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「AAC→M4A」の答えが煮え切らない件について(6) 【終】

そろそろ、シリーズを読んで下さった方からの意見集約が出来たので…「原理さえ判ればカンタンじゃん♪」な.M4Aへのコンテナの入れ替え方法の説明。

実はMPEG4の範囲であれば、「.AAC」でなくても無劣化でM4Aに出来ますし、タグやジャケット画像の埋め込みも可能です。もっと突き詰めれば「.3gp」でも可能です。何かファイル形式がいっぱいありそうに見えても、実際にはヘッダーとメタデータが解釈出来れば、MPEG4自体はれっきとした規格なので、互換性があるのは当たり前です。

ところで…ここまで方法を出し渋った理由は、この変換自体が「違法アップロード・ダウンロードの温床」になってしまうからです。とはいえ、正規にiTuneを経由しているにも関わらず、まともに再生が出来ない例があるのは検証してみましたので(故に1週間かかったのデスよ)、あくまでも「個人で聴く範囲で」をお約束してもらうことを前提に話を進めます。

方法は2種類から選べます。

(1)XMedia Recodeを使った場合

AACは、あくまでも基本はMPEG4動画の音声部分なので素直に「動画」として扱っちゃって下さい。但し、中身がMPEG2の場合もあるので、一度ふるい分けをします。先ずは有名ドコロで「笑点」のオープニングテーマを使ってみて、中身を調べます。

ファイル 453-1.png
音声が「unknown AAC」の場合は、まず間違いなくMPEG4と思って下さい(仮に「.mp3」だったら「MPEG1 Audio Layer3」、MPEG2の場合は「MPEG2 Audio」、可逆圧縮の場合は「Apple Lossless」になるハズですので一発で判ります)。但し、中身がリニアPCMの場合は「明らかに違法」な手段でしか扱えませんので、ここでは説明しません。

形式は、どのメディアでも本来は対応していなければ困ることを前提に「カスタム」な「M4A」です。

ファイル 453-2.png
そもそも、今までApple社製品を使っていた人ならば「コンテナの中身は何一つ変える必要はないハズ」なので、モードの「コピー」以外は選択しません(iPod初代機であれば変換する可能性はあります…が、リチウム二次電池が10年以上使えるハズはないので却下)。あとは「リストに追加」して「エンコード」です。

まぁ、1曲が30分とかな場合は「Chapter」を打ってもいいですし(這いよれニャ○コさんなアルバムで、明らかにそうゆうのが存在するので否定はしません)、後が面倒ならば、ここで「タグ」を入力してもいいでしょう(というか、環境によってはここでタグを打っておかないと後で追加ができないケースも存在する)。但し、ここで「メタデータ」を「除去」したら、「複製した事実を隠蔽した」とされて、どこかのエライ人達で組んだ団体に訴えられても、あたし達は何も責任を取れませんのであしからず。

ほんのこれだけで、M4A化が出来ます。なお、1曲のコンテナ入れ替えは、通常はものの数秒です。これで「30秒以上かかった」とかいうのであれば、どこかで手順を間違えたか、もしくは別の方式だった、というオチになります(その場合、メタデータが「isom」であれば単なる間違い。違ったら別の方式というのが判る)。また、ジャケット画像を入れたければ、この後で「Mp3tag」で入れ替えが可能です。

<弱点>この方法だと、いくつかのソフト(AIMP3など)ではタグが表示されないどころか、編集も出来ません。

(2)MediaCorderを使った場合

正直、設定がかなり面倒です。「Video」で「Enabled」のチェックを外して、「Audio」で「Copy Audio」にチェックを入れて、「Container」で「MP4」を設定した上で「Multiplexer」を「Enable」にして「MP4BOX」を選択。更にメタデータを継承させるならば「Options」で「Keeps all MPEG-4 Systems info」にチェックを入れる。

…って、どう図柄にすればいいのやら、な設定の多さです。

ファイル 453-3.png
意味が判る人ならば迷わずここまで辿り着くのですが、判らなければ「文言通り」としか言い様がありませんし、バージョンやインストールされているコーデックやスプリッターによっても変わります。なるべく「環境に依存しない方法」を選択すれば、嫌でもこうなってしまうので、一応図も入れて置きますが…この件の質問は一切受け付けませんのであしからず。

ファイル 453-4.png
なお、設定が正しく出来ていれば「Summary」はここまで単純なものになります。これに余分なものがついていたら、どこかで設定が間違ってますし、また「このサマリーになった理由」が判らなければ「出来ない」ということであきらめて下さい。

