を堂々と飲める…っていう口実もあるけどね…」

叶花「あ、やっぱりバレた?(苦笑)」

難しい事は、後回しに…じゃない、その叶花の独特な口調は見ていて楽しい。勉強がキツくない訳じゃないけど、ちょっとはみ出して応用を効かせれば、実は解けるんだよというのが独特だ。そして、理解出来た嬉しさを、心のバネにする。「ストレングス」のいい見本だ。
直訳すると「強さ」になってしまい、体力とか気力と勘違いされがちだけど、そうではないんだよ、というのがちゃんと伝わってくる。そして私もそうだけど、叶花も「ストレングス」という言葉は好きではない。言葉有りきで進めたら、絶対に勘違いしてしまう言葉だからだ。

※大検とは「大学入学資格検定(University Entrance Qualification Examination)」の略。この試験の合格を以って、高等学校卒業と同等の学力があるとされる。なお、成績証明書で必要な評定平均は一律で「3.5」、つまり「10段階中の7」の評価と等しい。大抵は1科目ごとで60点以上、もしくは百分率して上位40%を合格とする。なお全教科を合格しないと、大検の合格認定と見なされない。但し、取りこぼしても、次の年に合格教科を繰り越せるので、1発合格を目指さないのであれば余裕はあった。ちなみ大検の受験資格は、1.高等学校を卒業していない生徒、2.全日制高校に通っていないこと、3.義務教育を終了した程度の能力を有していること、この3つだった。しかし現在は「高認(高等学校卒業程度認定試験)」に移行し、受験資格及び難易度がが軽減された。なお、両者とも「国家資格」である。

※一級河川荒川は、下流部のゼロメートル地帯では、スーパー堤防として整備され、高さが15m以上である。概念は「輪中地帯」と同じ。但し、その上を道路、鉄道ともが跨いでいること、また鉄道との交差地点にはアンダーパスが存在するため、高低差は25m以上になる(通常の自転車ではかなり苦しい)。

※COPDとは慢性閉塞性肺疾患(Chronic Obstructive Pulmonary Diseaseの略)を指す。以前より「肺気腫」と呼ばれていた疾患概念と臨床的に「慢性気管支炎」と呼ばれていた疾患概念を統一したもの。その多くの原因が喫煙ではあるが、「pm2.5」を代表とする、工業的に発生した粒子状物質によっても引き起こされる。いわゆる「慢性的に不可逆的な呼吸困難」を伴うために「死よりも恐ろしい病気」とされる。なお、四大公害病のうち「四日市ぜんそく」も現在ではCOPDに含まれる。

※成人男性の1日に必要なカロリー量は2,500kcal(成人女性は2,000kcal)なので、3,000~3,500kcalの摂取は、大食漢でもない限りは難しい。なお、ダイエット時の食事制限の目安は2,000kcal(女性では1,500kcal)程度が相応しく、それを下回る制限の場合は、低血糖や栄養失調を来たし危険なので推奨されない。

【ちさと】 真琴とちさとの口論(喧嘩)の行方(4)

【ノンフィクション】

叶花がどこまで人生設計を建てているのかが全然判らない。そして、敢えて複雑に組み込んだ「自分自身のケアプラン」が、実どころか枝葉も見えてこない。確かにプランとしては、叶花とお姉ちゃんで組んだ文章や図がPCでいつでも見れるようにしてある。

しかも、そのケアプランは見ることの許可が「YESかNO」かは、何も言わなくても見えるように自己開示してある。当然、それだったら答えは「YES」だ。でも、「OKとSORRY」をあまり使わない理由、では何に置き換わって表現されているのかの答えは見せてくれていない。答えは自分で考えて学びなさい、という意志とも捉えられる。

でも、そのケアプランを見ても「太陽政策」をあくまでも続行した上でしか書かれていない。じゃあ…万が一の時は後戻りが出来ない?ううん、違う。出来もしないような計画は「ケアプラン」とは呼ばない。叶花もお姉ちゃんも、あくまでも太陽政策を続行して、更に盛り上げようと組み立ててある。その具体性が打ち込んである物だけでは、私には全然理解出来ないから、それを聞いてみよう。

