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【百円均一】 優秀なカードリーダライタ→危険すぎで却下。

以前紹介したSDカードリーダーですが…

http://sanana.jp/cgi-bin/diarypro/archives/336.html

これ…百円の価値もなくなりました

このメインマシンは、実質「全てのカードを読み込める」という環境になっていますが(例えばスマートメディマを持ち込まれても困らない)、最初は「殆どの写真の委託ってSDカードだよな?」と思いながら、DAISOで買った百円均一のSDカードリーダを、何の疑問も持たず使っていましたが、ある時からUSBデバイスの脱着音が頻発。挙句の果てに、Blu-rayドライブへの書き込み準備をしだす始末。

「あ~、こりゃ人から頼まれたカードを使うのは危険だな…」

と、テストがてら、あたし達のみで使うSDカードを使って様子を見ていましたが、正直「USBの脱着音が鬱陶しい!!」になって、さすがに元のカードリーダライタに戻すことも考えていいな…と、思っていたところ、トランセンドのメディアが悲鳴を上げ「ルートドライブでの構築はもう無理だから「サブフォルダーに、壊れる可能性、もしくは既に壊れた可能性のあるファイルを移動します」にまで言われたら…さすがに、信頼のあるトランセンドのカードでも無理…ってことは「ダイソーのあれの信頼性は全くないな」と判断。

実は、前のカードリーダライタは基板も引っ張った形で真っ2つに破壊。「ありゃ、使い方が悪かったかねぇ…まぁ、ベンチマークテストでは、十分過ぎる速度を達成してたし…」と、お人好しにも色違いの同じ商品を購入。で…この始末。さすがにお人好しにも程があるねぇ、って珍しく反省。

ただ…返品するにも「明確に壊れた」ではなく「信頼性が全くない」じゃぁ、店にしてみたってほいほいと返金に応じるとは思えないから、とりあえずは動態保存。

で、これがその商品。

ファイル 545-1.jpg ファイル 545-2.jpg
という訳で「microSDカードリーダライタ」は全く問題がないけど…普通のSDカードリーダライタはamazonとかで安いのを探したほうが何百倍もマシだよ?というお話で…。

ちなみに、データサルベージは成功したので、実害はありませんでした。でも…普通はそんなツール、使わないよ???

「eneloop」をデコるとこうなった

※真似をしようという方は【但し書き】を必ず読んで下さい※

ファイル 544-1.jpg ファイル 544-2.jpg

電気系でいけば、差し当たって萌え線だとこの2人は外せない、ということで、ちょっと面倒な部分もあるけど細工をしてみた。デコるんだったら「ただ貼ればいんじゃない?」と思われそうですが、そんなあなたは甘い、甘すぎです!!

実は…コレを作るのに最低でも15,6枚は失敗してます。コストを考えたらあり得ない量の失敗なのですが、それでも何とかしなきゃ…な理由があります(判る人には、一発で判るww)。

さて、先ずはプロトタイプで作成してみたのですが…

「あれれ?円周方向が5mm足りない!?」

な結果。ゆとり世代で円周率が「およそ3」て言うのならありえる誤差なんですが、目標は当然「離れず・重ならず」。5mmどころか0.5mmでも失敗扱い。言うまでもなく「直径×3.14」で必然的に縦方向は決まります(なお、実際に使った数字は、3.141592)。カッティングミスは一発でアウトだから、ゴミ箱行き。でも、クリップボードとカッティングシートを組み合わせれは、普通は外さない(敢えて、印刷時にフチを描画させて、カッターナイフの刃はなかなかの高級品でも、2つ切ったら折って捨てる、の繰り返し)。

何が難しいかというと、コーティングする必要があるからなのです。もしコーティングしないと、電池のハウジングで擦れて一発で印刷がおしゃかになります。eneloopの特性上、出し入れをするものなので耐久性が必要なのですが、分厚いとハウジングに入らない事もあります。その為に、極めて薄いOPPをフィルムとして貼り付けて使うのですが、わずかでもズレるとシワが入ってしまうので、その時点で容赦なく廃棄が決定。

幸い、下地が紙なので空気の泡は入りませんが…(入っても紙の中に逃がせることが可能)、スマホの保護フィルムの1/5以下の薄さともなれば、そもそもの環境と工具が大切になります。

ピンセットやらグリッド付きの台で水平垂直を保ち、適度な速さでバランスよく引っ張れば、コーティングは何とか完成します。あ、もちろん、印刷後はしっかりと乾燥させて下さいね。

その結果、デコラッピングは何とか完成。

さて、実はこの後で失敗したら、全ての苦労が水の泡になります。電池とゆう曲面に、平らなラッピングを貼るのですから、もし開始点と終端がどんなに許容しても0.2mm左右差しか許されません、一応貼り直しは出来なくはないのですが…剥がす時にシワが出来てしまうので、結局は1からやり直しです。

そういう性質なモノなので、思いついたとしても…失敗者が続発するので、あまりこの事例はありません。また、欠点もあります(これについては後述)。

それでもこの作業を行った理由は…「Panasonic」のロゴが必要ないという、それだけの理由です。なお、ロゴのトレースそのものは、慣れている人だったら、proの場合でも15分以内です。その代わりに一度パスを切ったら、後の加工・合成には非常に有利になります。さて、技術的な点はクリアしたので、早速貼り付けです。

ただ、紙はどうしても始点/終点とも両面テープと用紙の都合上、どうしてもわずかに浮き上がります。そこで、接合点だけは別の
OPPで引っ張りながら押さえつけます。
ファイル 544-3.jpg

はい、これで完成です。まぁ…自慢なり何でもしても構いませんが…、これだけは「絶対に」行わないで下さい。

【但し書き】

不用意に「急速充電」は行わないで下さい。気温が10℃程度ならいいのですが、それを超えると「充電時の発熱に対する放熱」が出来なくなってしまいますので(破裂して液漏れをすることがある)、出来る限り「通常充電」を強くお奨めします。
(どのみちデジカメ用途で4~8本デコったら、どれだけの失敗量になるかが判ると、余程の根性がなければ有り得ないと察しますが…)


なんか変な日中~その(10)

これで私の気持ちは決まった。出来ることも判った、そして口から出しにくい言葉を後押しできる方法も。

ちさと「ん~、よしっ!!グビグビグビ…」

叶花「ち、ちさと?飲むなとは言わないけど…一気飲みはさすがに…」

ちさと「トイレとおつまみ取りに行ってくる!!」

叶花「…は?ちさと…何か考えてたと思ったら、いきなり妙な挙動に移してるし…何を考えたのか?それとも…今更の後悔…?」

<居 間>

ちさと「叶花の眠剤と精神安定剤は「コレ」だよね。飲み方、効果のある時間、毒性…信じられないくらい細かく書き込んであるけど、逆に私の手段としてはあまりに有用だ※。

ならば、これとこれとこれと…錠数は多いけど、相互作用は…殆ど問題なし。量を超えたら、多分丸1日倒れこむように寝てる※ことになるだろうけど…これだけ丁寧に飲み方がまとめてあれば、倒れっこないでしょう。全部プチプチと出して~、小さいドーナツに埋め込む!!

これと、ビールもう2本と、缶チューハイ2本と、ついでに一緒に飲めるように強い酎ハイも2本と、ブランチにもなりそうなスフレとドーナツと…あとは、重さのあるパン!!
叶花もまた…ここまで細かく書き込んで合ったら真似する人もでちゃうでしょうに…。

<叶花の部屋>

ちさと「たっだいまぁ~!おつまみとピール持ってきたよ~!」

叶花「おう、ありがとう!って何かトートバック大きくないかい?」

ちさと「あ、保冷効果が高そうだし~。さぁて、先ずは一口食べてから~」

叶花「ほほぅ、ドーナツかぁ…あれ?その白いのって…」

あ、やば!!早く食べて飲み込まなきゃ!!

ちさと「白いのぉ?お砂糖じゃないのかな?」

叶花「…ふ~ん、ってまさか…それで叶花の目をごまかせるとは思ってないだろうなぁ…?」

ちさと「え、ごまかすって~?さーてと、もう1本缶チューハイを飲も♡ グビグビグビ…」

叶花「ふ~ん、一気飲みねぇ…ま、20分以内で判るでしょ」

ちさと「はい、叶花にも、スフレとかドーナツとかアンパンもあるよ~♪足りなかったら、もっと持ってくるよ~」

叶花「じゃあ…全然後でいいから、何を飲み込んだかは説明してもらわんとなぁ?」

ちさと「ぐ、ゲフッ!ゴホゴホ!!」

叶花「ちょ、ちょい、喉詰まったか?穴違いか!?」

さすが、こうゆう時の対応は早い。すぐに、詰まりやすい場所から穴違いしそうな場所まで適切に叩いてる※。そして、すぐに上向きにして、気道確保を確認している。…あ、安心した表情に戻った。

叶花「まぁ、胃袋の方向にちゃんと落ちたからいいでしょ。さ、飲み物でも…って、トートバックの中にやたらとお酒類が多いけど?」

ちさと「叶花の為に500mlの2本持ってきたんだけどなぁ…」

叶花「まぁ、それは有難い。しかし、本数がやたらと多いのは何故?」

ちさと「台所まで行ってたら寒いのが判ったから」

叶花「…わかったよ。理由はもっともだから不問てことで…いいな?」

ちさと「…うん」

叶花には、多分完全にバレバレなんだろうなぁ…どうしよう?きっかけが掴みにくくなっちゃう…。あ、じゃぁ逆転発想で…

ちさと「そういえば…叶花ってグレープフルーツは駄目※なんだよね?」

叶花「ああ、薬と相性が悪いから、無効になっちゃうんだよ…」

ちさと「ほんの飲み物でもそうゆうのがあるんだぁ~」

叶花「そ。だからメジャートランキライザーとマイナートランキライザー※、まぁ要は「強い」のと「無難なの」は別の場所に管理だよ」

ちさと「そっかぁ…、気をつけないと危険だもんね」

叶花「そ、だからちさとが飲んだのは「マイナートランキライザー」の種類さ」

ちさと「…とぼけようかと一瞬思ったけど、叶花相手じゃ無理だね…」

叶花「安定はさせても、間違っても「精神を操作する」ものではないからね…。それに、種類は確かに多いけど、違うのは効き目の時間と効き目の現れる順序。種類は大して変わらない。面白いことに、睡眠薬として作られた薬が、実は精神安定のほうが効き目が強かったら「精神安定剤」逆だったら「眠剤」になる。だからこれらは「仲間」※なんだよ」

ちさと「じゃぁ…間違えちゃってもそんなに問題にはならないの?」

叶花「なる。人によっていろいろな特性があるから、必ず同じではないってことになるのさ。だから、医者も処方するのは試行錯誤だよ~。現実「お試し」もあるし(苦笑)」

ちさと「じゃぁ、仮にその系統に慣れてない人が薬を飲んだらどうなるの?」

叶花「それは、あたしが説明しなくても…もう10分もあれば自分で判るでしょう?」

ちさと「私…もしかして、とんでもないことしちゃった?」

叶花「ま、救護できる保護者が横にいれば何とでもなるよ。それに、誰でも判るような場所で管理した叶花も罪になるから、それで相殺※」

ちさと「…どうしても言えなかったことを、言いたかったから、薬とお酒の勢いを使っちゃったのに…でも、これっきりなら!!」

袋からざっと、度数の高い缶酎ハイを出して一気に飲み干す。でも叶花は止めないし怒らない…。

ちさと「…どうして、叶花は私を怒らないの?もし…大変なことだったら静止させるでしょ?」

叶花「じゃあ、静止かけたら行動を辞めたか?そもそも怒られることは判ってたんだろ?なら、何をどうやって怒るのかい?」

ちさと「…じゃあ、許してくれないの?」

あ、涙が落ちちゃった…。こんなところで泣いたら、反則だよね?

叶花「許すも何も、判っててやってるんだし、意味もなく無茶はしないだろう?叶花も、あまりにも精神的に落ち着かないと、容量を超えてることもあるけど、絶対に後悔する。慣れててもこれだからな」

あれ、涙が止まらない。ちょっとは怒られているんだろうけど、そんなに怒って見えない。でも何で泣かずにいられないの?確かに、私は悪いことをしている。仮に理由があるにしても…普通は強く怒られて当たり前…。あ、そうか…叶花は言葉じゃなくて、心の中のほうから理解が出来るように怒ってるんだ…。

叶花「とはいえ…折角だから理由があるのなら、ちゃんと聴くよ。ゆっくりで構わないから、いってごらん?」

ちさと「もし…私が「叶花を独占したい」って思ったら…どうする?

叶花「十分今でも独占してるんじゃないかい?」

ちさと「それは…そうだろうけど…上手に説明が出来ない…」

叶花「そか。じゃぁ…もしもっと飲めば言えるのかい?」

ちさと「…勢いがあれば言えると思ってた。確証はないけど…」

叶花「なら、もうちょっと飲みながら話してみる?」

ちさと「え…いいの?これって…度数が高いよ…?」

叶花「なら、フェアーに話すなら…叶花はこれでも飲もうかね…」

ちさと「…ウイスキー?」

叶花「そ。バーボン。ちなみに43%」

叶花はタンブラーに、茶色と琥珀色の中間の液体を注いでいる。そしてそのまま口を付けようとしている…。

ちさと「え、氷は…入れないの?」

叶花「じっくり飲むには、それが一番美味しいんだよ。何だったら1口飲んでみるか?」

ちょっと戸惑ったけど、こんな機会は滅多にないから手を伸ばしてみた。そして一口くちを付ける…

ちさと「ぐ!?か、から…ゲホゲホ!キツすぎて飲めない!!」

叶花「それが当たり前。口直しに、そっちの酎ハイでも飲みな」

ちさと「か、叶花の世界って思ってた何十倍も重たい…」

叶花「辛いのを飲んだ後に飲む滑らかで柔らかいのを飲むのってチェイサーって言うの」

ちさと「クピクピクピ…な、何か気持ちがフワリって言うか…この場所と時間がよく判らなく…ていうか私何言ってるんだろ?」

叶花「おおよそ薬、何を飲んだかは判った。早きゃあと10分もあれば眠るだろう…。急性症状が出てないから、無理に吐かせる必要もない量だし…」

ちさと「叶花ぁ、どうやれば私は叶花の彼女になれるの~?」

叶花「ああ、お互いが納得すれば十分だ。もっとも、めぐみや真琴が加勢してくれれば、すごく気は楽だがな。そして、親バレしてないし」

ちさと「叶花ぁ、やっぱHしたいけど赤ちゃん出来ちゃうかなぁ~?」

叶花「0とは言わんが、ある程度までは可能性は下げれるよ」

ちさと「叶花ぁ、ママにバレたらどうなるかなぁ~?」

叶花「あたしの責任だから、土下座でも何でもしてやるぞ」

ちさと「あ、ね…眠い。このまま眠ってもいいかな~?」

叶花「黙ってゆっくり寝てろ」

ちさと「あ~、叶花がそう言うなら寝てる~」

ZZZ…

叶花「さて、と予想は十分つくのだか、薬の缶を調べるかね…」

【叶花の気持ち】

デパスとハルシオンとマイスリー(悪用の可能性があるので数は書かない※)ね。2~3時間程度で目が覚める範囲だから、何も問題はなかろう…。お酒で飲もうという発想そのものは、およそ関心出来るような事ではないが…。

めぐみも真琴も、夕方頃まで来ないから助かったよ。
あ、ついでに玄関のちさとの靴は、部屋に隠しておくか…。

とはいいつつ、結果的には、言いたいことは殆ど言えたんじゃないかね?まぁ、Hに関しては、早い友達はとっくにしてる筈だし、もし「近親姦」を理由にしたら怒るだけだし、もしもの場合でも、ちさとの母ちゃん位だったら、無理矢理にでも説得出来るし…出来なきゃ家出でもしてくるだろう、そうしたら、妥協点が全く無いなら鍵を開けないだけのこと。もし、ご都合主義で甘い言葉で誘い出そうっていうなら、こっちにもとんでもない作戦くらいなら、いくつも持っている。