そのかわり、この設定でいけばどのタグエディタでも正常に処理できますし、どのプレーヤーでも正常にオーディオ情報のタグが正しく表示出来ます。データとしては一番「完成形」に相応しいものですので、ちゃんと成功したら覚えておいて下さいませ(当分このブログは閉鎖しませんので、忘れたらまた見に来てくださいませ)。

なお、どちらのソフトも基本的には無料です。何気に寄付を募っていますが…今回の処理一連については「他人の褌を借りた」に過ぎないので、あたしなら「寄付をするにも至らない」と判断しますが(特に(2)に至っては「MediaCoderはGPL・LGPLに関するライセンス違反を犯したためSourceForge.netから締め出された。そしてFFmpegプロジェクトのウェブページの恥の殿堂(Hall of Shame)に記載されることになった。」(事実=オープンソースを提示しなかった為と、別の方法で金策に走ったという2点))となっているので、フォローするつもりもないです。

なお、結構みなさんは「AAC→M4A」を求めていますが…本来ならば、手法を教えるにしても、そこまで知識が達していない(それどころか、ほんのちょっとの英文も読めない)方が多すぎるので、web上で構いませんから、ちゃんとひと通り勉強してから出なおして頂くことを強く!オススメします。

なお、ほぼ「完成形」ができてしまい、しかも、マルチコア/マルチスレッドに対してはこの上なく処理が速いので、もう問題はなかろう、ということで今回でこのシリーズは完結します。

最後に付け加え。恐らく「拡張子をAAC→M4Aに変えれば再生可能」ということで、変えた方も多数いると思いますし、またタグを打ち込めないM4Aを作ってしまってどうにもならない方もいると思いますが、その場合はMediaCorderで「M4A→M4A」処理をかければ解決します。

【今回紹介したソフトの入手先】

・XMedia Recode>http://www.xmedia-recode.de/hilfe/xmediarecode.html
・MediaCoder>http://www.mediacoderhq.com/dlfull.htm
・Mp3tag>http://www.gigafree.net/media/mu/mp3tag.html
・AIMP3>http://aimp.ru/

「AAC→M4A」の答えが煮え切らない件について(1)
http://sanana.jp/cgi-bin/diarypro/archives/445.html

「AAC→M4A」の答えが煮え切らない件について(2)
http://sanana.jp/cgi-bin/diarypro/archives/446.html

「AAC→M4A」の答えが煮え切らない件について(3)
http://sanana.jp/cgi-bin/diarypro/archives/447.html

「AAC→M4A」の答えが煮え切らない件について(4)
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「AAC→M4A」の答えが煮え切らない件について(5)
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「AAC→M4A」の答えが煮え切らない件について(6)【終】
http://sanana.jp/cgi-bin/diarypro/archives/453.html

「AAC→M4A」の答えが煮え切らない件について【検証編】
http://sanana.jp/cgi-bin/diarypro/archives/460.html

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hide (07/08 08:26) 編集・削除

おかげさまでadtsからm4aへのコンテナの入れ替え
成功しました。なして?
ありがとう!!!

「シリカ」を豊富に含んだ「深層天然水」が美容にいいのだったら…

何か、美容に良いとか体に良いとか言われている「シリカ」。

温泉好きな人だったら、実は「成分表」にちゃんと書かれているのです、とゆうよりも強調するほど特殊な物体じゃありません。

別に、特定の商品に喧嘩を売るつもりはないけれど、あまりにシリカを強調し過ぎているので、さすがに突っ込みを入れておかないと、知らないうちに「高級な水を買いすぎだよ~」な勢いなので、ちょいとばかり消費者サマにフォローを入れておきます。

まず「シリカ」とは何者か?といえば、二酸化ケイ素…要はガラスです。もちろん、どこの家にもあるアレです。でも、普通は「そんなものは水には溶けないでしょ?」って思いますよね。ところが、水がアルカリ性に偏ると(弱アルカリ性の範囲で十分)、思ったよりもカンタンに溶けます。しかも、シリカそのものが溶けると更にアルカリ性に偏るので、ある程度以上の深さにある地下水ならば、普通に結構な量のシリカが溶けています

(飲めるかどうかは別として)東京の比較的浅いところから汲み上げた地下水で「温泉法上の温泉」に該当するものは、大抵がこのシリカの含有量で決定します。具体的な数字で出せば「メタケイ酸」として1リットル中50mg以上溶けていれば立派な温泉です。温泉浴場の温泉成分表をちょっと見てもらえば判るのですが(本当は、温泉と称するのならば、成分表を見えるところに貼るのが義務付けられていますが…貼ってない浴場もあるので、あまり大声では言えないのですが(苦笑))、「シリカ=ケイ酸」が1リットル中76mg程度だったら案外フツーに含まれていたりします。