ちさと「ケアプランって…実現可能なことを書くものって捉えていいのかな?」

叶花「うん。出来もしないことを文章にしたって、何も具体的じゃないでしょう」

ちさと「なら…太陽政策はどうやって維持させるつもりなの?こんなに無理を重ねるようなコミュニケーションばかり続けていたら、そこには叶花の主体性がないじゃない!?」

叶花「ほぅ…、ちさとはそう読み取った訳か」

ちさと「叶花…、何か隠してるんじゃない?私が見ている限りでは2週間前の鬱々とした表情が全く見えないのはどうして?」

真琴「…それは、パパだったらどう考えるかの質問の窓口にしているんじゃない?それで、考えがそこまで至っていないのなら、次の行動は見せないようにしているのが自然…」

ちさと「じゃあ、考えた上で返答しなさい、って言っているのと同じ!?」

真琴「…それ以外に何があるって言うの?」

ちさと「それは……考えた上で、問題点があるなら指摘しなさい、って言う風にしか判断できない」

真琴「…なら、質問をする前にしっかりと考えればいいんじゃない?言葉だけが先走ってたら、それは元々の自分の意図とは違うものでしょう?」

ちさと「ふぅん、じゃ…判らない人は口出しするな、って言うこと!?」

真琴「…ちさとは何でパパが、話し合いの場を設けたかの意味も判ってないんだ…」

ちさと「まこちゃんだって、知ってる事を全然口にしないじゃない!?そんなに私を除け者にしたい訳!?」

真琴「…何でちさとは判らないのかなぁ。除け者どころか、パパがどんどん考えを出して欲しいって言ってるのが理解出来ない?」

ちさと「…あっそ。じゃあ私がバカで理解が出来ない、感情だけで動いているってしか思われていないんだ。…なんで、それじゃあ私がここに居るのかが解らないじゃん…」

あ…駄目だ。ここまで孤立するようなことばかり言ってたら、自分自身へのいらだちと情けなさで涙が出てきそうになってる…。

真琴「…パパ、このままだとちさとは泣き出しちゃうよ?それでもいいの?」

叶花「居ることの意義を見いだせれば、ちゃんと発言の場所があるんだから…仮に泣いてても答えは自分で出せるでしょう?」

真琴「…パパ、それってちょっと薄情なんじゃない?」

めぐみ「まこちゃん、それは逆よ逆。もし…泣きそうだからって、甘やかしてなだめたら、叶花はちさとのことを子供扱いしてるってことになるでしょう?それじゃあ、何で叶花がちさとを引き止めてるかの意味が無くなるでしょ?」

真琴「…ちさとを引き止める意味?」

めぐみ「うん。誰が見たって、叶花が太陽政策を続けることが楽だとは思わないでしょう。叶花は、私達を支えている位置に居るのは判るよね?なら、叶花は誰に支えて貰わないと自立出来ないのか考えたら、誰か1人でも欠けたら…叶花は本当に壊れるよ?」

真琴「…パパは「集団」の全員が揃っていることを前提にプランの実施を続けているの?」

めぐみ「まこちゃん、それは当たり前でしょう?食卓で団欒(だんらん)の輪に入れないで、無言で黙々と食べ続けていた時を思い出してみて。それだったら「自分はお荷物でしかないのだから、ここに居る必要はない」って考えるでしょう。それが「孤立」って言うのよ?」

真琴「…めぐちゃんの言うとおりだったら、このプランって孤立から抜け出すために演じてる芝居なの?」

めぐみ「ううん、いくら何でも…芝居だったらいつかはバレるのよ?その時は、叶花は孤立どころか「自分が存在している意味」すら無くなるから、落ち込まないように必死に耐えてるの。他に良い方法があるのなら、そこまで無理はしなくてもいいけれど、現状では「落ち込んだ姿を誰にも見せない」位しかないの。でもね、それが当たり前になってきたら、もう1段上に登らないと単なる「精神異常者」の位置から抜け出せられないのは…まこちゃんも、ちさとも判るよね?」