でも、いくら一人の可愛い女の子、とはいえ「姪」だ。これはどうやっても変わらない事実だ。隠せば何とでもなる、も嘘じゃない。極端な話「お互いの合意」があれば何も問題はない。さて…どうしたものかねぇ…。

あれだけ見せつけられたのだから、何も改めて見る必要はないのだが…小さい頃は何度も一緒にお風呂に入った…いや、意外と最近でも一緒に温泉に入ったな…どの位成長したのかを見たって、誰も怒りはしないだろう。一応エアコンの温度を上げて…

…ふぅん、綺麗な肌してるじゃん。体の線も、年齢相応のきれいな曲線だ。胸はちょっと控え目だけど、小さい、とまでは言わない位…か。柔らかくてかつ弾力があったのは、もう十分女性だ。さすがに眠っている相手の体に不用意に触れるべきではないから、見える外見のみで言えば、薄い陰毛…って感じで、子供の頃に見たのとは明らかに違う、柔らかい部分になっている。腿は、女性らしい臀部からの曲線が続く、立派な女性だ。

「幼さ」を理由に拒む必要は、どこにもない。色々と控え目でも、ちゃんと女性だ。

さて、ちさとが目を覚ました時に、あたしがすぐ横に居たら…多分幸せなんだろうから、あたしも布団に潜ってほんの軽く仮眠かな。

【叶花の気持ち、終わり】

ちさと「…んん、ん?はっ…眠っちゃった!? …私、いつの間に寝てるの!?あ、グラスは…ちゃんとテーブルの上に置いてある」

叶花「ん…目を覚ましたか。…おはよう」

ちさと「…うん、おはよう。…ていうか…本当にごめんなさい!もう二度とあんなことはしないから!!」

叶花「判ってるならば、これ以上怒らんよ。それに、ちさとの言いたいことは、多分、叶花の耳では殆ど聴こえたんじゃないかな。心の中も大体判ったし…」

ちさと「…え?私…どこまで言っちゃったの!?全然覚えてないよ!!」

叶花「それが眠剤の一番怖いところなんだよ。完全に記憶を無くす…って訳ではないけど、大体のことは忘れちゃうのが普通。だから、気軽に飲めないんだよ」

ちさと「…それで私、どこまで話したの…?」

叶花「求めてることの殆どは言っちゃった、って感じだったよ?」

ちさと「…そっか。だったら…叶花を困らせちゃうだけだから、もう…あんまりここには来れなくなっちゃうね…」

叶花「ん?あたしは何も拒否をしてないけど…何か問題でも?」

ちさと「…え!?…ええとぉ、私は…どう受け止めればいいの?」

叶花「全く言葉の通り、だけど、何か問題でも?」

ちさと「じゃぁ…「OK」ってことなのかな…?」

叶花「正しく言えば「NO」っ言う理由がない、ってことかねぇ」

そして叶花は、私に微笑んだ後、テーブルの上のタバコを取って吸い始めた。あ…叶花のこの吸い方は「全てを受け容れる」時の仕草だ。…そっか、叶花にも覚悟が必要だったんだ。私って、バカだなぁ…。自分一人で「どうしよう!?」って考え続けていたけど、叶花もじっくりと考えていたんだ…。そうじゃなかったら、叶花のを咥えた時点で拒んでたハズ。それで拒むどころか…、もう叶花の中で答えは出てたんだ。

そして後は、私が後悔しないように、ゆっくりと待ってくれていたんだ。

※麻薬及び向精神薬取締法で、管理者及び使用者に罰則が適応。
※如何に長期型睡眠薬だっだとしてもこのような眠剤は存在しない。
※穴違いの取り除き方「誤嚥をした場合の叩打法」と言う。素人では難しい。
※高脂血症に使われる「スタチン(代表例:ローコール・リピトール)」はグレープフルーツ・スウィーティーと同時に食用(服用)すると薬効が一切無くなる。
※ベンゾジアゼピン系はマイナートランキラーザー、それ以外の向精神薬はメジャートランキラーザーとされる。但し抗うつ剤などの神経伝達物質を受容体で遮断するものは、いずれにも含まれない。
※これも麻薬及び向精神薬取締法違反で管理義務違反として適応。
※いずれも超短期型睡眠薬(=睡眠導入剤)とされるが、デパスのみチアノジアゼピン系で筋肉萎縮緩和剤にも適応されるため、一般では眠剤や向精神薬や睡眠導入剤以外でも適応させる。なお、この3つは効果の発現時間が短すぎるため、いずれも悪用には不向きである。

なんか変な日中~その(9)

叶花は、明らかに躊躇がある。多分、内情を誰かに話せれば、3種類の答えになるんだと思う。

「好きな人が相手なのだったら、何もためらう必要はないんじゃないかなぁ?」
そう答える友達は、、誰かを愛して、そして愛されている。

「相手は血縁なんだよ!?ちょっと冷静に考えればおかしいのは判るでしょ!?」
そう答える友達は、自分と血縁を比較したら、有り得ないのだろう。

「後悔したくないならしなきゃいいし、それでも好きなら仕方ないんじゃない?」
そう答える友達は、、何がリスクになるかまで考えてくれた。

おおまかに分ければ、多分この3つ。どの答えでも私は「いい友達を持ったなぁ」って感じるし、しっかりとその「意味」を考えるのだろう。でも、私は一言も友達にはそんなことを尋ねたことはない。というか普通は尋ねられる筈がない。その位まであり得ない関係なんだろうと判っているから。

でも、叶花の答えは、YesもNoも言わないけど明瞭だった。なに一つ、逃げの言葉は使っていない。私の意思を尊重してくれている。そして…心に突き刺さるほど、現実を上手に説明してくれている。もし叶花の考えをちゃんとまとめていったら「No」なのだろう。

言葉の順番をたどれば
・好きと感じることそのものは何も悪く無い
・仮に3親等以内でも結婚は出来ないけど気持ちを封じる法律はない
・私が判断できる年齢であることはちゃんと認めてくれた
・立場的にはどうやってもYesは言えないけれど、嫌なわけではない

ただ、こんなに早い展開であっても、駄目という理由も、良いという理由も全て語っている。もしかしたら、叶花は今の展開までは判っていたのかもしてない。いや…確実に判っていたという方が自然だ。もしそうであれば私に求めているのは「覚悟」だ。

ちさと「あふ、ちゅぱちゅぱ、んんん、ちゅぱ……」

叶花「…ん、ん……」

ちさと「ちゅぱ…っ、んはぁ…。ねぇ、叶花ぁ?」

叶花「ん、何?判らないことでもあったのかい…?」

ちさと「ん~…叶花がどう思ってるのかが判らない…かなぁ?」

叶花「…ほとんど声を出さないから?」

ちさと「…何で、判ってるのなら、気持ちを声に出してくれないの?」

叶花「ここで「あぅ…気持ちいい~!!」って言うと思っているのなら、ちさとはまだ現実感がないんだろう?」

ちさと「…現実感?でも…こうやって握ってるし…咥えてたよ?」

叶花「ま…それは現実だね。でも…ちさとの心はどこにあるのかい?」

ちさと「心…?……あっ!判ったぁ!!」

私は…また布団に潜り込んで咥える。でも、今度はさっきと違う。さっきまでは両手でしっかりと握っていた。今の私は、片手は自分の柔らかい部分を撫でている。そうか…2人とも気持ち良くないと、感情が一方通行なんだ。

ちさと「ちゅぱ…くちゅくちゅ…ちゅぱっ…んはぁ…」

叶花「ん、んく…んあ…はぅ…ん…」

ちさと「ちゅぱ…くちゅ…ん、んあ!!?」

叶花の指は、私の柔らかい部分にするっと入ってきた。でも、さっきタンポンを入れた時とは、全然違う。何も抵抗がない。自分でも信じられない位…滑らかだった。

叶花「…はぁ、…口と手は…止めなくてもいいよ?それと…もし疲れたら…そんなに必死に動かそうと思わなくてもいいんだよ?」

ちさと「ん…。…ちゅぱっ、くふぅ…んん、んはぁ…ん、はぁ、くちゅ…」

叶花「ん…はぁ…んはぁ、はぁ、はぁ…、う…はぁはぁ、ん…」

何か…目が回りそうだ。頭が、真っ白になりそう…叶花の指は、ゆっくりと私の柔らかい部分を出入りして、一番敏感な部分を円を描くように撫で回して、またゆっくりと指を挿れる…。

ちさと「ちゅぱっ…ん、んはぁ…あぷぅ…んぁ…ん、はふぅ、ん…」

…どの位、時間が経ったか判らない。気持ちの良さと昂ぶりで、頭で考えられない…。出来ることは…ひたすら手と口を動かすことだけ。そして、叶花の指は、私の気持ちの昂ぶりを容赦なく持ち上げる。もう…気持ちが溶ろけそう。

叶花の咥えている部分の動きが変わった。伸び上がろうとしているだけじゃない。跳ね上がりそうな動きになった。叶花は、息を殺したような呼吸で、私の頭を持ち上げて、咥えている私の口を離そうとする。…でも、頭が真っ白になりかけていても…叶花の離そうとする手の動きに逆らって、多分今までで一番奥まで咥えた。

叶花は…殺すように抑えていた息を吐き出した。

叶花「…んはぁ…」

ちさと「!!!んご、ん、んふ~~!!」

私の口の中の脈動と同時に、私の口の奥…喉の方に、押し出すように…そして吹き出すように何かが流れこんできた。

もちろん、私はそれが何かすぐに判った。咽せそうになる喉の奥から、意識下か無意識にかは判らないけれど、私は少しだけ離すように、少しだけ浅く私は咥え方を変えた。はっきりと口の中に流れ込んでくる感覚が判る。

私は、ふと友達の言葉を思い出した。
「咽せて吐き出しそうになったよ…」
ああ、この感覚なんだ…。

そして、全ての脈動が止まるまで、私は咥え続けた。言ってたほど苦しくないじゃん…なんて、今更友達の言葉に付け加えたくなるような気持ちだった。

叶花は、慌てて私にティッシュペーパーを渡そうとしたけれど、無言で口を閉じたまま首を横に振って、ゆっくりと嚥下した。

「なんか、渋くて苦かったよ~」
なんて友達の話も思い出したけど、思った程じゃない。美味しいかどうかって聞かれたら…笑って「どうだろ?」って言いたい気分だった。もし、私が食通だったとしても、この味はどうやっても例えが浮かばない。
いつか味を聞かれたら、こう答えよう「美味しいかどうかは微妙だけど、幸せな味だったよ」って。

そして…最後に軽く咥えなおして、残りも吸って飲み込んだ。

叶花は、凄く心配そうな顔をしていたけれど、全然問題ないよ、って答える代わりに、今、私が出来る一番幸せな笑顔で返した。

そして叶花が何かを言いかけそうになる前に、私はイタズラそうな顔をしながら叶花にこう言った。

「ごちそうさまっ♪」

あ、折角持ってきてたんだからオレンジジュースも飲もう。幸せな味とは考えたけど、いつまでも味わっていたい?って言われたら答えに困るから、オレンジジュースが今の気持ちに一番ピッタリ。

そして、言葉に困ってる叶花の為に…もあるけど、すっと立ち上がって部屋から出て、台所に向かった。ぬるくなっちゃったオレンジジュースじゃ味気なさ過ぎたから、冷蔵庫から冷えたビールと酎ハイオレンジを取り出して、叶花の部屋の前まで戻った。

どんな顔をしてお部屋に入ろうかな~?

なんて、一瞬考えたけど…そんなの決まってるじゃない。幸せな顔だよ。

部屋に入って、叶花の表情を見ると…私の笑顔にホッとしたみたい。こんなに穏やかな叶花の顔を見たのは久しぶりだ。

ちさと「はい、ビール持ってきたよ。…そんな感じの気分でしょ?」

叶花「あ…ありがと」

ちさと「私は…これ飲んでいいかな?」

ってオレンジ味の缶酎ハイを見せた。これで「駄目」なんて言ったら、女の子の気持ち、全然判ってないじゃん、って言うところだけど、叶花はそんな意地悪なことは言わないって判ってたから、素直に見せた。

叶花「うん、じゃあ…たまにはお行儀の悪い事でもしてみようか」

ちさと「へ?お行儀…?」

叶花「ほい、誘い入れられてばっかりじゃ、あたしの立場無いじゃん」

って言いながら、私をベッドに誘い入れた。…おつまみ位は持ってくればよかったカナ?

叶花「それにしても…ちさとはオレンジ味が好きだなぁ」

ちさと「え~、叶花もしかして忘れちゃったの~?」

叶花「え?…う~ん」

ちさと「ドンカンだなぁ…。叶花に一番最初におねだりして買ってもらった物って、覚えてる?」

叶花「う~ん…あっ!ファンタオレンジだ~!!」

ちさと「だよ。…もし本当に忘れちゃってたら一蹴してたかもしれないけどね」

叶花「…うぁ、てゆうか思い出せて良かったわ…。でも、もっと高くていい物が「最初のおねだり」でもよかったのになぁ、なんて今頃になって思ってるんだけどね」

ちさと「う~ん、やっぱ叶花は女の子の気持ち、あんまり判ってないなぁ。もし、一番最初に買ってくれたのが1個10円のアメ玉でも忘れないし、もしその時とおんなじ色と味のアメ玉を貰ったら、嬉しいんだよ」

叶花「それ思い出せてたら、ファンタオレンジ買っておいたんだけどなぁ」

ちさと「ん~、ちょっと背伸びした気持ちだから酎ハイオレンジのほうが良かったりして~」

叶花「全く、この不良少女がww」

ちさと「へぇ~、その女の子の口の中で出したのは誰かな~?」

叶花「…ちさとなら絶対言わないだろうけど、…内緒だぞ?」

ちさと「言えないってばww そういえば…叶花は眠くならないの?」

叶花「う~ん…時々、全く効かない時もあるんだよ」

ちさと「う~ん…でも、眠れないその分色々な事が出来そうな気もするけど…」

叶花「それがね、逆なんだよ。何にもはかどらないし、予想外の行動を起こしちゃうこともあるし…」

ちさと「ふぅ~ん…って、まさか今までのって「予想外」とか言わないでしょうねぇ?」

叶花「あ、それはない。男の下半身は正直者だから」

ちさと「え?…ってあははははっ!!」

叶花「って、そんなに数は見たことないだろうが」

ちさと「今の叶花のと、パパのと…小学校の時のバカな男子のだけ」

叶花「じゃぁ、どの位正直なのかは判らんだろうが…」

ちさと「で、布団をめくると…う~ん、なんか力不足って感じ」

叶花「そっちが普通なの。いつもカチカチだったら苦しいわ」

ちさと「そっかぁ…ジュニアも色々と大変だね~、ナデナデナデ…ってなんか、またちょっと大きくなってきたんだけど?」

叶花「撫でられたり擦られたりしたら当たり前だわww」

ちさと「もうちょっと撫でてよう。ナデナデ…」

あ…今ので、まだ現実逃避しちゃってるのが判っちゃった…。確かに、叶花は私の柔らかい部分をたっぷり触ったし、私は叶花の大事な場所を咥えちゃったし…でも、何も解決してないんだ。

…どうしよう。気がつかなかったことにしておけば、今日はとっても幸せな日だった、で締めくくることも出来る。そして…もっと叶花を好きになる。これ以上叶花を求めてしまったら…って、もう「しまったら」なんて仮定では済まない。叶花をこれ以上好きになったら…ううん、そういう気持ちになるのは当たり前だ。多分、そんなに時間はかからない、どころかあっという間だ。

今晩、叶花のうちに泊まっていったら…多分、眠れない。それならばまだいい。多分、どうしたらいいのか判らないで、また泣き出す。そしてどうすればいいのかはもう判ってる。そして、その気持ちの名前も判る。「独占欲」だ。叶花が欲しくて泣き止まない事位は、いくら私でも判る。

そして…今までの叶花の話を何度も反芻してみる。そうだ…禁じられてはいないんだ。倫理的にどうか、ってことだけで…どんなに咎められても、ううん、普段の何倍増しで怒られても、その位だったら心の痛みは長くない。

多分、どんなに独占欲が強くなっても、完全に独占するなんてことはあり得ない。でも、納得できるだけの方法は、もう今の私だったら判る。確かに今は幸せだけど、まだ全然足りていない。

「何をすればいいのか?」は判ってしまった。でも「なんて言えばいいのか?」は判らない。ならば、勢いに任せてでも、口からその言葉を吐き出せばいい。叶花は、きっとためらう。どうすればいいかは困る。

ならば、逆の立場で考えてみよう。ううん、正しくは叶花の立場で考えないと判らない。求められたらためらうし、どうすればいいのかはやっぱり困る。ただ、もし叶花が「欲しい」って言うのだったら、私だったどうする?