しかも、100~150mの深さで「深層」と言われても…全然深くないのですが…。確かに、昔のボーリング技術では「1m掘るのに10万円」などと言われていましたが(「上総掘り」の応用、と言うのなら確かにその額でも不思議はありませんが、今はそんな掘り方はしません)、今は200m~300m掘る程度であれば、湯船に張るほどの大量な水道の料金を払うより、かなり低コストだったりします。

まぁ、あちらさんの「深層天然水」が姶良テフラ(あいらてふら>鹿児島湾北部と桜島を含んだ大きなカルデラの火山から吹き出した大量の火山灰)由来と言うのは情緒的には聞こえが良さそうですが、関東平野も身近で行けば箱根山や富士山由来の火山灰、これだったら普通に偏西風に乗ってきていつでも…だし、冬型の気圧配置だったら浅間山や日光連山などなど、江戸時代までは幾度も旱魃(かんばつ)に見舞われるほどたくさんの火山灰が降っているこの地形なのですから、条件は全く同じと思っても構いません。

違うとすれば、呼び名が「シラス台地」「関東ローム層」かの違いしかありませんので、今更「特別な天然水」と言われても、ねぇ…、な感じです。もっとも、東京の温泉銭湯の場合は、それらの全てが飲めるという訳ではないので(明らかに飲んではいけない浴場もあります)、自分で選んで飲むよりは「安全」って銘打って販売されているのであれば、消費者サマも手間も省けていいでしょうが…、さすがにちょいと「成分の割にはお値段が高すぎでない?」とゆうことになるのです。東京だったら、450円で浴びるほど…どころか浸るほどシリカがあるのに…。

http://1010.sanana.org/

ところで、何故シリカが美容や健康に良いのか?ですが、もし元素の周期表を思い出せる人ならば至って単純なのです(思い出せない方の為に、カンペのリンク付けておきました)。二酸化ケイ素は「SiO2」でSi(=14番目)がシリコン。周期表は「縦の列にある元素は性質が似ている」ので、すぐ真上のC(炭素=6番目)に似ている、とゆうことになります。言うまでもなく、人間の体にはどれだけ大量に炭素が含まれているのか、と考えれば必須どうこう以前の話なのは十分に判るかと思いますが、「炭素に性質が似ていて、なおかつ結合する力が強い」ということで、頑丈な体である為にはSi=シリコンも必要なのです。もっとも、シリコンは酸素と結びつくと、それこそガラスになってしまうので、人間の体にはそこまで大量に必要な訳ではないのですが(もし、人間がシリコンの塊だったら、炭酸ガス(二酸化炭素=CO2)の代わりに鼻や口からガラスを吐き出す、という妙な話になってしまいますが…あり得ない話なので、アホ臭…と思ったらスルーして下さいませ)、もし体の結合がほんの少しでも強くなれば、劣化が少ない=健康かつ加齢も少ない=美肌になる、というのは「売り込みの台詞」としては、あまりにごもっともな話なので、効果については全然間違ってはいません(但し、あくまでも「飲料水」なので、まるで「医薬品」のように効果を全面に出しすぎても、色々と困るのですが…)。

とはいえ、シリカは飲んでも良いのに、何故にシャンプーやトリートメントで「ノンシリコン」が良いことを謳うのかは、かなり謎ですが…というかシリコンの有無(あたし的に納得のできる答え)は髪質に合わせて、が正解なのでしょう。もし、液体状のシリコン(水ガラス)が含まれていれば、髪の毛をコーティングするので、外界からのダメージを受けにくくなって良い反面、心地で髪が重く感じたり、シリコンが粒子状になってしまったら、髪の毛に紙ヤスリをかけているようなものなので、逆にダメージの元になる…とか。もっとも、そこまでこだわるような方でしたら「リンス」と「トリートメント」の違いも判る…と察しますから、あたしが細かいことを勘ぐるのも野暮ってものでしょう。

但し、シリカ(一般的には「メタケイ酸」のことを指します。ちなみに「オルトケイ酸」もありますが、存在比は明らかに少ないので考えないことにしておきます)は、あまり多すぎるとアルカリ性に偏りすぎてしまうので、程々にしておくほうが無難です。詳しくは水ガラスを参照して下さいませ(この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。…とかついてますが、常識的に考えれば出典がどうのこうのもあったものではありませんが…)。…実験で水ガラスを使ったことがある人だったら、間違いなく飲む気も失せるような物体であることが判るでしょうし、あんなに扱いに困る物質はそうそう存在しないでしょう。