…そうか。叶花は単なる「キチガイ」にならないように、這い登っている存在なんだ…。そして…今、叶花とそれを取り囲む私達がここに居ることも、口論を続けているのも、叶花が這い上がるため…ううん、キチガイのレッテルを貼られない為の作戦…それどころか正気の沙汰とは思えないけど、自分自身を支えるための本気の政策なんだ…。「障害者」であることを理由にしない為に、ここまで情報を張り巡らせ続けていたんだ…。
でも…ただでさえ辛いのに……何でこれ以上辛いことを続けなくちゃいけないの?…もし私が叶花の立場だったら、絶対に耐えられないよ。それなのに…私はここから逃げ出そうとしていたんだ……。これでもし私が逃げ出していたら……叶花の立場はない。

…叶花はどうしてそこまでして、辛さに耐え続けなければいけないの?

……あ、堪えていた筈だったのに、やっぱり涙が出てくる……。
……でも、どんなに泣いても、私はここから逃げちゃいけないんだ……。

叶花「なぁ、めぐみだったらすぐに答えが出ると思うが、何でアメリカ人が「OK」と「sorry」をあまり使わないか…ちさとに教えてあげてくれないか?あたしが答えを言ったら、さすがに過度の感情失禁※になるだろうから…」

めぐみ「ちさとは…守ることがちょっと難しい時には「はい」って即答出来ないよね?」

ちさと「……うん」

めぐみ「自分が一方的に悪いのなら素直に謝れるけど…相手にも問題があった時は謝りたくないよね?」

ちさと「……うん」

めぐみ「それなら…ちさとだったらどうやって対処する?…ゆっくり考えてもいいからね」

ちさと「……うん、そうする、グスッ…」

叶花「さすがにめぐみは、飲み込みが早いな。…大したもんだわ」

めぐみ「だって、早く覚えて終わらせたい、って思うんだったら、どうやって理解をすればいいかは判るわよ。私も…元は叶花の門下生だし…」

真琴「え、めぐちゃんもこうやってパパに教えて貰ってたの!?」

※感情失禁とは、自分の理性で思考を留まらせることが出来なくなり、感情・表情・行動などが意図せずに溢れだしてしまう状態を言う。

【沙奈】 SDHC16GB class10を比較してみた

本日届いたのが、「Trancend SDHC 16GB class10」です。

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以前に、レキサー・メディア「Lexsar SDHC 16GB class10 200x PLATINUM II」を購入しましたが、

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同じ容量で、同じ速度の表記がされているから調べてみました☆
ベンチマークテストは、CrystalDiskMark 3 Shizuku Edition
http://crystalmark.info/Shizuku/ 
を全く同じ条件で調べて見ました。

【トランセンドの場合】
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【レキサーの場合】
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<総評>
連続記録は、ULTRA7かつUSB3.0でも使わない限りは、大差はありません。ただ、一気に書き込むことを考えたら、レキサー・メディアのほうがやや有利です。

ところが、ある一定以下の小分けしたファイルを連続で送る場合は、明確にトランセンド・ジャパンのメディアのほうが有利です。

なお、トランセンドの場合は無制限で修理・返品交換をして貰えるので(データこそは消えてしまうが)安心感があります。但し送料は「元払い」なので、どの程度お得なのかは判りませんが、本日(2013/12/12)現在では、AMAZONではトランセンドのほうがやや安価です。

また、両者ともフラストレーション・フリー・パッケージ(FFP)なので、家電量販店では取り扱いをしていません(店頭価格は3倍以上)ので、アマゾンで買うほうが確実に有利です。

もし、カード認識はすれども、データの一部が破壊して読み出せなくなった場合でも、「RecoveRX」(フリーソフト扱い)
http://jp.transcend-info.com/support/DlCenter/DLSoftware.asp?SID=4
で、かなりの高い確率で復元が可能です(ちなみに200枚超でも全て復元に成功しました)から、ご安心下さい。

更に「SD Association」から「SDフォーマッター4.0」
https://www.sdcard.org/jp/downloads/formatter_4/
がWindows/Macintoshの両方のOS向けで配布されていますので、先ず最初にこれでフォーマットしてから、デジカメで再度フォーマットすると、互換性が上がりますので、是非使ってみて下さいませ。