そうか…やっぱり止めているのは「倫理観」なんだ。でももう、1つの壁は超えてしまった。ううん、ひょっとしたら、順序が逆だったのかもしれない位だ。ならば、今の状況で倫理観と感情を天秤にかけてみよう。…あっさりと答えが出た。2人の内緒にしておけば、何も拒む理由はない。

なんか変な日中~その(8)

叶花の「知識」のポケットは、信じられないほど大きい。ただ、色々知るのであれば、極端な話、眠っている間に耳から入ってくる情報が脳内で蓄積すると考えれば、結晶性知能※の範囲で、余程脳にダメージを受けていない限りは実は誰にでも可能なこと。

睡眠学習のようなオカルトから、聴いているだけで覚える英会話教材も原理は同じ。ただ、どういう形で「知識」として貯めているのかは、また別の問題。耳から入ってくる音が、知能に干渉するかによって、感じ方がそれぞれ全員が異なるらしい。

授業中に眠っていても、学習内容を覚えてしまっている人もいれば、覚えるのが苦手で…なんていう人は、言葉を「単語」として得意なものに整列し直すと、とんでもない量の記憶に変換してしまう場合もある。

その形で言えば、叶花はとにかく逐次記憶にしてしまうのだから、不可解な内容でも脳内に一度格納してしまう。そして、後から既知の物と紐付けをしてしまうのだから「知らなくていいことまで知ってしまった」ある意味、可哀想な存在になってしまう。

何が可哀想かといえば2つは私でも判る。色々会話していて、記憶を紐付けしている範囲まで口にしてしまえば、聴いてる人にとっては「???」になってしまう。もう1つは、ちょっとでも知らなければ、答えが空欄になる。例えば、数学みたいに、単に数字の並んだものが判らないという時は「私でも解ける計算なのに…」が出来ない、なんてこともある。

ちさと「でも、叔父と姪の間の結婚も、それで産まれた子供も見たことも聞いたこともないよ?」

叶花「それが当たり前。色々な方法を使って「隠せる」からね」

ちさと「え…?隠すの?」

叶花「「誰も知らない」のであれば隠された存在っていうことになるし、「すり替えてしまう」のであれば、隠すどころか「別の人間」になっちゃうの。

ちさと「???」

叶花「よく「隠し子」とか「養子」って言うじゃん。そういう場合は、見事に「隠された存在」だよね?」

ちさと「あ!…そういう隠し方もありなんだ…」

叶花「「婿養子」以外は、なるべく使いたくない方法なんだけどね…、誰が本当の親になるか判らなくなるから。あとで戸籍を調べることになったら、親の名前の欄で驚く、なんていうのはドラマであるじゃん」

ちさと「あははっ、ベタな「昼ドラ」で聴きそうな内容だね~」

叶花「許されていなくても、とりあえず認知された子供は、冗談みたいな話だけど…意図的に「置き換え」られちゃうんだ」

ちさと「…子供の立場にしてみたら「騙された」みたいな形になっちゃうね」

叶花「ちさとの実父が実は叶花だった、なんてことがあったらどうする?」

ちさと「は!?…う~ん、尚更「背徳めいた気持ち」になる」

叶花「ははははっ、その答えは考えてなかったなぁ~ww。…うまく書けばベストセラー狙いな小説に出来るかも…」

ちさと「…冗談でも、そんな小説を書くのは止めてよね?」

叶花「…書き方次第では売れそうなのになぁ。そうすれば悠々と印税生活が出来るのに…」

ちさと「…まさか、本当に書くつもりだったとか…?」

叶花「冗談だよ~、わざわざ複雑な身内関係を公表するなんて、ありえない!な話だしさ~」

ちさと「…で、実際は?…もし血縁がありませんってオチだったら「人生設計」を変えるかもしれないんだから」

叶花「人生設計かぁ…う~ん、その発想はなかったなぁ。って、ちさとはあたしの姪っていうのは事実だから、何の設計も要らないよww」

ちさと「ならいいんだけど…。その手の冗談をしたら、次はマジで怒るからね?」

叶花「大丈夫だってばぁ。そのオチは、何度も繰り返したら本当に大変な事になっちゃうから出来ないし~。…もっとも、隠し子がいたら、一生隠し通せる程の自信はないし」

ちさと「…まぁ、こうやって2人が裸で寝てても、叶花は前触れもなくエッチなことはしない位だし、ね…」

叶花「ん?何かして欲しい事でもあればいいけど?」

ちさと「…普通は、希望を言ってから「じゃあ、やりましょう!」ってものじゃないと思うんだけど…っ、ひゃあっ!?」

叶花「仮に暗黙の了解でも、OKならこの位全然構わないけど?」

って、そこでいきなり敏感な部分に指を少し挿れちゃうってアリなの!?…て言うか、もし普通は「あり」っていうのなら、怒ったら私の負けだし…怒るのが普通なら、怒らないと私の負けだし…って

あれ?…もしかして、私、叶花に試されてる!?

ちさと「…む~、私、こうゆう時って、どう反応するか判らないんだけど…?」

叶花「反応はその人次第だけど…普通は、一度でも指を挿れられた事があるんなら、ケンカしてるでもなければ怒らないよ」

ちさと「…ん、判った。…で、続きは?」

叶花「ん~、それについては、あたしも困ってるんだけどね。普通だったら「や、やめ…あ、それって無しって…あっ!あ、そこビンカンだからやめ、あっ…」ってエッチしちゃうってなるんだけど…まさか血のつながってる姪と、それは倫理的に「許されない」になるんだよ。…まぁ、エッチしたくないって言ったら嘘になるし、2人の秘密にしておけば、誰に文句を言われるでもないし…、誰かにちさとの「初めて」を取られる位なら、今すぐ!!…なんだけどね」

ちさと「…このブログって、「身内」で知ってるのは5人だけ?」

叶花「そりゃそうだ。それ以外の身内の人間が知ってたら、大変なことになるでしょうに。事実…下書きで、まだ公開しないように封をしてあるのもあるし。
…ついでに、アドミニ権限は、まだめぐみに返してないから、内緒なことは見事に内緒になってる」

ちさと「…で、まこちゃんとお姉ちゃん達は、今まで公開しちゃったのに関しては、何て言ってるか判るの?」

叶花「真琴は…反対するどころか、2人の関係がこじれないように…展開を楽しみにしつつ静観してる。めぐみは…こっちが「弱み」を握ってるから問題なし。沙奈に至っては、何気に官能小説が好きだから、定期巡回してるし…」

ちさと「うわぁ…、何か、全ての盤面でチェックメイトな状態なんだけど…それってアリ?」

叶花「アリも無しも、今までの内容で問題があるなら、もうストップかかってるでしょうに…」

ちさと「…叶花って、何気に手回しが早いから凄いわ…」

叶花「何だったら、あとでお姉ちゃんとSkypeで話してみる?」

ちさと「…学校サボってるのがバレるから辞めとく…」

叶花「あ、それは大丈夫だよ。もうバレてるし、一緒にママにお説教されるから言えない」

ちさと「早っ!!」

叶花「まぁ…希望と言うなら、カメラをつけて通信しても構わないけど。ちさとの家とうちの家の回線速度だったら、フルHDで繋いでも、コマ落ちしない位の速度は余裕で出せるよ。まぁ…この格好でカメラで送信されても、困るといえば困るのだけどな…」

ちさと「せめてモザイク処理が出来るならねぇ…」

叶花「って、問題点はそこじゃないつーのっ!ww」

ちさと「…確かに、この状況でお姉ちゃんに繋がったら、コメントには困るよね」

叶花「コメントは「あら、お楽しみ中?」位だから、まぁいいんだけど…」

ちさと「…確かに、お姉ちゃんだったらそう言いそう…」

叶花「内心はどう思ってるのか知らないけどね。…怒りはしないだろうけど」

ちさと「へぇ…叶花ってお姉ちゃんの性格…よく判るんだね~」

叶花「妬ける?」

ちさと「…ちょっとだけ」

叶花「て言っても、ちさとよりも長い年月の交流があるんだから、当たり前」

ちさと「確かに、年齢を考えたら当たり前かぁ…」

叶花「とは言っても、めぐみが高校に入ってからはあんまりうちには来てないよ」

ちさと「そうなの?」

叶花「どう接すればいいのかも難しいだろ?いいとこ、年齢から考えれば親同然なんだから、悪い事も出来ないだろうし…その辺りは、男親と接するのが「うざい」って思うのと全く同じだわ。多分その辺りが殆ど打ち解けられるようになるには、めぐみが30歳辺りにならないと難しいだろうねぇ…。なるべく説教はしないようにはしてるけど…言い方次第では「説教」って思われても仕方なかろう。もっとも、真琴みたいに「自分の世界」を確立してるのなら、うざったさそのものは無いかもしれないけど…」

ちさと「ん~、じゃあ…まこちゃんが着替えてる時に、叶花とバッタリ、ってなったらどんな反応するの?あ、単に興味本位で知りたいだけだから、そんなに詳しくじゃなくてもいいんだけど…」

叶花「「その辺kwsk」とか言われた方が答えやすいんだけど、まいっか。別に、着替え中に遭遇しても、ある程度までだったら気にもしないよ。下着姿くらいだったら、どっちもスルーだけどね。さすがにシャワー浴びて全裸だったら、一応は背中側に向き直すけど、あんまり慌てて隠そうっていう意思がないのか…もしくは叶花が異性と思われてないのかまでは知らん」

ちさと「う~ん、どっちなんだろうね~?うちの場合は、パパのお仕事の時間で、あんまり会う機会がないから、よく判らないなぁ。休日も一緒に出かけることもあんまりないし…あ、でも家族旅行の時なんかは、他の子の「パパ嫌」とは違って甘々だよ。ついでに…知ってる限りではkwskとかwktkは使わないタイプ。どっちかと言えば、悪い事して怒られるって言えば、ママか…叶花が多いかな?」

叶花「そりゃ、ちさとのパパは大変だろうな…。昔の叶花と同じ感じだよ。家に帰ってきても、真琴は寝てる時間だったし、朝は微妙に時間も違ったから…と、そんな余裕もなかったから真琴のその頃の姿があんまり思い出せないよ。それよりも義弟が体を壊さないかどうかのほうが心配だわ…」

ちさと「へぇ…、姻戚関係って大変なんだね。血が繋がってないどころか、本来は叶花とは赤の他人だった、パパの心配もする事になるんだね…」

叶花「それが「大人の世界」の難しい所なんだよ。例えば、従甥・従姪・大叔父母・従叔母の事まで気にかけたりなんてまですると、どこまで蜘蛛の糸を張り巡らせるようなものさ。…ついでにお年玉の計算も、な(苦笑)」

ちさと「「じゅうせい・じゅうてつ・おおおじ・おおおば・じゅうしゅくぼ」ってなぁに?全然判らないんだけど…???」

叶花「いとこの息子・いとこの娘・爺ちゃん婆ちゃんの妹弟・母親の従妹(年下のいとこ)のことだよ~。滅多に使わない言葉だけど、漢字を書けるようにしておけば一目置かれるぞ?」

ちさと「偏差値80の世界って怖っ!!そんな細かい所までぴっちりと覚えるの!?…てゆうか、そんなの試験には出ない…よね?」

叶花「うん、絶対に出ない領域。「従叔母」を一発で答えられる現国の先生って…どの位居るんだろうな??な範囲。ただ、従叔母の娘や息子を即答出来ないとちょいと困る、ってか、それはちさとでも知ってるハズだぞ?」

ちさと「えっと………センセ♡ 図に描いてもいいですか?」

叶花「いや、センセじゃないし…ま、図に描けば一発で答えが出るでしょ、ちさとの偏差値だったら」

ちさと「う~んと…あ、判った!「はとこ」だ!!」

叶花「はい、正解。漢字で書くと再従兄弟か再従姉妹。…こんなの漢字でどう書くの?なんて親に言ったら、普通はしばらく部屋から出てこないぞ(苦笑)」

ちさと「…多分、私がこれをママに聞いたら、叶花の入れ知恵って一発でバレて、電話先で怒鳴りそうだね…」

叶花「…反論する気になればなれるけど…当分は口を利かない状態にはなると思う、いろんな意味で…」

ちさと「学歴社会って怖っ!!」

叶花「学歴って、逃げたくはなるけど嫌でも追いかけてくるから、本気で挑むか、早めに逃げるかのどっちかが良いのは確か。それはちさとが決めればいいことだし、誰かの言いなりになる事でもない…とは言っておくけど、叶花が言ってた~なんて、絶対にママには言うなよ…?」

ちさと「は~いっ♡ でも…先生が叶花だったら、学校も楽しいのになぁ…」

叶花「あ、それは無理。先生と生徒が恋愛関係になったら、一発でクビだから」

ちさと「そうなの!?っていうか、ドラマとか漫画である禁断の恋愛関係ってあり得ないんだ~!?」

叶花「夢を砕くようで悪いけど、あり得ない。どうしても、って言うなら卒業まで待つしかないわな。仮に卒業しても「教え子に手を出した」って言われて、父兄にバレて退職がオチ」

ちさと「それだったら、今のほうがいいなぁ。ね~息子クン♡」

叶花「って、何故に下腹部に手を伸ばす?…の前に、どこでそんな言葉覚えてきたのやら…」

ちさと「え、普通に漫画だよ?」

叶花「明らかに、対象にしてる購買層が違う漫画だろ、それって?」

ちさと「へぇ、そうなんだ~。その位がフツーだと思ってた。あ、撫でてたら大きくなってきた♡」

叶花「他に教える人もいないだろうから教えるけど…そこまで判ってるだったら「扱い方」位は判るよな?」

ちさと「うん♡ こうでしょ~?」

叶花は、どこまで教えてもいいのやら…で困ってるみたいだけど、早い子だったら、エッチ位はしてる年齢なのは…気づいてるのかな?…多分、気づいてないなら「扱い方」なんて言葉は使わないだろうし…渋々かもしれないけどOKはしないよね?
…なら、ちょっと位だったらなら思い切ったこと、してみちゃお♪

ちさと「じゃ、お布団に潜り込んで~」

叶花「これ以上は駄目です!ってなったら布団から追い出すぞ?」

ちさと「うん♡ あ~結構おおきくなるんだぁ、っていうか…まだ大きくなるし~!!…う~ん、ここまで大きくなると、やっぱ痛いのかなぁ?…でも、これだったら出来そうだし…「パクッ!」

叶花「ちょ、ちょいちさとさん?それはさすがに容認出来るとは言いがたいのだが??」

ちさと「ほえ?でも…もっと大きくなったよ~?ニマニマ」

叶花「あ~、もー判ったから…とりあえず冷蔵庫からジュースかお茶でも持ってきなさい」

ちさと「はぁい♡」

ん~何が一番「飲み込みやすい」のかなぁ?炭酸系だと、吹いちゃうかもしれないし~、麦茶とかウーロン茶は…ん~「苦い」って言ってた子もいたし…じゃあオレンジジュースにしよ♪」

ちさと「叶花~、持ってきたよ、オレンジジュースにした~」

叶花「まぁ…無難な選択だから、大丈夫か。あとティッシュは?…って、用意済みな訳ね…」

ちさと「じゃ、早速お布団の中に逆向きで潜っちゃお♡」

叶花「今更言うのもなんだが…絶対に無理はするなよ?…さすがに心配だわ…」

ちさと「は~い。じゃ頂きま~す♡」

パクッ!…って意外と太い??じゃぁ、もっと大きく口を開いて~、パクッ!!んで、奥まで飲み込んでいけばいいんだ」

叶花「…別に美味しいものでもないでしょ?」

ちさと「ほふはほほはあいほ(そんなことはないよ)」

これで上下したり吸ってみたりすれはいいんだよね?そんなに難しくないけど、何がそんなに心配なんだろう?