ということで…余程の高画素でない限りは「有意な差が認められない」ので、動画でも扱わない限りは、どちらでも良いでしょう(動画の場合はレキサーの方が有利)。

以上です。

【真琴】 真琴とちさとの口論(喧嘩)の行方(3)

まさかのめぐちゃんの登場で、しかも…お風呂あがりに、パパがいるにも関わらず、全裸で下着を取りに来る。そして、ショーツだけ履いて、台所へそそくさと行き、缶ビールを2本持ってきた。

私達の口論は、止まったままだ。

めぐみ「はい、叶花の分」

叶花「う~ん、有難いのは確かなんだけど、保護者として2人の口論を静観しないといかんだろ?」

めぐみ「逆よ、逆。叶花が本音を言わないと、二人の意見が集約しないわよ?」

叶花「…ん~、あたしが本音を言ったら大騒動になりそうなのだが?収集がつかないことになるだろう?」

めぐみ「その可能性はない訳ではないけど、叶花の心の内面を示さないと何も進展しないわよ?」

事実、二人はまた沈黙に陥っている。ならば…こうけしかけるか。

叶花「もし叶花が「太陽政策」が上手くいってるって思って、一種の催眠術かトリックに引っかかってドヤ顔になってたらどう思うよ?」

真琴「…パパの性格からして、それはありえない」

ちさと「ドヤ顔と深層心理は別物でしょ?」

叶花「じゃぁ、叶花の望んでいる生活って何か判るか?」

真琴「一家団欒」

ちさと「障害ということに対しての、バリアフリー化した生活」

叶花「…やたらに難しい表現になってるなぁ。ま、本音としてはそれが一番理想的。でも、全てが理想通りになるハズがない」

真琴「じゃぁ…パパの太陽政策はあり得ない事を達成させる為なの…?」

叶花「いくらあたしでも、そんな手品のようなことは出来ないわ」

ちさと「それじゃあ、自傷する為の茶番劇じゃない!?」

叶花「ある意味、ちさとの言うことは正解に近いな」

真琴「…そうまでして茶番劇を繰り広げる理由が判らない!」

叶花「そう簡単に判ったら、叶花の政策は失敗だわ」

ちさと「…要するに、家族を騙してるってこと?」

叶花「騙してはいないよ。あくまで、叶花の明るくてフレンドリーな一面を見せているだけ。それにくたびれたら、部屋にこもればいい。それだけのことさ」

真琴「でも…最近はパパの落ち込んでるパターンは見てないよ?」

叶花「それは真琴が見ていないだけのこと。第一、そんな面をさらけ出したら、真琴だって困るだろう?」

真琴「それはその通り何だけど…」

叶花「それとも、家出をして必死に探している叶花を見たかったのかい?」

真琴「…そうじゃなくて、落ち込んでいる姿を見たくなかっただけのこと…」

叶花「落ち込まない人間は、存在しないだろうが?」

ちさと「でもさぁ、精神障害を負ってる所に落ち込むようなダメージがあったら、取り返しの付かないことになるでしょ?でなければ、こんなに長い間、障害に悩ませている訳ないじゃん!?」

叶花「あたしに言わせれば、二人の答えは一般論かつステレオタイプな思考にしか見えないわ」

ちさと「ステレオタイプ…?」

叶花「要するに、「この素因があったら、必ずこうゆう精神状態になる」っていう決めつけ。精神障害は千差万別だよ」

真琴「…じゃあ、パパの行動は、ステレオタイプの裏を書いた…ってこと?」

叶花「ま、それも正解の1つだな」

ちさと「まだ理由があるの!?」

叶花「そりゃそうだ。単純に解かれるような思考過程だったら、太陽政策なんていう極端な事は出来ないだろう?現に…家族も解釈に困ってる、もしくは「うつ病型統合失調症」と「関節リウマチ」であることは、かなり大きく忘れられてる。ま、あたしにしてみたら大成功、ってことになるわ」

【ちさと】 真琴とちさとの口論(喧嘩)の行方(2)

【ノンフィクション】

わたしとまこちゃん、向かている方向は同じなんだろうけど、何故か相容れない。その理由を考えてみた。
…先ずは私のメモ書きが発端だ、。勿論、嘘は言っていないし、でちゃんと理由がある。もしかしたら…もっと具体的に書いておいてもよかったと、今では後悔している。
だけど…ここでまこちゃんが怒っても、半ば強引に考えを変えさせても何も変わらない。

私達の発言は、恐らくどちらに対しても、お互いが叶花のことを最重要に考えていることは、間違いはない。強いて言えばアプローチの手段が正反対であること位だろう。当然、どちらの意見も私利私欲が含まれていない。

そして、私がメモを書き置きで伝達したに過ぎないし、最初に口火を切ったのがまこちゃんだ。 私は、こんな険悪な雰囲気にするつもりはなかった。だけど、まこちゃん…やっぱり「帰れ」とか「家出する」はいくら何でも言いすぎだよ。感情に任せて言ってしまったのかもしれないけど、言っていいことと悪いことがある。でも…どう切り出せばいいのか判らない。

まこちゃんの目も困惑していて、私と目が合うと、すぐに反らす。それは私もだ。軽く天井を見上げると、蛍光灯だけは私達を明るく照らしている。そんな沈黙が続いている中、叶花が一言だけ言った。

叶花「USAではな、YESとNOはよく使うが、OKとSORRYはあまり使わないんだな…」

私もまこちゃんも、その意味を必死になって考える。でも、まだ答えは出てこない。短いけど、とても難しい…。

また沈黙が続くが、今度は無心ではなく、理由を見つけるためにじっくりと考えている。…なかなか答えが出ないなぁ。

まこちゃんはどうなんだろうと、ちらと向いたその瞬間、目を大きく見開いた。

真琴「…私達、誰のために口論しようとしているの?」

ちさと「もちろん、叶花の為に決まってるよ」

真琴「じゃあ、その叶花が「太陽政策」をしていた上での評価は?」

ちさと「想像以上に効き目があることは評価出来る。でも、この先の効き目は未知数だし、評価は今よりも高くならない」

真琴「…ここまでは、私達の意見は一致してる。つまり「YES」なんだ」

ちさと「問題は、その次から。まこちゃんは、叶花が納得の行く所まで見守る、それに対して私はいますぐにでも止めることを主張している。もしまこちゃんの言うとおりだったら、叶花っていう人間は壊れる」

真琴「…もし、ちさとの言うとおりに続けたら、パパは鬱々とした生活に戻るか、悪化するかのどちらかしかない」

ちさと「でも、叶花はどうゆう生活を送って行きたいかは、一言も言ってない。そして、聴いても多分答えない」

真琴「でも、それを私達が決めるのは間違ってる。ならば、パパが納得いくまで続けさせてあげないと、誰かが強く干渉した…ってことになる」

ちさと「叶花は、この生活を続けたいのかどうかはまだ一言もいっていない。ならば決めあぐねているのだったら、誰かがブレーキ役にならないと、自分が壊れるのを覚悟してでも続ける。そして、一度壊れてしまったものは、容易には戻らない」

真琴「仮に…続けていっても、パパ自身が壊れてしまうという理由はどこにもないでしょう?」

ちさと「現にあり得ない行動を起こしたことで、叶花は口には出さないものの、心の中は限界に近づいているでしょう?」

真琴「限界=自滅、にはならないでしょう?人間の防衛本能が備わっているのだったら「乖離」って選択もあるでしょ?」

ちさと「それは「乖離」じゃなくて「現実逃避」って言うんじゃない?」

真琴「もし現実逃避だったら、パパは何を起こすか判らないでしょう?乖離であれば、パパは必ず逃げ道を見つけ出せる!」

ちさと「じゃあ、あくまでも「現実逃避ではない」って言いたいのね?」

真琴「逃避したって、何の解決にもならないでしょう?」

ちさと「じゃあ、乖離するっていう理由はどこ?それと「乖離」ってデメリットもあるでしょう?」

真琴「別に「乖離=支離滅裂」じゃないでしょう?それに、現時点でも乖離が始まっているのだから、理由以前に観察すれば判るでしょう?それとも…パパは好き好んで笑顔や優しい声を使っているって考えてるの?」