※結晶性知能とは、レイモンド・キャッテルの提唱した2つの知能のうちの1つ。結晶性知能とは学校で受けた教育や、仕事・社会生活の中で得た経験に基づいた知能。比較的長く知能として保てる。反対のもう一つの機能の「流動性知能」は新しいことを学習する知能や、新しい環境に適応するための問題解決能力。短期記憶に分類されるが、双方の働きによっては、知能の発達が遅れてしまう。

なんか変な日中~その(7)

もう、頭が真っ白になる位に超ぉ、恥ずかしかった。多分もう、叶花は私の目で見える全身で、知らない場所はないハズ…。
この…おへそも、この胸も…そして私の大事な場所も、その中を含めて…。
もし、私に大切な人が出来たとしても、ここまで全身をくまなく見せるようなことは…ないかもしれない。
唯一、あったとしたら…その人と今の私じゃ想像できないようなスゴいエッチをした時…位しかないハズ。もう…どんな格好をして、叶花の前に行っても、恥ずかしい所も、隠す場所もない。

でも…私は一番大事な、本当に大事な場所は全部は見せていない。間違いなく、叶花もその場所は全部は見せていない…多分、ほんの一部しか私に見せていないはず。その証拠に、私は叶花については、全然判らない。もちろん、望んでも見ることは出来ない。

そう…それは「ココロ」の中。

ちさと「叶花ぁ、じゃあ準備が出来たから…眠ろ」

叶花「ん。あ、ちさとは…こんな中途半端な時間だし…睡眠薬はいる?軽いのだったら、依存性…要は「これがないと眠れない」なんてことの起こらないっていうのだから安心していいよ?」

ちさと「ありがと♡ でも…要らないよ。そんなの飲んじゃったら、せっかく叶花と一緒に眠ってる幸せな時間が勿体ないじゃん、ね?」

叶花「ん…判った。じゃ、今は何も渡さないよ。…もし、欲しくなったら言ってくれれば渡す…でいいかな?」

ちさと「うん、それでいいよ。多分…授業中みたいに、ふわ~っと眠気が来て、気がついたら授業の終わりだった、なんて感じになるからww」

叶花「へぇ。その割には通信簿いつも優秀じゃん?」

ちさと「だって、いつものお小遣いと…叶花からお小遣いもらってるのに「残念でした」な結果じゃ困るじゃんww」

叶花「ちさとらしいわww でも…評価と偏差値だけで高校は選ぶなよ?色んな学校の色んな場所を見ないと判らない所もいっぱいあるから。その為だったら「保護者として」一緒に見学に付き合うから。…裏事情も教えられるしな(苦笑)」

ちさと「あははっ、じゃあ全部叶花に任せちゃうけど…いい?ママの評価だと「偏差値」の部分が大きすぎるからww」

叶花「おう、それは任せておけ!! 叶花はそれで学校選びを失敗した代表選手だww」

ちさと「あはははっ、それは心強いわ~。ママの選び方も、先生の選び方も、点数以外の学校の姿が見えてこないから…」

叶花「ちさとのママは、とんでもなくウエイトの重たい進学校だったし、大学に至っては…って、大学の話は聞いてるだろうから、まぁいいや」

ちさと「一回しかないものは「追い詰めて選ぶ」んじゃなくて「気持ちがいいかどうかで選ぶ」って、叶花はいつも言ってるもんね。体験者が言ってるんだから、信用出来ていいわ~」

叶花「だろ?」

ちさと「…ところで叶花、もう…私、服を脱いでもいいかな…?」

叶花「ん。」

ちさと「それでね…、どうしても!!…で、お願いを聞いてくれますか…?」

叶花「ああ、と言うか随分と改まった「お願い」だな…」

ちさと「うん。それで私のココロの本当の部分と、叶花のココロの大事な所が判るから…」

叶花「そうか…ココロか。ならば、姪の頼みとあれば真剣に聴く」

ちさと「ううん「姪」としてじゃなくて「一人の女の子として」で」

叶花「ん、判った。…じゃ、ちゃんと言ってごらん?」

あ、叶花がすごく真っ直ぐ私と向き合った。…そうか、叶花はちゃんと真面目に聴こうとしてるんだ。じゃあ、私は言葉を濁さないで、はっきりと叶花に言おう。…もしかしたら、後悔するかもしれないけど、それでも私はちゃんと…気持ちの整理が出来る。

ちさと「じゃあ…難しいかもしれないけど「言葉を使わないで」私の質問に答えて欲しいの」

叶花「…判った」

叶花は、非言語コミュニケーション※が上手な人だし、その勉強もしてきた人。でも、言葉にすると上手に逃げる。それじゃあ、私には答えが解けない。だから、今は言葉は要らない。そして…叶花だったら…全部言葉を使わないで答えを出す。…当たり前だ。私でも現代国語は偏差値70を出せたけど…叶花は80なんて、今まで聞いたことのないような数字を叩きだしたのだから、どちらかが使えない状態じゃないと…私じゃ太刀打ち出来ない。

ならば私の出来ることは、どちらかの意思表示の方法を一部封じる事だけ。そして、叶花もそれを了解してくれた。そして、本気だ。

…もう、中途半端なことは許されない。

ちさと「じゃ、服を全部脱ぐから…しっかりと見てて欲しい」

叶花「………」

私にはもう、恥ずかしいなんて言葉はない。慣れたから、じゃない。それだけ叶花も私も本気だからだ。だから、迷わずに服を脱ぎ始める。

でも、これで叶花の答えは1つ判った。私を、単に子供扱いしている訳じゃない。叶花の性格だったら、絶対に「姪」としては見ていないし、了解した時は律儀なほどに守るほど本気だ。

私は、叶花の真正面で下着を脱いで、一糸纏わぬ姿になった。

叶花は、私が一瞬でも気を抜いたら、全てが壊れてしまうほどに本気だ。私が有利になるにも関わらず、お願いしたことは全て守っている。もちろん、何も誤魔化していない。

そして…次の私のお願い次第で「叶花の中での私の位置」が判る。期待と違う事になったら、多分、もう…叶花に甘えることは二度と出来ない位に関係が壊れる。もし、期待以上の答えを表したのならば、私は幸せすぎて涙を流すかもしれない。

ちさと「叶花は、今の私を見て…どう感じる?」

叶花は立ち上がった。もしも叱るのであれば平手打ちだ。でも
…叶花はベルトのバックルに手をかけた。そして呆気無いほど容易くチノパンを脱いで、トランクスも脱いだ。

答えは…十分すぎた。他に形容をする必要もない位まで、素直過ぎる反応。私は内心十分すぎるほど驚いたけれど、表情は…絶対に漏れないように心のなかに仕舞いこんだ。…それでも、一筋の涙だけは、どんなに頑張っても隠すことが出来なかった。

でも、最後の質問がまだ残っている。もう…尋ねる必要はないのかもしれないけれど、単なる好奇心か…それとも…の2択だ。夢や幻で終わってしまうのだったら、知りたくない真実になってしまう。こんなに自分にとっても辛い質問になるとは考えていなかった。

叶花は、私の心のなかを見透かしたように、真っ直ぐ私の瞳を見つめている。それでも、表情は全く変えない。私の涙がもう一滴流れる。どんなに止めたいと感情に封をしようとしても…出来ない。

そして、私は最後の質問を口から搾り出そうとするけど…出てこない。叶花は表情は一切変えていないように見えるけれど、言える時まで待ってるよ、という気持ちが伝わってくる。
ああ、やっぱりこの人…叶花には敵わないなって気がついた。もう、感情を封じているのも限界に近づいている。

そして、私の最後の質問…

「私を…、一人の女性として見てくれますか?」

叶花は、ほんの一瞬微笑んだ。…そうか、私の質問を判っていたんだ。そして、答えもちゃんと決まっていたんだ。もう、何も求めなくてもいい位、清々しい答えだった。

そう感じていたら、叶花は上着も脱ぎ始めた。そして、手早く脱ぎ捨てたら…いつも私がする冗談めいた感じとは全然違う強さ、でも本当に優しくて暖かい口づけで私の唇を塞いで…そして私を強く包み込むように抱きしめた。

信じられない!どうしてこの人は…言葉を全く使わないで、こんなにむき出しの心を私に伝えてくれるの!?願っていた幸せよりもずっと大きい、もしかしたら、どんなに手を伸ばしても届かない気持ちを私だけのために!?

もう、私の涙は止まらない。どんな結果になっても、絶対に鳴き声だけは出さないでいようと思ったのに…この気持ちはもう止まらない。ただ、泣きじゃくるしか出来ない。

……どの位、私は叶花の胸の中で泣き続けていたのだろう?そして…どの位長く、泣いている私を受け止めていてくれていたのだろう?……

叶花「ん…気持ちは落ち着いた?」

ちさと「…うん」

叶花「じゃぁ、まず…勇気を出して正直に言ってくれてありがとう」

ちさと「う、うん…でも、相手が姪だったら超えることの出来ない垣根はあるでしょ?」

叶花「それは、単なる「結婚の可否」だけで、他に禁じるものはないよ?」

ちさと「…へ?ど、どうゆうこと!?」

叶花「まぁ…いくらなんでもこの格好じゃ寒いから、ベッドの中で話そう」

ちさと「…だね。風邪ひいちゃうもんね」

<ベッド内>

叶花「さて、3親等以内の婚姻自体は、確かに日本国内では出来ないけど…それ以外に禁じるとしたら、唯一、ちさとが「合意しない」場合の性交渉のみになる。但し、ちさとがあとほんのちょっとでも幼かったら、どんなに「お互いの合意」があっても、強姦罪になる。あ、青少年育成条例は「たまたま見つかったら」の場合だけど、残念ながら「法律>条例」の構図がある限りは、18歳未満の猥褻行為は条例で禁止しながらも、女性の場合は16歳で結婚出来るだろ?…て言えば理解しやすいよな?」

ちさと「あ、そうかぁ!!じゃあ、どうやっても法律が優先だ!!」

叶花「ところが、だ。法律では禁止されていても、憲法上で認められているものは、どうやっても取り締まれない。その場合は、警察だって「見守る」だけで何も出来ないのさ」

ちさと「え!?そんな例って存在するの!?」

叶花「意外と身近にあるよ。例えば…あ、缶チューハイはいい例だな…。ちさとは結婚式に招待されたことあるよな?」

ちさと「うん。でも、法律に違反って…あ!三三九度!!」

叶花「正解。あれは「神式の結婚式」だから「宗教上の理由」になる。要は、信教の自由が憲法で保証されている限りは、宗教式の結婚式の場合は、年齢に問わず飲酒そのものは法律違反として罰する事が出来ない」

ちさと「じゃぁ、神社に初詣に行って、お酒を振る舞われた場合は?」

叶花「境内であれば合法。もっともそれで車を運転したら、立派な「酒気帯び運転」だから、道路交通法で違反にはなるけどね」

ちさと「…さすがに、それは危ないもんね~」

叶花「じゃあ、折角だしこういう頓知みたいな話でも入れるか」

ちさと「…んと、脱法する為の方法?」

叶花「さすがにそれは感心出来んが…今の2人のこの状況、どう説明する?」

ちさと「ん~、倫理的に考えたら微妙だけど…別に悪いことはしてない」

叶花「先ずは、それで正解。でも、扉には鍵をかけてあるよな。最も…今、家の中にいるのは2人だけ。ま、予防かな…」

ちさと「悪い事をしてないけど「倫理」が縛ってるってこと?」

叶花「正解。倫理観ていうのは「家庭内のローカルルール」つまり「規則」みたいなものだから、それに反したらかなりの大事件だ」

ちさと「…大事件かぁ」

叶花「ところがだ。今は叶花の部屋だけど、これが浴室だったら?」

ちさと「う~ん、寛容だったら「単に2人で入浴中」だよね?」

叶花「その通り。もし苦言を呈されても「お湯の節約」って言い張れば、切り抜けるのは難しいことじゃない。もっとも、文句を言った本人にしてみたら、なんとなく腑に落ちないとは思うけどね」

ちさと「確かにww」

叶花「ただなぁ…さすがのあたしも理解出来ない事が幾つかあるのだよ」

ちさと「???」

叶花「ある日、娘が男を家に連れ込んでお楽しみ中を親が発見。説教しようとしたのだが…」

ちさと「…だが?」

叶花「明日、婚姻届出すからって行って、晴れて夫婦になったら…説教出来ない」

ちさと「あ、確かに。もし孫がほしいのなら…逆に応援するかも?だね」

叶花「その通りなのだよ。昨日と今日の違いって何だと考えられるかい?」

ちさと「恋人であるか、夫婦であるか、だけの違い」

叶花「その通り。しかも、その違いは「婚姻届」って紙1枚だけしか違わないのさ」

ちさと「じゃ、結婚の定義は「婚姻届」の提出の有無だけ?」

叶花「そうなっちゃうんだよ。ところが「ペーパーレス夫婦」も存在する」

ちさと「…何か変な言葉だね??」

叶花「うん。それを巷では「事実婚」って言うんだ。あっという間に結婚の定義が崩れる」

ちさと「そうすると「夫婦」って誰が決めるんだろう?」

叶花「前者は「役所」後者は「親戚や知人」。何か変だろ?」

ちさと「何か…夫婦って薄っぺらだね…」

叶花「うん。実はあたしも全く同じ答えに行き着いたん。夫婦って一体何?ってね」

ちさと「私の浅知恵だと…「1枚の紙」を役所に出した同居人」

叶花「うん。それは立派に夫婦だね。ところが…とんでもない夫婦の例もあるんだ」

ちさと「叶花の言う「とんでもない」は、凄く仰天な例だから楽しみかもww」

叶花「ああ。同居人のどちらかが死んだ場合に、後から事実婚と認められる場合がある」

ちさと「それって…凄くお金絡みな感じがしてダーク。あ、こうゆう場合も事実婚?」

叶花「ちさとの場合は、仰天どころか想定外な事があるから興味があるわww」

ちさと「んとね…ずっと一緒に住んでたんだけど、色々と事情があって心中とか」

叶花「そ、それはさすがに…っていうか、事実婚にしても誰も浮かばれないって」

ちさと「どっちの親戚もお墓入り拒否で、2人合葬位しかないかぁ」

叶花「ま、まぁ…それはともかく、今度は逆に考えてみようか(汗)」

ちさと「逆っていうと…産まれることかぁ。あくまでも「仮に」なんだけどぉ…もし、叶花と私の間に子供が出来ちゃいましたって場合はどうなるのかなぁ?」

叶花「それはまた唐突な…。その場合はお互いが認知すればちゃんと2人の子供だよ」

ちさと「じゃあ、出生届の父と母の欄は問題はないんだぁ…」

叶花「将来どうゆう騒動になるかは知らないけど、それ自体は問題なしだよ」

ちさと「へぇ…。何かそれはそれで興味あるかも?」

叶花「親子自体は問題ないけど、それは親戚の間で大騒ぎになるでしょうに…」

ちさと「…何か、すごく不公平だよね」

叶花「へ?一体何が不公平なのかが先ず知りたいんだけど?」

ちさと「だって、皇室か爵位のあった時代って、血統を保つ近親婚て普通だったんでしょ?」

叶花「まぁ…過去はそうだったけど、今は直系もしくは3親等以内は無理だよ、日本では」

ちさと「他の国だとどうなのかな~?オランダみたいに同性婚もありとか」

叶花「日本は恵まれてる方だよ。韓国は7親等以内は駄目だし、同族は忌避される」

ちさと「うわぁ、それは面倒過ぎる、ってゆうか逆に問題が出そうだよ、それって~」

叶花「うん。実際にそれで心中する事件があったから、軽減された事もあったよ」

ちさと「悲しいけど…命をかけた事実婚になったんだね…」

叶花「でも、よ~く考えてごらん?本当に縛っているのは法律じゃないんだよ」

ちさと「え、どうゆうこと…?」

叶花「もし、16歳の女の子が80歳の男性と結婚したら、ちさとならどう思う?」

ちさと「あり、だとは思うけど…愛情の基準が何かが判らない」

叶花「そう。しかもちさとのさっきの例で、ちさとと叶花の間で子供が産まれたら?」

ちさと「どうやっても結婚出来ないし、家族の間で大問題になる…」

叶花「ところが、だ。2人の意思で事実婚としては成立する」

ちさと「…え?他の誰も認めないのに「結婚」なの?」

叶花「正しくは…「事実婚」として認めざるを得ないんだ。ちゃんと理由も存在するし、ね」

ちさと「…難しすぎて、私じゃ理由が見えてこないんだけど?」

叶花「先ず、理由の1つは子供のため。もう1つは2人のため。多分、子供が出来たら「堕ろせ!」って親族が揃って反対する。だけど、ちさとと叶花が「嫌」って言えば「お腹の中にいる子供の両親の意志」が尊重されるから、余程の理由がなければ中絶は出来ない。そして、妊娠36週目に入ったら、今度はどういう意見があっても妊娠中絶は出来なくなる。もちろん、産婦人科医も、命に関わる程の理由がなければ、中絶処置は出来ないの」

ちさと「それは…産みたい親の意思が最優先、って思っていいのかな?」

叶花「正解。それでも親族が認めたくなくて半ば脅迫的に中絶を迫ったり、中絶の手続きを両者の了解を無しに進めたら、場合によっては「懲役刑を含む罪」になる。そんな例は殆ど聞いたことはないけどね」

ちさと「でも、そんな結婚も、それで産まれた子供も見たことも聞いたこともないよ?」

叶花「それが当たり前。色々な方法を使って「隠せる」からね」

叶花は、隠し事を殆どしない人。一時的に逃げる場合はあるけど、必ず答えは返ってくる。そして…嫌われるって判っていても、行動に移す。そして、嫌われることを全然怖がらない人。
だけど、相手を傷つけるって判断したら、徹底的に嘘を貫き通す。場合によっては、その嘘を本当に変えてしまうこともやってしまう。どんなに、叶花自身が痛い思いをするって判っていても、それは変わらない。私が知っている限りでも、年単位どころか、人生そのものも変えるような事でもやってしまう。
私は、叶花の「人間宣言」の為とは言っているけれど、どちらかと言えば、叶花の淋しさで空いた穴を少しでも埋めるため、だけになってしまっているのが現実。
…もしかしたら、私の出来る程度の事だったら、私自身が叶花に飲み込まれてしまうかもしれない。

だけど、私が飲み込まれてしまったら、今度は私が叶花のお荷物になる。それだけは絶対に嫌だ。

※非言語コミュニケーションは、言葉や文字にならないものの全てを言い、人間のコミュニケーションの7割以上を占める大切な物。表情や、指差しや、手招きは典型的な例。但し、手話は「言葉」として成立するから、非言語コミュニケーションとは言わない。

なんか変な日中~その(6)

【叶 花 の 説 明】
大腸菌、って書くと(医療職を除く)殆どの人が、大腸に大量にいて占有している、ようなイメージがあるだろうけど、実際には大腸菌は「腸内フローラ」の中から顕微鏡で探そうとしたら、そう簡単なことじゃない。似たような菌がいるのもその理由の一つだが、実際には、腸内フローラのうちの数%(概ね3~6%)いれば上等だ。若い人ならば、大抵は乳酸菌とその近縁種が一番多い。その他は、地域や家族に依って違う。ところが、歳を取るとウェルシュ菌なるあまりよい菌とはお世辞にも言えないようなものがいきなり増える。若者と高齢者の便臭の違いはそこから来ている。
初めて老人ホームに学生を見学に行かせると、気分が悪くなって座り込んでしまうのが何人か存在する。別に、特殊なことじゃない。スピリチュアルペイン(生命末期の人間の苦痛な気持ち、とでも言えば判りやすいだろうか)もあるが、実は「便臭」で参ってしまうことも多々ある。
しかし、学校はそんなことはこれっぽっちも教えない。専門性、と謳ってはいるが、そんなものは存在しない。それが本音だ。

叶花「さぁてと、ちさとさんよ~?」

ちさと「ん、なぁに?」

叶花「やっぱり、うちの家系の血を継いでるんだなぁ、って思ってさ」

ちさと「え、どうして?」

叶花「缶チューハイをジュースと同じ感覚で飲んで、そこまで平気な中学生はそうそういないぞ?」

ちさと「あ…そういえば、ちょっとテンションは上がってるけど…そんなに気持ちが悪いとかぁ、目が回るとかはないなぁ…」

叶花「ま、これだったら間違いなくあたしの姪だな」

ちさと「はははっ、言われてみたらそうかもね~」

叶花「めぐみもちさとと同じで、何気にお酒には強いからね」

ちさと「へぇ、お姉ちゃんとも一緒にこんな風に飲んでたことあるんだぁ」

叶花「…ちさとのママにバレたら、間違いなく怒られるけどね」

ちさと「ママ、怒ると何気に怖いもんね~。…ん?お姉ちゃんとも「同じように」飲んでたの?」

叶花「ん?何か疑問でも?」

ちさと「…まさか、お姉ちゃんともエッチなことしたんじゃないでしょうね~?」

叶花「あ~、めぐみは真面目でお固い…う~ん、どっちかと言うとママに性格が似てるからそれはないないww」

ちさと「そっかぁ。じゃあ、私は特別って思っていいのかな?」

叶花「ま、そんなとこ。…少なくとも、全裸でベットに這い寄って来る所まで積極的なのは、ちさとと…あと親戚でもう1人位なもんだよ」

ちさと「何となく、もう一人って誰かが判ったような気がするけど…気のせいかな?」

叶花「多分、それで正解」

ちさと「うちの親戚って、みんな判りやすいよね~。せっかく良い所がいっぱいあるのに、残念なところで足を引っ張っちゃってるって言うのはみんなそうだよね~」

叶花「ま、ちさともその一人だけどな…」

ちさと「で、当然叶花もその一人、な訳だしね~」

叶花「ほぅ、言うじゃん。どれ、頭グリグリしてやろうか~?」

ちさと「あはははっ、ってマジにグリグリするし~!!」

叶花「ど~れ、どの口がそんな生意気なことを言うんだ~?」

ちさと「あはは、って髪の毛がぐしゃぐしゃになるからタンマ~!!」

叶花「はははは…。でも…最近、ちさとの髪の毛とかうなじとかいい香りがするな」

ちさと「ほぇ?…別にシャンプー変えたとか、香水つけてるとかはないよ?」

叶花「いんや、そうじゃなくって…女の子らしい香り、かな?」

ちさと「…ふぅん?そんなに変わるものなのかな…?」

叶花「まぁ、ね。…もうちょっと嗅いでてもいい?」

ちさと「…ん」

<a few time after…>

ちさと「…ねぇ、この体勢で誰か来たら、叶花、大変なことになるんじゃない…?」

叶花「…ん、鍵はかけた」

ちさと「…でも、ちょっとくすぐったいから…そろそろ…いいかな?」

叶花「…恥ずかしくなってきた?」

ちさと「…ちょっとだけ」

叶花「じゃ終了っ。でも…いい香りだったし、あったかかったよ」

ちさと「…うん。私もあったかかったけど、どっちかというと、照れたほてり…のほうかな…?」

叶花「ま、酒も入ってるんだし、火照って当たり前だ」

ちさと「だね。そういえば…空き缶の数が…」

叶花「まぁ…後で隠しておくさ。さすがにこの本数じゃね」

※未成年の飲酒は法律で禁止されています。飲ませた方も同罪です。

ちさと「…で、さっきの眠剤と精神安定剤の山は?」

叶花「あ、さっき飲んだよ。ただ、お酒と一緒だと異様に効き過ぎるから、多分そろそろ起きていられるリミットだと思う」

ちさと「…じゃ、寝よっか。で…さっきの約束、覚えてる?」

叶花「え?…あ、はいはい。で、ちさとはどの香水がお好み?」

ちさと「あははっ、あれ冗談のつもりだったのにな~ww」

叶花「まぁ、シャネル5じゃあ、さすがに香りが強すぎるしね~」

ちさと「そうだね~。私にはまだ早いって感じだし。じゃぁ年相応にプチサンボンでいい?」

叶花「ん~、違う香りがいいなぁ…」

ちさと「んと、それじゃぁジャン・パトゥ・アムール・ドゥ・パトゥ…?」

叶花「その選択肢の中に…ちさとの香りって入ってないのかな?」

ちさと「ほぇ…?………いいけど、キザすぎるし叶花のキャラじゃないよ、それって?」

叶花「ははははっ、さすがにそう言われちゃったら次のセリフがないわww」

ちさと「でも、その香りでいいんだったら…いいよ」

叶花「…ん」

ちさと「じゃぁ…寝ようかぁ。お洋服、どこにかけとけばいい?」

叶花「あのハンガーにかけておいてOKだよ」

ちさと「じゃぁ…下着はどこ?」

叶花「う~ん、あの籐カゴ使っていいよ」

ちさと「じゃぁ…コンドームは?」

叶花「う~ん…って、冗談でもそれは駄目っ!」

ちさと「あははっ、はぁい♡」

叶花「…全く、何故その発想に持っていくのか…って、あっ!!」

ちさと「えっ、何!?」

叶花「避妊具は要らないだろうけど、別の物がいるだろう?」

ちさと「…別のもの?」

叶花「…さすがに、下着つけないならシーツが血まみれになるだろうに」

ちさと「あっ、そっかぁ!でも…タンポンの使い方、私よく判んないよ?叶花は判る?」

叶花「まぁ、その位だったら判るけど…それを叶花に任せてもいいんかい?」

ちさと「…うん。だって…もう見られちゃって、触られちゃってるし…」

叶花「うーん…初心者でも判りやすいこっちの方式のがいいかな?じゃぁ、ちさと先ずは排血からな」

ちさと「…はいけつ?…ってなにそれ?」

叶花「…はぁ…、やっぱり知らないか。ま、今の親の世代じゃあ即ナプキンが当たり前の時代になってるからなぁ…。ま、そんなに難しいことじゃないから、説明すればすぐ判るわ」

ちさと「うん。じゃあ教えてもらう~」

叶花「まぁ、そんなに大昔じゃないが、昭和の初期までの女性は下着を付けてなかったのは知ってるか?」

ちさと「う~ん…あ「白木屋大火※」の話なら知ってる!」

叶花「よく知ってるなぁ…。ちさとのママが国文学科なら、知っててもそう不思議はないけど。じゃ、月経の度に流れっぱなしな訳はないよな?」

ちさと「うん。それじゃぁ床が血だらけで大変だもん」

叶花「じゃあ、解決方法はない、ってことはないよな?」

ちさと「うん。でも、下着を付けてないならナプキンを付けるのは無理だし…膣内に綿を詰めたの?」

叶花「いやいや、今の生理用品みたいに、衛生状態がいい訳ないから、そんなことしたら感染症になるだろ。でも、当時はちゃんとバランスが保ててたんだ」

ちさと「え?…今のほうが遅れてるの?」

叶花「ああ、そう捉えても構わんさ。流れっぱなしにしないようにするには、定期的に経血を出すコントロールをすればいいのさ。それが排血の考え方。当時から十分に保ててたんだよ。…どちらかと言えば、現代のほうが遅れてるな」

叶花「ただある意味、当てる・吸わせる・捨てる・また当てる、って言うのは、女性が社会に出やすくなるきっかけとして考えれば良い方法だ。…ついでに生理用品メーカーも儲かるし」

ちさと「あははっ。確かに単品は安いけど…長い目で見たら、かなり出費は大きいよね。で、その「排血」を使えば、ナプキンやタンポンを使う率は減るの?」

叶花「ああ。極端に言えば「多い日」じゃなければ、生理用品を使う機会が思いっ切り減るよ。歳を取れば判るけど…って、まぁここまで覚えなくてもいいけど、腹圧性失禁は大幅に減るし、それこそ子宮脱なんて騒ぎは、産婦人科の儲けが無くなる位減るわ、骨盤底筋群が鍛えられるんだから」

ちさと「ん~、なんか医学用語が多いから難しいけど…良いこと、って考えてもいいのかな?」

叶花「ああ、もちろんさ。言葉が難しいから、どうにも使いにくいけど。簡単な言葉に置き換えられることが可能なら、中学生でも納得出来る位のカンタンな体の仕組みなんだけどな。じゃあ…実際にやってみるか?」

ちさと「うん。…てゆうより、やってみないと判らないし」

叶花「そりゃそうだわ。そんなに難しいことじゃないから、覚えておくと将来が楽だ。まぁ…あんまり何度もトイレに姪を連れ込むのもアレなのだが…誰も教えないなら仕方ない」

ちさと「…とか言いながら、後でいい「オカズ」になったり?ww」

叶花「姪をオカズにしてどうするよ…ってか、そんな言葉覚えなくてもいい」

<何度目かのトイレ。ちなみに、叶花の部屋のすぐ向かい側>

ちさと「う~んと…普通に便座に座ればいいのかな?」

叶花「人にもよるけど「小」よりも少しだけ「大」寄りな角度。よく判らなければ「小」で構わんよ。解剖学的に考えたら、経産婦でなければさすがに難しいわ…。てか…下着を脱ぐことに抵抗が無くなってきてるちさともどうかとは思うのだが…」

ちさと「あれだけ羞恥プレイが多かったら全然OK」

叶花「てか「羞恥プレイ」言うな」

ちさと「はぁ~い。じゃあ、教えてください、センセ♡」

叶花「…ったく…。一番簡単な方法。気持ち股を開き気味にすると安定するから、それがオススメ」

ちさと「こんな感じ?「気持ち」って位だから、もうちょっと少し?」

叶花「目安は、膝の間に握りこぶし2つ分。そうしたら、足の裏をしっかりと床に付ける。思ったより力が加わるから、安全のためにもこれは大事。でないと、便座から転落することもあるんだよ」