ちさと「もしそれを乖離と言うのだったら、統合失調症になった時点で、既に乖離してるでしょ?」

真琴「統合失調症だからと言って、みんなが乖離を起こしている訳じゃないでしょう?」

ちさと「じゃぁ、まこちゃんが「乖離」って言うのだったら、その時点で決め付けなんじゃない?」

真琴「ちさと、そんなに人の揚げ足を取るのが楽しい?」

ちさと「私は客観的事実として、正直に言っただけのことなんだけど?」

ガチャリ

扉が開いた。あ、お姉ちゃんだ…って、何、その格好!?全裸で首にバスタオルをかけただけ!?

めぐみ「へぇ、何か難しい話をしてるわね。あ、叶花ぁ、お風呂ごちそうさまでした」

叶花「入浴剤の「利き湯」は効果あったかい?」

めぐみ「うん、肌がスベスベになったわよ」

叶花「そりゃよかった」

ちさと「何でお姉ちゃん、叶花が見てるのに平気なの!?」

めぐみ「え?別に叶花も平気な顔をしてるでしょ?」

ちさと「…確かにそうだけど…、家ではパパの前でそんな格好はしないでしょう?」

めぐみ「ん?パパが「はしたない」って言ったから、パパの前では下着くらいはつけてるけど、別に叶花は何も言わないでしょ?」

叶花「だな。まぁ、風邪を引きそうな位の寒さだったら、これでも羽織れってバスローブくらいは渡すが?」

まこちゃんは、特に不思議そうな顔はしてない。…あれ?気にしてるのって私だけ?

ちさと「…叶花、まこちゃんの場合はどうなの?」

叶花「まぁ、下着くらいは着るが…別に全裸で鉢合わせても、特に隠すこともないぞ?それにうちの一族って基本的には大っぴらだからなぁ」

ちさと「…そうなの、お姉ちゃん?」

めぐみ「うん。特に産まれた長子だとその傾向が強いよ」

あ、お姉ちゃんが棚を探ってる。あれ?首を捻ってる?

めぐみ「叶花ぁ、私の下着と服はどこ?」

叶花「あ、ちさとも使いたいって言ってたから、めぐみのはボックスごと一段上に上げたよ。…場所的に不満?」

めぐみ「ううん、妹ともども、どうもありがとう♡ わぁ、本当に棚ごと上に上げたんだぁ。下着と上着の位置がそのまんまだ~」

叶花「その方が使い勝手がいいだろ?」

めぐみ「うん。叶花らしい気の利かせ方だね~」

お姉ちゃんは、とりあえずパンツだけを履いた。…恥ずかしいって思わないのかなぁ? そういえば…そもそも「恥ずかしい」って何だろう?解釈が難しいなぁ…

ちさと「あれ?お姉ちゃん…ブラジャーつけないの?」

めぐみ「家でまでつけてたら、成長しなくなっちゃうでしょう」

と、言いながら首から下げていたタオルで髪の毛の湿り気を拭きとっていく。本当は、おっぱい丸見えだけどいいの?って聞きたかったんだけど…答えは、それがどうしたの?位だろうからやめた。

【叶花】 真琴とちさとの口論(喧嘩)の行方(1)

【ノンフィクション】

勉強会は終了した。
早速、睨み合いを始めた真琴とちさとだったが、こう頭に血が登っている状態では、まともな口論にならない。それどころか、空腹で休みなしな状態では、単なる喧嘩になってしまう。

それでは、さすがに答えは出るまいということで、二人の手を掴んで…

叶花「口論は一向に構わないが、その前に飯でも食わなきゃ口論が続かないだろ?」

と、強引に近所のとんかつ屋に連れて行った。途中の道すがらは、当然何も語らず、お互い無視を決め込んでいる。これが当たり前の反応だ。沈黙がなければ、先走った言葉しか発しないのは誰でも判る事だ。しかし、実践できる人間はそういない。