ちさと「転落…って、そんなに力が要るの!?」

叶花「慣れればそんなに力は使わないけど…慣れないと、力が入りすぎることもあるんだよ。そしたら、先ずはお尻に体重を乗せる」

ちさと「どんっ!ってこんな感じ?」

叶花「ん、それ位でよい。そしたら、おへそと陰部の間に握りこぶしを当てて、ぐ~っとお腹の内部に力を加えてみ。痛くなるまで、とは言わんけど、かなり力を加えてもOK」

ちさと「む~っ!って、これ便秘にも効きそうだね」

叶花「そ。原理は同じだよ。便秘の時は握りこぶしを「の」の字に回すけど、今回は位置はそのままでいいから」

ちさと「排血と便秘の両方の時って、同時にやってもいいの?」

叶花「ん?便秘気味か。だったら、両方してもいいよ。で、握りこぶしは最初の位置に戻して、力を加えながら…お尻が浮かない程度に体重を、今度は足の裏に移すの。何だったら、慣れるまでは軽~く前かがみになってもいいぞ?」

ちさと「ぐ~~~っ!こんな感じでいい?」

叶花「あんまり前かがみになると貧血起こすことあるから注意な。で、今度はそのまま握りこぶしの力をゆっくりと緩めるの」

ちさと「ふ~~~っ!」

叶花「それで、力が抜けきった所で便座にどっしり座ってみ~、多分ビックリするから」

ちさと「どんっ…ボタボタボタボタ!!…って、えっ!?何、この血の量!?」

叶花「そんだけ子宮に溜まってたってことさ。それで経血を排出させるから「排血」って訳。3回位今のを繰り返せば、お腹が自動的にポンプの役割りを果たすから、殆ど経血が出てこなくなるぞ」

ちさと「へ~っ、すご~い!!…ところで、叶花はどこでこんなの覚えたの?普通だったら、男の人だったら全く要らない知識なのにって思うんだけど…もしかして、昔の彼女とか…ってオチはないよね?」

叶花「一部は、図書館で調べたけど…さすがに和式便器の方法は丸ごとじゃ洋式便器には使えない。だから、応用の効く方法以外は「介護の勉強しながら掴んだ知識」を人体の筋肉と空洞を考えながら編み出したオリジナルな方法」

ちさと「えっ!?って、オリジナルって言っても…男の人じゃ、試すことは出来ないじゃん!?え~、何で何で~!?」

叶花「蓄尿…要するにおしっこを我慢する為の訓練の逆って気がつけば、ある程度まで答えは出るよ?もっとも…どこの老人ホームに行っても女性が8割だから、体の構造の違いが判らなければ、どうすればいいかも判らないでしょ。歳をとっても「閉経」はしても「おりもの」はあるし。そこで、気がつかない男の介護職員は「使えない人材」だわ」

ちさと「ってそこを「使えない人材」って言い放つのもとんでもないんだけど!?それ以前に、そこまで気がついて、体の違いどころか応用まで辿り着いたのに辞めた理由が判らないよ!?」

叶花「まぁ、ちさとが理解するには、いくら何でもまだ早すぎるから、そう深く考えないほうがいいよ。それに…判らないほうが幸せっていうのもあるしね」

ちさと「む~~~ん、叶花ってどう解釈すればいいのか判らないことばっかりだわ…」

叶花「ん?あたしだって自分以外の人間は知らないよ?それどころか、自分自身も判らないことだらけ。で、排血の方法のおさらいは必要かい?」

ちさと「え?あ、うん!叶花の説明が良かったから、すぐ出来そうだから、自分でやってみるっ!違ってたら…教えてね?」

叶花「ああ。まぁ、ちょっと違ったくらいだったら問題ないよ。それに、繰り返して工夫したら、もっといい方法もあるだろうし、ね」

ちさと「うんっ。どんっ!む~~!ぐ~~~~!ふ~~~っ………」

叶花「ど?経血は出きった感じ?」

ちさと「うんっ!…てゆうか、なんかお腹がスッキリした~~」

叶花「ははっ、そりゃ何よりだ。じゃ…タンポンの装着の仕方、な」

ちさと「…うん」

叶花「う~ん…まぁ、声が漏れても困るし、この季節じゃさすがに寒いから、叶花の部屋で教えるわ。あと…ちさとのちょっとした躊躇(ちゅうちょ)位は、さすがの叶花でも判るぞ?」

ちさと「うん…アリガト…」

<再び叶花の部屋>

叶花「そうしたら、膣口はどこか判るな?そこにアプリケーターごと入れるの。叶花がそれ、やってもいいのかい?」

ちさと「あのね…ちょっとワガママかもしれないけど…先に、叶花の指を入れてもらっても…いい?」

叶花「う~ん…あ、そっか。別にワガママじゃないぞ。でも…初めて入るのが叶花の指でいいのかい?」

今度ばかりは、一応…と言う訳ではなく、およそあり得ないに近い行為だから、叶花は部屋の鍵はしっかりと閉めた。

ちさと「…今の私が一番嬉しいのは、それだから。…なんにも判らない物体よりは、いつも握ってくれてた叶花の指のほうが何百倍もいい」

叶花「そっか…。じゃ、本当に挿れるよ?…それじゃぁ。うん、爪は切ってあるから大丈夫、と。後は消毒用アルコールスプレーでちゃんと消毒してから、う~ん…小指じゃ短いし、中指はちょっと太いから…人差し指でいいかな?」

ちさと「うん…それは叶花に任せる…」

叶花「では失礼して…ん、あんまり濡れてない。じゃあ…、ちょっとだけ恥ずかしいかもしれないけど…我慢できる?」

ちさと「…痛くないなら」

叶花「じゃ、こっちを失礼して…」

私の乳首が…叶花の口の中で転がされたり、吸われてる。そういえは、見せたか押し付けたかのどっちかしかなかったから、この感覚…判らなかった

叶花「ん?もしかして…痛い?と、恥ずかしくない訳はないだろうな…」

ちさと「全然痛くないよ、もちろん恥ずかしいけど…、それよりもずっと気持ちいいし、何か叶花が、凄く愛おしい…」

あ、反射的に、叶花の頭を撫でちゃった…!! …もしかしたら「子供扱い?」ってのは、駄目…だよね…

え、叶花が微笑んでくれる?…そっか…全然悪い事じゃないんだ。

あ、叶花の吸い付きが少し強くなった…
あれ、今度は緩めた?あっ、痛くない程度に甘咬みしてる…。あ、反対側の胸を揉んでる…。1つ1つの叶花の口の動作が愛おしい。何でだろう?気持ちいいだけじゃなくて…心の芯から不思議な独占欲が湧いてくる。叶花っていう人が欲しくなる。

…そして、叶花はゆっくりと乳首に吸い付いていた口をゆっくりと離す…。

あ…叶花がまた微笑んだ。言葉はないけれど、私に何を伝えたいのかが判る…。

今度は、指で私の柔らかい部分が湿っているのを確かめてる。あ…今度はゆっくりと、叶花の指が私の中に入ってくる。凄い恥ずかしいけど…それ以上に暖かくて、気持ちがいい。指が丸ごと飲み込まれたらほんの少し、指先を私の内側に向けて曲げる…。あ…声が出ちゃいそう…。

叶花「ちさと…、声を無理に抑えこまなくてもいいんだよ?」
凄く暖かいほほ笑みで、私の顔を見つめる。

「ん…はっ…ふぅ~、っ、あふぅ…ふぅ…」
どうやっても言葉にならないような声が、自然に口から溢れる。
少ししたら、叶花はゆっくりと指を抜く。

叶花「これでいいのかい?」

ちさと「…うん。でも…叶花の指、私の経血でちょっと赤くなっちゃってる…」

叶花「あ…これね。「パクッ」」

ちさと「え?え~!?叶花…私の経血を舐めちゃった!!」

叶花「ああ、別に汚いものじゃないでしょうに」

ちさと「で、でも本来だったら…捨てる物…だよ?」

叶花「ん、でも叶花にとってはこの上ないぐらいの良いご褒美だよ?」

ちさと「…もうっ、叶花ったら…」

叶花「じゃぁ、タンポンを挿れるな」

タンポンを入れてる途中で声に出ちゃうかも、って思った瞬間…動きが止まった。

叶花「ここまで押し込むと、っていうかここが膣の行き止まりで子宮口の真横…要するに丁度出口で経血が止まるんだよ、そうしたら…ここでアプリケーターを押すと、キャップからタンポン本体が出る。後は、キャップと一体になったアプリケーターを抜けば装着が完了だよ。タンポンを外す時は、この紐を引っ張ればすぐだから、心配しなくても大丈夫。と、お疲れ様…。ど?痛いところとかってないかい?」

ちさと「うん…大丈夫。叶花、ありがとう。リクエストまで聞いてくれるとは思わなかったから、すっごく嬉しい」

叶花「…でも、別にあたしじゃなくて…真琴かお婆ちゃんに使い方聞けばいいのに、本当に良かったのかなぁ?っていうのだけは気になったけど…」

ちさと「だって…お婆ちゃんとかまこちゃんに、使い方を聞いたら「なんで今、タンポンにするの?」て聞かれたら困っちゃうもん…」

叶花「へ…?ああ、それでなのかぁ。経血が多い時って、ナプキンと併用することあるんだよ?特に眠る前とかは…ね」

ちさと「え…じゃぁ、ヒミツが判っちゃうことも無かったの!?う、うわぁ、私…超ぉ今になって恥ずかしくなってきたぁ!!」

叶花「…あらま。最後の最後で残念な所で足を引っ張るのは間違いなくうちの家系の血を継いでるなぁ(苦笑)」

【 叶 花 の 追 加】
そういえば、「人間宣言」はどこに行ったのやら…。とはいえ、誰も理解をしてくれない中でも、良い「理解者」なのだからあたしもいい姪を持ってよかったわ。ちさとは彼女なりに、色々と頑張ろうとしてくれてたんだろうけど、そんなにすぐ解決するものだったら、今頃はもっと違う生活をしていただろう。

障害は、金でどうにかなるものでもないし、言葉でどうにかなるものでもない。支援をするつもりがあっても、内容を理解できないのであれば、かえって悪い結果になるのは痛いほど感じた。残念ながらこの国は、福祉も医療も障害者が自立出来ない程度しか制度が出来上がっていない。それどころか、人間らしく生きる希望どころか、犬以下であることに変わりはない。

理想やら理念という、異様に達筆で書かれたものはそこらじゅうに転がっているが、そんなものを書いてる暇があれば、その紙で紙オムツを作ってくれたほうが余程いい。幸か不幸か、あたしは「支援する立場」と「支援される立場」の両方を味わった。しかも、つい最近という訳ではない。どちらの側面も、勿体ないほど費やした。ほんの数年どころか、十分に2桁になる。
でも、最初の頃に感じた腹の中にある「煮え切らないむかつき」は、未だに消えていない。答えを知っているどころか、言葉や文字にする事だって可能だ。でも、その言葉を発する暇があるのだったら、まだバカな歌を歌って笑わせたほうがマシだ。文字はそれこそ、紙オムツどころかトイレットペーパーで十分だ。

むしろ、判ったような顔をして、自己満足している人間に使われる位ならば、その言葉や文字は要らない。ゴミ箱にでも捨てられたほうがまだ幸せだ。

※白木屋(しらきや-注:今の居酒屋チェーンとは別物で)大火1932年(昭和7年)12月16日午前に日本橋1丁目に発生した8階建て以上の高層建築で初めて発生した火災。諸説はあるが、当時の女性はズロース(パンツ)を履いていなかった為に、飛び降りや救出される際、下半身が丸見えになるために、それを恥じらって多くが焼死したと言われる大事件。なお白木屋は、その後は(旧)東急百貨店日本橋店となり、それも閉業となった。場所は、現在のコレド日本橋に該当する。なお、現代の多くでは「俗説」とされているが、白木屋に働く女性販売員は、比較的裕福であったり、旧家の娘という事もあって、販売員の貞操観念から考えれば不思議ではない。理由はともあれ、女性が下着を着用する習慣がある西洋各国に倣うようになった事象の背景には、この事件は比較的多くの影響を与えていると考えるのが自然である(なお、Wikipediaの記述と相反するが、焼死した女性販売員の心情を支持する根拠としては、まもなく開戦を迎える、太平洋戦争のおける国民感情の固執化への誘導と、非常に密接な関係があると考えるべきである)。

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「プチサンボン」と「ジャン・パトゥ・アムール・ドゥ・パトゥ」

なんか変な日中~その(5)

ちさとの気持ちも、一過性のものだっていうのは、いくらなんでも大人になればすぐに判る。そして、結婚して子育てに少しでも余裕が出来たって頃になれば「そういえば…そんなことあったなぁ」位になる。それはある程度の歳を重ねれば誰もが経験する。逆に言えば、何がトラウマになっていたのかまで判ってしまう。年齢を重ねるっていうのはそういうこと。どんなに新しいことを取り入れようと思っても、相手が高校生位だとしてトレンドは何か?を探ろうとしたって所詮上辺だけしか判らない。社会に揉まれて来たのであれば、しきたりやら暗黙の了解やらで埋め尽くされて、そんなに新しいことは飲み込めないで、年齢のせいにしてしまう。悲しいかな、それが大人という生き物。

ちさと「え!?もしかして…揺すっても起きなかった時って…寝たフリ!?」

叶花「あれだけ大量の眠剤飲んでて、そんな芸当が出来る人間がいたら見てみたい位だよ」

ちさと「…ふぅん…、じゃぁ、何にも覚えてないのかぁ、あの夜のこと」

叶花「ん?覚えてたら困るようなことでもしたのかい?」

ちさと「…もし気がつかれたら怒られる…位の気でいたから、そんなに露骨なことはしてないけど…」

叶花「まぁ、怒られるようなこと…て言ったって、ちさとの年齢を考えればどの程度かは判るさ。本来寝盗る側が姪に寝盗られたっていうのなら、それはそれで恥ずかしい話だが…?」

ちさと「えっと「ねとる」ってなぁに?」

叶花「寝てる間にセックスされたってことさ、ダイレクトに言えば」

ちさと「う~ん…ちょっとは考えたけど…それはしなかった…」

叶花「なら、この問題については不問ってことでいいわ」

ちさとは、確実に「比較的お酒に強い」っていう血は受け継いでるみたいだ。とはいえ、飲み過ぎて悪酔いすることがあるのも受け継いでいたら、それはそれで大騒ぎになるから飲ませすぎないように見張っていないと駄目だな。

ちさと「でも…ちょっとだけエッチなことはしちゃった…」

叶花「その「ちょっとだけ」ってのが何気に微妙だなぁ。ま、ちさとのちょっとは、本当にちょっとだからさして問題にはならんだろう、と推測するが?まぁ、言える範囲でいってみ?」

ちさと「えっとね…叶花の…アレをいじったり、形を見たり…チューしたりしちゃった…けど…」

叶花「ふむ…。で、美味しかった?」

ちさと「チューだけだから、味はわかんないよぉ~、咥えた訳じゃないし…」

叶花「そうかぁww って、咥えてってことはフェラチオ位は知ってるのね」

ちさと「ふ、フェッ!!………」

叶花「ちさとの年齢だったら、知ってて普通だろう。叶花だって、ちさと位の年齢の時は、そのくらいは知ってたぞ」

ちさと「………。」

叶花「何だったら、実際にやってみるかい?」

あ、ちょっと飲むペースが早かったから、ついとんでもないことを言ってしまった…ていうか、口にした時点でもう手遅れなのだが…、さすがに姪に言っていい言葉じゃないよな、これって。あたしの叔母さんも、旦那さんのエロ本を見つけて見入ってる所で、大慌てで、結局あたしの母親に「叶花がいやらしい本を見てるんだけどいいの!?」と慌てた一幕もあったし、自慰にふけってる時も大慌てだったし(何て間の悪い叔母なんだろう…)。
まぁ、あたしの母親と叔母の年齢はかなり離れてるし、叶花と叔母の年齢も、姉弟でもあり得る年齢差だから仕方がなかろう。
とはいえ、ここで自己弁護して許される問題でもないのは確かだから…、

叶花「と、とりあえず今のは訂正っ!本当に好きな人が出来た時にしてあげなさいっ!!」

あ、弁護の仕方を間違えた…。これじゃあ、正直に話した姪に、みんな丸投げをしちゃった最低の伯父だ…。さて、どうすればいいのやら。この場面は…、じゃぁこう切り出すか…。

叶花「っては言ったものの、ちさとに彼氏が出来た時には…どうしてもあたしが干渉しちゃうから、難しいよな…こうゆうときの判断は…。ま、まぁ、ちさとが…叶花のことが好きって言うのなら、別に構わないぞ。カワイイ姪だし、もし…姪じゃなくてもカワイイって感じるし…」

ちさと「…私のこと、カワイイって思ってくれるんだ…」

叶花「ああ、この上なくカワイイさ!! 血が繋がってなければ2年待ってプロポーズする位にな!」

ちさと「じゃぁ…眠剤飲んだら、また裸で一緒に寝ていい?」

叶花「まぁ、それが希望っていうのなら、拒む理由はどこにもないから構わないよ。それに…眠ってる間だったら…どうするかは、ちさとが選択出来るんだもんな」

ちさと「…でも、それってフェアーじゃないよね…?」

叶花「え?…ああ…さっきの排泄介助の方法もあるし、確かに叶花ももし「人間宣言」するんだったら、相手に任せた…って言うんじゃ駄目だよな」

ちさと「うん。叶花は…あ、眠ってる間に色々しちゃったのは私も悪いんだけど、でも…さっきのおトイレは…私がちゃんと起きてる状態だったよね?」

叶花「うん。それは認める。確かにフェアーじゃないっていうのはちさとの言うとおりだ」

ちさと「…でしょ?私の経血まで見てるんだし…おしっこしてる音も聴こえてたハズ」

消音が裏目に出ちゃったか?? もしかして、あたしはとんでもない間違いをいくつも重ねているのか?というか、重ねてることには何も間違いがない。

叶花「じゃあ判った。…叶花はこれからトイレに行くけど…ついて来るかい?」

ちさと「うん。それだったら一つは納得してあげてもいい」

(再度(最新の)トイレへ)

ちさと「へぇ、叶花って座っておしっこするんだぁ」

叶花「だって、立って小便したら、周りに飛び散るだろう?」

ちさと「納得。…へぇ…男の人のおしっこって直線に飛ぶんだね」

叶花「出てくるところと、その数センチ先を見てみ~?」

ちさと「直線だけど…あっ、ちょっとスピンしてる!」

叶花「そ、男の場合は真っ直ぐに尿を飛ばすために一定距離で90度スピンするように出てくるようになっているんだよ。これだったら「立ちション」も出来るでしょ?」

ちさと「うん、すっごく納得。へぇ…男の人のおしっこってこうなんだぁ。」

叶花「じゃぁ…、出終わったらキレイに拭いてもらっていいかい?」

ちさと「え?男の人でも拭くことってあるの!?」

叶花「時と場合によっては、ね。」

ちさと「拭き方がよく判らないけど大丈夫…かな?」

叶花「ま、寝てる間に色々と触ってれば構造位は判るだろ?」

ちさと「うん……あ、出終わった」

叶花「先ずは、先っぽから普通に拭くの」

ちさと「じゃぁ、トイレットペーパーを取って…なでなで」

叶花「うん。そんな感じでいいよ。そしたら、どんどん先っぽの赤い部分の根本の方まで拭いていくの」

ちさと「ふきふき…あとは…どうすればいいの…?」

叶花「アレの少し根本のほうを指3本位でつまんで、皮を根元の方に向けて引っ張るの」

ちさと「…こ、こうかな?」

叶花「うん。そうしたら、皮に隠れてた部分が出てきただろ?」

ちさと「へぇ…こんなふうに剥けるんだぁ」

叶花「あとはその部分を円周に拭けば完了。そんなに難しくないでしょ?」

ちさと「うん。でも…男の人もおしっこでトイレットペーパーを使うことがあるなんて知らなかった…」

叶花「どうしても、皮に隠れた部分って見逃しやすいし…汚れやすいんだ。まぁ…そりゃカワイイ姪に色々として貰えるのは嬉しいのは確かとして…もし男の赤ちゃんだったら、お母さんはこうやってキレイにしないと駄目なんだよ。もっとも…赤ちゃんだけじゃなくって、男はその部分が汚れてるから、自分の身を守るにも、大事な事なんだけどね」

ちさと「じゃぁ…女の人がお爺さんの介助をするときも…こうやるの?」

叶花「もちろんそうだよ。だから、ある程度は…相手の体の構造を知らないと、結構難しいし。特に若い女の子達だったら、混乱するだろうね」

ちさと「例えば…なんだけど、お爺さん達が若い子に丁寧に…拭いてもらったら…嬉しいのかな?」

叶花「さすがに、自分よりもはるかに長く生きている爺さま達の気持ちは判らんが、人それぞれなんじゃないかい?…多分、比較的嬉しい場合のほうが多いような気はするけど…」

ちさと「…異性の気持ちって判らないものなんだね…」

叶花「まぁ…事あるごとに頬を赤らめてる婆さまとは、どう接すればいいか、未だに判らないけどね。とはいえ、若い男子に丁寧に扱われて悪い気はしないだろう、多分」

ちさと「へぇ、そんなに気持ちの若いお婆ちゃんもいるんだぁ…」

叶花「ま、人間なんだから、体年齢とココロ年齢は別物なのは普通のことだよ。女性にしてみたら、男性で家事とか掃除とか、自分一人で出来なきゃ「子供と同じ」って思われるだろうし」

ちさと「あ、何となくそれは判るような気がする。時々「男子ってなんでこんなにガキなんだろう?」って思うもん」

叶花「はははっ、ま、至って正常な気持ちだな、そりゃ」

ちさと「…でも、なんで叶花ってそんなに相手の気持ちを真っ直ぐ見てるのに…自分を見ないどころか、平気で潰すようなことまでして障害を負っちゃったのか、とっても不思議だなぁ…」

叶花「そうだなぁ…、自分が辛いって感じることは、相手だって辛いだろう。それを放っておけるか、受け止めちゃうかの違い…かな」

ちさと「叶花は…受け止めちゃうんだね」

叶花「ん~、そうとばかりは言えないなぁ。時には言葉を間違っちゃって、相手のココロを傷つけるナイフみたいになることだって、結構いっぱいあるよ?」

ちさと「ココロにナイフ…って、叶花がそんなに痛い言葉をしてるのは聞いたことないから、ピンっとこないなぁ…」

叶花「意識して言ってる訳じゃない、ついうっかりだから、そんなに「うっかり」を重ねたら信用を失っちゃうって」

ちさと「言葉って…怖いんだね」

叶花「でも、その言葉で救われることもある。だから、言葉って面白い。…さ、それじゃあ部屋に戻るか」

ちさと「うんっ」

なんか変な日中~その(4)

当然、ちさとは恥ずかしいことだと認識しているから、妙にモジモジしている。その反面、叶花は「排泄介助」としてしか捉えていないから、そう特殊なこととは思っていない。実際に、ちさとに全裸をみせつけられているから、いまさら感もある。ただ、介護者がみんな淡々と仕事としてこなしている、とは思わないで欲しい。
実は、介護の中で一番多いのは「性的な暴行や羞恥の強要」。年をとった婆さんに、何をするのか?と言われても正直答えようがない。あたし自身が、そんな考えを一切持っていなかったからだ。他の暴力でもそう。暴力は、別に拳を振り上げるのが全てじゃない。それこそ、正反対の放置(ネグレスト)も存在する。

まぁ、もっとも、あたし自身もアルツハイマー型認知症の婆さん(ちさとの曾祖母)がいるから、陰部洗浄や一緒に入浴をしたこともある(実の祖母に全裸を見られたっていまさら感はあるが…)。極端なことを言えば、そこまで素性を知っていれば、特にプラスチックの使い捨て手袋(よく「ディスポ」って言われる)を使う必要もなく排泄処理位ならどうってこともない。もちろん暴力行為などをする必要はない。むしろ、どうすればキレイにスッキリして貰えるかが一番の配慮かもしれない。ちなみに、実習生はどこの老人ホームに行っても、一番の問題行為を起こす人に対しては、何らかの配慮を求めることはない。そうでないと、実習生が逃げ出す。これが現実。だからもし、仮に介護福祉士の資格を取得しても、実は現実と向き合って「介護とは関係ない仕事に変わって働いている率のほうが多い」。これが現状。

また、介護と言うと「年寄り相手」と思う人が大半だが、実はそればかりではない。介護保険は40歳になったら、保険料を収めなければならないと同時に、一定の介護対象になれば、40~65歳未満では第2号介護者として認定されることがある(なお65歳を過ぎれば、自動的に第1号に移行する)。

また、障害者の生活を支援する場でも介護が必要になる(また別の法律があるのだが、ここでは書かない)。

例えば「知的障害者」と「発達障害者」がいるとしよう。この2つのどこが違うのか?は実は介護を目指す学生もよく判っていない。答えは、実にカンタンだ。18歳未満で見い出されたら「知的障害」、それ以降は「発達障害」となる。しかし、障害区分にはこの2つのいずれも記載されていない。では、どうやって支援するのか?もしくは障害保険の給付が受けられるのか?だ。
実は、この2つは「精神障害」として認定を受けるように促されるようになっている。

ちさと「…ねぇ、叶花ぁ…」

叶花「どうした?その微妙に煮え切らない呼び声は?」

ちさと「さっきの…排泄の時ってバスタオルはかけてくれたけど…丸見えだったよね?」

叶花「うん。だって、見えないとちゃんとキレイに拭けてるだどうかわからないでしょう」

ちさと「もし…仮に私が叶花の恋人だったら、排泄介助していてどう思うのかな…って思って」

叶花「う~ん、そうだなぁ…。極論を言えば「ねぎらいながら促す」ことは全く変わらない、かな」

ちさと「なんか、恋人さん…怒っちゃいそうだよね」

叶花「まぁ、愛情が見えない!って言われるのは間違いないと思う」

ちさと「誰に対しても?」

叶花「基本はそうだけど…、もし介護相手が1人だったら、愛情のかけかたはかなり変わると思う」

ちさと「じゃぁ、さっきの…排泄介助は?」

叶花「ちさと一人に対してだから、機械的にこなすようなことはなかったでしょ?それが一番の証拠」

ちさと「…うん。返事しやすいように上手に誘導してくれたし「拒否」があったら、さり気なくトイレから出て行ってくれた」

叶花「まぁ、およそ考えられない位の配慮は組み込んだつもりだよ?」

ちさと「そうなんだぁ~。ちょっとだけ特別扱いしてくれたのね♡」

叶花「特別どころか、こんなに手間かけてたら、仕事が終わらなくなっちゃう(苦笑)」

ちさと「…それで、とっても聞きづらいんだけど…」

叶花「まぁ、気がついた所があったら、知りたいな」

ちさと「陰部を拭くときって、どうしても「くぱぁ」になっちゃうでしょ?その時、叶花はどう思っていたのかなぁ…なんて。一度も見せたことのない場所だから…」

叶花「差し障りの無い答えで言えば…きれいな桃色だったかな?くらいの感じ」

ちさと「へぇ…ちゃんと見てたんだ…」

かのか「基本的な確認事項だからね。発疹・ただれ・びらんがあったら、すぐに医療職に任せないと…だからだよ」

ちさと「…じゃぁ、経血は?」

叶花「何も隠すようなことでもないでしょうに。それとも…もしかして小学校に「やーい、生理だー!」とかからかわれた、って言うのならまた話は変わるけど…」

ちさと「初潮は…中学に入ってからだから…逆に「なりたて」だから重たいのかな?

叶花「いや、それはないよ。まぁ、年齢次第では「慣れ」も出てくる。唯一、初潮の年齢で確定的って言えば「身長」って要素かな?

ちさと「え~!それ本当だったんだぁ!!」

叶花「ま、100%そうだって言い切れるだけの要素は足りないけど、中学校のクラスで調べた限りでは、150cm以上になったらいきなり…」が多かった。

ちさと「叶花って何でも知ってるのね~…ってゆうか、どうやってそんな情報を手に入れたの!?普通だったら変人扱いで教えてくれないよぉ!」

叶花「そりゃ、昔はモテたもん」

ちさと「あ~、大人の常套句だ~ww」

叶花「…まぁ、ちょっとだけ誇張はあるけど、それでも「王子様」状態でモテたんだよ」

ちさと「…童顔好きの人限定なモテ線?」

叶花「はぁ?…若く見せても童顔ではないぞ?」

ちさと「だって、一緒に歩いてても「伯父と姪」じゃなくて「兄妹」って思われるでしょ?それこそお婆ちゃんなんかは、どういう家系なのかは知らないけど、叶花と歩いてるとお姉さんて思われたり、セールスマンが来ても「奥様」じゃん。ついでにお婆ちゃんの従姉妹は魔性の女っぷりで、娘(叶花からみれば、はとこ)」は呆れて別居したり…」

叶花「ま、まぁ…それ以上のネタは後か怖いからカンベンってことでいい?(苦笑)」

ちさと「曾祖父ちゃんが、札束をぶちなけたようなのも、ダメ?」

叶花「…駄目って言うのを判って伏線を引いてないかい?」

ちさと「へへへっ、でも…もし叶花にこんなに丁寧に対応して貰えたら、その人はきっと幸せだね」

叶花「相手が1人だったら、おおよそそれでいいんだけど…何人もいるとなったら、そこまでやってる暇はない…っていうのが現実だよ。もっとも…どんな相手でも愛おしいって思いながら介護をするんだったら、ぞんざいに扱うなんて、およそ考えられないけど…ね」

ちさと「じゃぁ、私は愛おしいって思われながら…だったんだ」

叶花「そりゃ当たり前だろ?…そうだなぁ、例を挙げれば陰部洗浄(陰洗)の時のくぱぁで、どの指使ってたか判る?」

ちさと「…え?え~、そんなの恥かしくて覚えてないよぉ~!」

叶花「実はね、「中指と薬指」っていうかなりの難易度の方法を使ったんだよ。普通は、人差し指と中指なんだけど…あ、親指と人差指なんていうのは「論外」だからね。…だから、全然痛くなかっただろ?」

ちさと「…うん」

ちさとは、明らかにあたしの指を凝視してる。それが本来の「正常」な反応。それで平気だったら…さすがに「あたしの姪は大丈夫なんか?」って感じる所。

叶花「ん~、このままじゃアンフェアだから、ちさとが叶花の排泄介助をやってみるかい?」

当然ちさとは、思いっきり横に首を振っている。ま、当然の反応だ。

ちさと「ねぇ…もう一つ聞いてもいい?」

叶花「うん。いくらでも聴きたいことがあったら言ってみ」

ちさと「…音もそうなんだけど…匂いって気になるの?」

叶花「あ、それは結構、最初は苦労するよ~。とはいっても、ちさとの排泄物と、老人の排泄物の匂いは全くの別物だよ。だから、別に臭くて悪心を持つなんてことはないよ」

ちさと「え?そんなに匂いって違うの!?」

叶花「うん、全くの別物。てゆうか、ちさとの便臭と叶花の便臭は、実は大差ないんだな~、これが」

ちさと「へぇ…血がつながってると…似るのかな?」

叶花「いや、関わりがなければ、例え血が繋がってても全くの別な匂い。近くで生活してると、他人でも同じ匂いになるんだよ」

ちさと「え~!?…それって、何かが伝染するの!?」

叶花「ま、判りやすく言えばそんな所。大腸の中ってもの凄い数の菌が住んでるんだけど、それを「お花畑」って捉えるんだ」

ちさと「はははっ、それじゃぁウンチの匂いはお花畑の匂いなんだ~」

叶花「そうだよ。よく大腸の菌群を「腸内フローラ」って言うんだけど、フローラってお花畑って意味だから、どんな花が咲いてるかで香りが変わっちゃう。生まれたての赤ちゃんは、なんのお花も咲いてない大腸なんだけど…1日もあれば、普通の場合はお母さんに近いお花畑が出来上がるんだ」