ならば、沈黙の機会を与えるのは親の役目であり伯父の役目だろう。

店内では、敢えて隣同士で座らせた。もし対面で座ったのならば、目を合わせるのを避けて、折角のとんかつもまともに見ない事になる。さすがに、それでは空腹感は解消されても、食べることによる充実感は得られない。

叶花「2人とも好きなの頼んでいいぞ。あ、値段は気にしなくてもいいからな」

真琴「…ヒレカツ丼」

ちさと「ロースカツ定食」

食べることについては、特に抵抗は無いようだ。もし、あたしの「太陽政策」が気に入らないとか言うのであれば、無難な物しか選ばない。その点、明らかに一味違うもの、自分の好物を選べているから、差し当たっての問題はないだろう。

…とはいえ、この異様な緊張感はいくらあたしでも微妙な気分だ。2人は恐らく「自分達の意志の齟齬(そご)」で反目し合っている。しかし、その原因となる当事者は、他の誰でもない、このあたしだ。

叶花「生1つとソースカツ丼」

ちさと「…昼からビール飲んで大丈夫なの?」

叶花「ま、たまにはいいだろう。お天道様も許してくれるさ」

ちさと「「おてんとさま」って何?」

真琴「…太陽」

真琴は、一瞬だけ勝ち誇ったような顔をして声に出すが、すぐに元の仏頂面に戻る。反目こそすれども、取り付く島もない、という訳ではないようだ。しかし、こうストレスが溜まるのは、さすがのあたしでもどうにもならない。ジョッキ半分ほどを一気に飲む。

真琴「…パパ、その飲み方はよくない」

叶花「喉と心を潤すには、こうゆう飲み方もありなんだよ」

真琴「…ふ~ん」

しばらくして、注文したものが届いた。二人は無言で箸をつけようとしたが、

叶花「こら、食べる時は「いただきます」位は言いなさい。作った人に失礼だろうが」

こう抑止した。とりあえずは2人とも一度箸を止め、ちゃんといただきますをした。もっとも、基本的なことを忘れている位だから、心中は決して穏やかではないのが丸わかりだ。
後は無言で食べ続ける。ここまでは想定済みだから、特に咎める必要はない。そしてあたしが言える言葉はこの程度だ

叶花「よく噛んで食えよ~」

正直、ジョッキ1杯位では、酔えるような精神的状況ではない。とはいえ、真っ昼間から2杯目を頼むのはどうかと…。それに、家に戻ってからの口論(喧嘩)を見届ける為には、一切感情的になってはいけない。ならば、いくら安いとはいえ、ビールはここでストップだ。

二人は食べ終えたようだ。そして、あたしの顔を凝視してから、先程の説教を受けてか、おとなしく「ごちそうさま」と言った。まぁ、普段怒ることはあまり無いのだが、礼儀くらいはまともに躾けられないようでは、さすがに保護者としては失格だ。

そして、会計を済ませて店から出た。「値段は気にしなくてもいい」とは言っておきながら、内心…また、随分と高いのを頼んだもんだなぁ、と言った所か。ま、可愛い娘と姪の為だったら仕方がない。そして、定型文を作っておいたメールをコッソリとめぐみに送った。実は、これで今日3回目のメールだ。内容は…まぁ、書くまでもない。この後の結果で、全て判明するからだ。そして、すかさず返事があった。…これで準備は整った。

そして、家に到着する。

「ただいま」

娘も姪も、さすがに説教が効いたようだ。
そして、部屋の扉を開けると、そこにはゆっくりとお茶を飲んでいる、セーラー服姿のめぐみが座っている。

ちさと「え、お姉ちゃんどうして!?」

真琴「…パパ、何か企んでるの?」

叶花「いんや、めぐみはただ見届けるだけだよ。加勢もつっこみも入れない。あくまでも第三者だ」

めぐみ「そういうこと。早退して、さっきお弁当食べ終えた所」

叶花「ま、別に他意はない」

娘と姪は、何か怪しげな目線であたしの顔を見ているが、当然はぐらかすでも知らんぷりでもなく普通の顔だ。本来であれば、真琴とちさとは喧嘩をすることはない。非常に珍しい光景であるのは確かだ。めぐみも、どんな喧嘩をしているのかと言う好奇心もあるだろうが、ただそれだけではない。もし、あたし1人が仲裁人になっても、どういう形にせよ立場的には真琴にとって有利になってしまう。そこで、めぐみが立ち会えば2人はほぼ公平になる。