ちさと「え~!?そんなに早くお花畑が出来上がるの!?」

叶花「そ。だから、近くにいて…例えば、抱っこしたりチュッチュすれば、すぐだよ」

ちさと「ふ~む…、てことは、叶花のウンチと私のウンチの匂いには大差ないのか…」

叶花「そ。それで正解。…てまぁ、全裸で抱きつかれたら、間違いなく移行するんだけどね…」

ちさと「あ、そっかぁ。一晩も全裸で抱っこ~じゃ間違いなく…」

叶花「そゆうこと。って…あの時は「まさか一線を踏み越えちゃった!?」って思って本気で驚いたんだぞ~!…まぁ、ちさとのイタズラって判ったからまだいいけど、さすがに心臓に悪いわ…」

ちさと「あ~ん、だからあのときのは「ゴメンナサイっ!!」だってばぁ~」

叶花「…で、本っ当にあの時は何もしなかったんだよな?」

ちさと「…エッチな事はしてない、つもり…」

叶花「…その言い淀みは何かな?」

ちさと「え、え~何のことカナ?」

叶花「…あたしにも責任があるから怒らない。とりあえず、ちさともひと通りの事は知ってるようだし…自己申告ってゆうことで許す。それだったら話すか?」

ちさと「……わかった。じゃあ、正直に話す」

叶花「まぁ…そこまで緊迫した雰囲気じゃはなしづらいだろうから、今日だけ特別ってことで…」

ちさと「え?缶チューハイ?」

叶花「ん。あたしがちさとの年齢の頃から飲酒してたから、怒りは出来ないし…それに、ちさとも飲んだことはない…訳ではないようだし…だろ?」

ちさと「…うん。美味しそうだから飲んじゃった」

(※未成年の飲酒は法律で禁止されています。飲ませた方も同罪です)

叶花「ほい、好きな量で氷を入れな。ちょっと度数が高いのだから」

ちさと「…ん。えと…9%かぁ…氷いっぱい入れたほうがよさそう…」

叶花「ま、そのグラスだったら氷たっぷりでいいだろうな」

カラカラカラカラ… シュワー…

ちさと「…じゃあ…頂きます」

叶花「あ、ママにはナイショな」

ちさと「ん…」

ゴクゴクゴク…

ちさと「あ、ブドウの味で美味しい…」

叶花「ま、ゆっくり飲みな。あ、おつまみもここに置いとくから」

ちさと「クラッカーとチョコレート…」

叶花「ま、乾き物よりはいいだろ」

ちさと「なんか…叶花って私のこと、すっごく良く知ってる」

叶花「そりゃそうだ。姪は自分の娘と同じようなもんだからな」

ちさと「…娘、かぁ…」

叶花「ん?何か微妙な表情だな…娘じゃ不満か?」

ちさと「…なんとなく、ってえっ!?むぐ…ん………」

ま、あたしが眠ってる間に、キスくらいしてたのは容易に想像がつく。ファーストキスって言うならばこんな無茶なことはしない。それに…ちさとが小さい時から「チュッチュ~」なんて言いながら、甘えてたんだから…。拒むのなら暴れるだろうし、平手打ちくらいは間違いなく浴びせてくるだろう。

ちさと「ん…………………ぷはぁ」

叶花「ど?ご期待には添えたかい?」

ちさと「…うん。いきなりでビックリしたけど…でも…」

叶花「でも?」

ちさと「何か…ココロが暖かくて、嬉しい♡」

叶花「そりゃ何よりだ。とゆうか、寝てる間にもキスされてたような気がするんだが…?」

なんか変な日中~その(3)

泣いている姪の髪の毛を撫でながら思ったんだけど、どんなに強がっても、やっぱり女の子なんだなぁ…って思う。これで姪でなかったら、ベッドに連れ込む事だって出来るかもしれない。極端に考えれば、お互い結婚は出来なくても、双方が合意できる年齢にさえなっていれば、仮に事に及んでも合意の上であれば「強姦」や「猥褻行為」にはならない。ましてや、金銭の授受がなければ「売買春」にはならないし、強いて言えば血縁という紐付けされた「モラル」の問題だ。ほんのそれだけ。

まぁ…さすがに、経血があるのに行為に及ぶのはどうか、という問題は強く突きつけられるだろうが(もっとも、本人だって嫌だろう)、最も大事な問題はある意味で解決されている。バレたくなければお互いが隠せばいい問題、強いて言えば「2人だけの秘密」でも話は通ってしまう。とはいえ…さすがにそれは問題だろう。

叶花「ちさと…ど?少しは気持ちは落ち着いたかい?」

ちさと「…うん。でも「幸せな涙」だから、叶花は気にしなくてもいいんだよ?」

叶花「な~に、生意気なこと言ってるんだかww」

ちさと「なんか…慰めるつもりが、逆に慰められちゃってるね…」

叶花「ううん、それでいいんだよ。本当に精神がプッツンいっちゃってるんだったら、そんな正直には喋れないだろう?」

ちさと「…だね。また叶花に借りを作っちゃったなぁ…」

叶花「いや?貸し借りなんてそもそも存在しないだろう?」

ちさと「え…あ、そっか。好きでここに来て、勝手に泣いてるんだから、迷惑さえかけなければ自己完結だもんね。それとも…叶花は迷惑?」

叶花「いや、かえって人間らしさを思い出せたから、よかったよ」

ちさと「…うんっ!今日は「甘える日」なんだもんね」

叶花「そうゆうこと。こんなにカワイイ姪に甘えられたら嬉しいどころか、どこに行くにもドヤ顔でOKだよww」

ちさと「はははっ、叶花らしい発想だね~。」

叶花「ん?あたしらしい?…う~ん、どのあたりが?」

ちさと「そんなに上手に受け止められちゃったら、私の立場がないもん」

叶花「ん~、ま、今はそうゆうことにしておこうか…」

ちさと「えへへ…。でも…叶花の障害が何なのか、判らなくなってきちゃった」

叶花「そりゃ有難いわ。障害者って特別扱いされるのが一番困るからね」

ちさと「…やっぱ、どうしても普段では「特別扱い」なのかぁ」

叶花「さっき、ちさとが持ってきた眠剤&精神安定剤で判るだろう」

ちさと「うんと…、叶花にとっては欠かせないもの、かな?」

叶花「そうゆうこと。「人間らしくあるための薬」があれだから」

ちさと「数えるのも大変だったよぉ。うんと…20錠超えてるもんね」

叶花「まぁ、実際には32錠だったんだけど。でも、それで人間らしく居れるのだったら、それは「必要」なものだからね…」

ちさと「人間らしさ…って何だろうね?」

叶花「今になっては下らない、って感じだけど、少なくても生きていて辛くなければ、人間らしいんじゃないのかな?」

ちさと「へぇ…叶花ってそんな所まで追求してたんだ」

叶花「対人職なんだから、当たり前でしょう。でも、尊厳って何?プライバシーの保護って何?って勉強してたら、どうやっても矛盾に突き当たるもんだよ」

ちさと「例えば…見られるのが恥ずかしいかそうでないかは、本人がどう感じるのか、っていうことで…介護をするのだったら、その人の感じ方の違いだから、答えなんてなさそうだね」

叶花「じゃぁ、実験してみるかい?一発で判る手法もあるんだよ」

ちさと「えへへ~、今日は私が実験台の日なんだぁww」

叶花「いや、誤解はするなよ?拒みたければ素直に拒めばいいんだし、受け入れられるって思えるんだったら、決められた手順を展開するだけのことだから。嫌だって思えば、好きな時にストップかけてもいいんだよ。それだけは勘違いしないでね?」

ちさと「うん!」

叶花「多分…あれだけコーヒーやらジュースを飲んでいれば、そろそろ来そうだと思うけど?」

ちさと「ん~、あっ!おトイレね」

叶花「じゃぁ、叶花は「全てお手伝いします」っていうことにしてみようか」

ちさと「うん、うん」

叶花「で、ちさとの排泄のお世話は全部あたしが責任をもってさせて頂きます」

ちさと「う~ん、やってみないと判らない」

叶花「そりゃそうだろう。叶花にもし障害がなければ、障害者の気持ちなんて判らない」

ちさと「じゃぁ…途中でストップでもいいのね?」

叶花「もちろんOKだよ。それがその人の許容範囲なんだから」

ちさと「大体、理解できた。じゃぁ…私、おトイレに行ってもいい?」

叶花「うん、もちろん。それは自由意志だから、お好きな様にどうぞ」

ちさと「じゃぁ…手伝って貰ってもいいかな?」

叶花「はい、喜んで!!」

(と、部屋の真向かいのトイレ(超ぉ新品)に移動)

叶花「では、下を脱ぐのに手伝わせてもらっていいでしょうか?」

ちさと「…はい」

叶花「ふらつく事があるので、手すりに捕まってて下さいね」

ちさと「…はい」

と、手際よく下半身を脱がし、なるべく露出しないようにバスタオルを腰に当てています。ここまでは、あまりに基本といえば基本。コツさえ掴めば何も難しいことはない。

叶花「では、両手肩をしっかり支えてますので、ゆっくり座って下さいね」

ちさと「…はい」

叶花「退出したほうがいいですか?それとも…一緒にいて支えてたほうがいいですか?」

ちさと「…う~んと…支えて下さい」

叶花「はい。何かあったら、遠慮なく言って下さいね」

ちさと「えっと…経血の溜まったナプキンを替えてもらってもいいですか?」

叶花「はい、かしこまりました」

実際に、使用済みのナプキンを外されるのは、普通の人と変わらず、ちさとも恥ずかしいよう。なので、なるべく手際よく処理して新しいものを用意する。その間に水しぶきが当たる音がする。つまり、排尿をしている。こうゆう時は…

叶花「水で流す音を出しますか?」

ちさと「……はい、お願いします…」

すかさず、音響のボタンと消臭のボタンの2つを押し、音がきこえにくくする。これは、マニュアル通りな動作。さて…問題はここからだ。何故、排泄の介助が難しいのかはここから始まる。

ちさと「あの…一度出て貰っても…いいですか?」

叶花「はい、かしこまりました。終わりましたら、壁かドアを2回ノックしてくださいね」

ちさと「…はい」

すかさず叶花は、トイレの外に出て、扉の前で待機。あとはノック待ちだ。まぁ、今のちさとには理解し切るのは難しいだろう。でも、羞恥心は確実に判る。つまり、どれだけの老人が恥ずかしいながらも生理的現象に立ち会っているか、これで十分に判るだろう。これで、オムツ介助なら尚更だ。

トントン…

合図があった。そしてあたしは再びトイレに入る。

叶花「失礼致します。それでは、排泄後の洗浄をさせて頂きますね」

ちさと「……はい」

先ずは、シャワー付きの場合は、お尻の方からシャワー洗浄を始める(ここは、学校では教えないが、ちゃんとした理由が存在する)。

叶花「痛くないですか?もし、痛かったり熱かったら、ご遠慮なくおっしゃって下さいね。」

ちさと「……はい」

おしりの洗浄が終わったら、次は前の方の洗浄だ。すかさずボタンを切り替える。これで、大抵は肛門部から陰部にかけてキレイになる。なお、座位の場合はもし先に陰部を洗浄してから、肛門の洗浄したとすれば、飛沫で陰部が汚れてしまう(学校では、この程度の単純な知識も教えない)。

叶花「それでは、拭かせて頂きますね。よろしいですか?」

ちさと「………はい……は、ぁ、あんっ…」

バスタオルを腰に当てていたとしても、清拭をちゃんと行うのであれば、どうしても見ながらしか方法はない。清拭の方向などはちゃんと決まっているのでそれに従う。とはいえ、ちょいと勉強すれば誰でも分かる範囲だが…。

とはいえ、ちさとはそのような介助は必要が無いし、全て自分で出来る範囲だ。でも、何故敢えて介助をしているのか?それは「トイレ介助をされたことが無いと、される側の羞恥心が判らない」から。理由としては単純だ。

叶花「下着は、新しいものと取り替えますか?」

ちさと「……いいえ、このままでいいです」

ということなので、ナプキンの羽根を外側に折って、下着に装着。つまり、後は着せることと流すことを行えば終了だ。大抵の学生は、相手が老人と思うことが多いが、障害者もしくは第2号介護者の場合は、実際にこの方法を用いる。よくよく考えれば、羞恥心以外の何者でもない。

叶花「では、立ち上がりますね。それではつかめたら腕をしっかりと掴んで下さいね」

ちさと「……はい」

1,2~の3っ!と声をかけるのも、相手を考えれば非常に当たり前の方法だ。つまり、この声かけ次第で介助者も利用者も大幅に負担が軽減する(専門用語はあるが、敢えて使わない)。
立位になったら、「手すりに捕まってて下さいね」と言った後、手早く下着とズボンを履かせる。完了したら、利用者(今回はちさと)にねぎらいの言葉をかける。

叶花「すっきりしましたか?あと、痛い所はありませんか?」

ちさと「……はい」

と、最後は部屋まで誘導する。これで完了だ。まだ、普通に便座に座れるからいいものの、オムツ介助になったら、基本はセックスの正常位と同じM字開脚だ。これで恥ずかしくない、と言ったら嘘だろう。

叶花「さて、ちさとは今までの行程でどう感じたかい?」

ちさと「…死ぬほどハズい…」

叶花「そりゃそうだろう。でももし手や足が不自由だったら、こうするしかない。それが現状だし、最良の方法を選んでもこれしかない」

ちさと「なるべくお世話になりたくないね…」

叶花「でも、現状ではこんなもん。バスタオルを用意しただけでもかなりマシにはなるけど、実際はそんなに時間をかけていられないのが現実。尊厳も何もあったもんじゃない」

ちさと「…さすがに、経血見られたのと、排便する時は、私にはどうすればいいのか判らなかった…」

叶花「とか言いながらも、最良の方法を選んだじゃん」

ちさと「本当は、おしっこの音を聞かれるのも嫌だったけど…それはまだ我慢出来た。でも、うんちだけは…もう無理!!って感じで叶花に外に出てもらったけど…それでいいの?」

叶花「もちろん良いにきまってるじゃん。音を聞かれて快感だと思ったら、それはそれで困ったもんだわ」

ちさと「う~、…でも叶花に経血見られたのは、かなり限界に近かった、ってゆうか今思い出しても恥ずかしすぎる~!!」

叶花「まぁ…一応言っておくけど、さすがにそこまで恥ずかしい物は殆ど見てないのと同じだよ?もっとも…本来は、便の状態を見る必要はあるんだけど…それは嫌でしょ?」

ちさと「そりゃそうだよぅ!…多分、まじまじと確認されたら、便器に顔を沈めて溺れてる位だもん」

叶花「まぁ…そうゆう嫌がられることでもしないと、食っていけないのがこの職業なんだもん。仕方ないさ。それに…叶花もちさとが赤ん坊の頃はオムツを取り替えたし、まぁ…いまさらと言えばいまさら、なんだけどね」

ちさと「…う~…」

叶花「でもこれで、人間って何か、少しは判ったでしょ?」

ちさと「…屈辱に耐えること?」

叶花「それもそうだけど、大事なのはもう1つのほう」

ちさと「え~と…屈辱に耐えられないことは拒んでもいいこと?」

叶花「うん、それで正解。どうだ、これで少しは「人間宣言」ってどうゆうことか判ったかい?」

ちさと「…恥ずかしいくらいによく判った」

叶花「そこまで判れば上等」

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