そして、真琴とちさとをちゃぶ台に対面で座らせる。めぐみは、万が一を考え、さりげなく湯のみやマグカップを床に添えてあるお盆に置いた。

PPPPPPP

めぐみ「あ、お風呂が湧いたから入ってくるね。体育の後だから汗臭くて困っちゃう…」

そして、お盆を持って部屋から出て行く。真琴とちさとは不思議そうな顔をしている。そしてあたしは、窓際の椅子に腰掛ける。もちろん、何も言葉を発しない。どちらかが口火を切れば、口論は自然に始まるだろうし、あたしは特に何も言う必要はない。

【叶花】 「叶花」の名前の読み方について&由来

本名は…まぁドメインで逆引きしたら一発で判ってしまうので、それはさておき…

叶花のフルネームは「上原叶花」うえはら かのか、です。
叶花を「かのか」って読むのはやっぱり難しいですよね。

どうも、自己紹介不足&難読なものばかり並べてゴメンナサイorz

と、言うことで当然娘の「真琴」はフルネームで、上原真琴です。
複数ユーザー…「さななねっとぷろじぇくと」でブログを書き続けているので、かなぁり困難な構成になってしまっていますが、ぷろじぇくとは6人構成です。

【メンバー詳細(沙奈を除いて年齢順)】

・来宮沙奈(きのみやさな):6/13生。このぷろじぇくとの会長、即ちCEOです。年齢は18歳。単に「さなな」と呼ぶと彼女もしくは、その代理を丸ごと指します。うちの一族の後継者1位なので、当主になります。

・上原叶花(うえはらかのか):10/12生。唯一の成人年齢なので、保護者かつ社長です。年齢はナイショです。仕事は色々と変遷するので、これと言ったものはありませんが、便利屋な事だけは確かです。

・藤代めぐみ(ふじしろめぐみ):6/18生。叶花の姪で、ちさとのお姉ちゃんです。年齢は18歳。このぷろじぇくとの中では最高技術責任者なブレインです。叶花と同じく、上級救命技能者に認定されています。

・上原真琴(うえはらまこと):6/10生。叶花の娘で、めぐみやちさとは従姉妹にあたります。年齢は14歳。基本的に温和で無口な方なのですが、怒ると怖いです。やはり叶花の門下生で成績は非常に優秀です。結構モテるらしいのですが…自覚はありません。

・藤代ちさと(ふじしろちさと):6/11生。叶花の姪で、めぐみの妹です。桃色爆弾の異名を持ちます。年齢は14歳。叶花が勉強を教えているのである意味門下生なのですが…本人曰く「叶花の彼女」なんだそうです。

・上原あすか(うえはらあすか):1/10生。叶花の「隠し子」だったのですが公表しちゃいました。年齢は9歳。お姉ちゃんたちに色々と面倒を見て貰っているので、叶花の出る幕がありません…。ハンネで名前を「飛鳥」か「明日香」で迷ってしまったので、平仮名のままです…。

なお、ハンネの由来は、沙奈は「来宮神社」の氏子だからこうなりました。
叶花は、宝塚歌劇団の月組の某娘役から取ってます。上原は「代々木上原」から取ってます。
めぐみは「麻丘めぐみ」が由来です。なお藤代は、旧・茨城県藤代町(現在は取手市と合併)からです。
真琴は、名前の響きが良いので「川本真琴」からです。名曲ベスト10を挙げたら、「桜」は間違いなく入ります。
ちさととあすかは苗字以外は、由来がありません。ひょっとしたら本名?と匂わせておきます。

こんな感じになっています。もしご質問がありましたらどしどしお待ちしております。答えられる範囲でしたら、隠してもいつかはバレますのでご遠慮なくどうぞ♪

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