あ、もし実験室でこれから使ってみたい生徒さんや学生さんへ注意事項。

・原液のシリカ(水ガラス)を扱う時は必ず手袋をして下さい。
・初心者でも出来ちゃう「ケミカルガーデン」、廃液は絶対に下水道に流さないで下さい
・どうしてもゲル状で処分に困る時はバーナーで炙って固形化しちゃって下さい。
・加熱しないで固形化させる時は、無機質の金属イオンで吸着させて下さい。
・水槽スケールでケミカルガーデンを試した時は、育つためには時間がかかるので気長にどうぞ。
・鉄族元素(ニッケルやコバルト)と銅族元素(亜鉛やカドミウム)は育ちやすいのでオススメです。
・ランタノイドは特性上、上手に固形化させる条件分岐が難しいので手出ししないほうが安全。
・放射性物質で試す時は、タングステンのバリアジャケットが必須です(固形化=濃縮した)時は、かなり危険です。
・土中廃棄する場合は、地下水と混交しないように場所を選んで下さい(普通は校舎裏が選択されます)。
・通常はガスが発生することはないので、ドラフト外でも大丈夫です。
・水ガラスそのものを流体から固体にする場合は、希塩酸や希硫酸を加えれば目的は叶います。

と、注意事項を添えた上でシリカの濃度の高い水は、鉄剤やビタミンB12製剤(コバルトを含むメチコバールなど)を服用する必要のある人は、飲用禁忌になると思って下さい(薬の効果が著しく下がります)。また、胃酸に触れるとシリカが体内で溶解しづらくなるので、制酸剤の一時的な摂取が必要な場合もありますから、医者の診断を求める場合も少なからず存在するので、自己判断に任せず、医師や薬剤師の指示に従って下さい。時々、金色のウンコが排泄されることも有りますが、少々だったら構いません。しかし、長期化すると体が必須金属元素がどんどん脱落していることになっていますので、飲用を止めて、医師の診断を仰いで下さい(ここまで来たら、ほぼ毎違いなく「悪性貧血」の一歩手前です)。

そもそも、ケイ酸は金属元素イオンとの癒着が大きいので(でなければ、地球の石がここまで硬いはずはないし、殆どの金属はケイ酸と結びついて産出される)、毒性の強い金属水溶液を飲んじゃった時には、結構いい効果が出ます。例えば…ですが、急性の金属中毒になる恐れのある場合は、活性炭(言うまでもなくカーボンの塊です)を飲むという治療法もありますが…もし扱いやすい性質だったら水ガラス(シリカの塊)のほうが効果は高いです。そのかわり、消化管みたいな粘膜の塊はすぐに侵されてしまうので…普通は「医薬品」やましてや「食品」でもない…「工業品」として扱われます。

重ね重ね言いますが、別に特定商品に悪意を持っている訳ではありません。ただ…そこまでお金をかける価値があるのか?と言ったら…う~ん、あたしだったら買いません。

だって、飲用できるって判ってる温泉銭湯の源泉水を飲んでるほうが、シリカが同濃度以上で安上がりだし、お肌がキレイになるもん♪

【追記】ケミカルガーデンについて・水ガラスの溶液の中に色々な金属の結晶化した化合物を適当に放り込んでおけば誰でも出来ます。結晶からニョキニョキと植物のように上に向かって成長していくのと、様々な色が出てキレイなので”ガーデン”の名前がついてます。例えば…ニッケルなら緑、銅(II)なら青、鉄や銅(III)なら赤~橙、コバルトなら紫といった具合な色になります。でも…廃液は明らかに「毒」なので…そこらへんに捨てないで下さいね☆

「AAC→M4A」の答えが煮え切らない件について(5)

【タグの種類とメタデータの扱いについて】

ある方から「これはごもっともだ」、と思える質問が来たのでお答えします。確かに、これは調べるのが非常に難しいので、ここで取り扱います。

<タグの種類>

・ID3v1 - 最もスタンダードなタグ。.mp3 .aac .ape .mp2 .mpcに搭載(複数:可)
・ID3v2 - 現在はあまり使われていない。.mp3搭載(複数:可)
・ID3v2.2 - ID3v1の拡張規格 .mp3搭載(複数:可)
・ID3v2.3 - ID3v1の拡張規格 .mp2 .mp3搭載(複数:可)
・APEv1 - MPEG4系 .apeで搭載(複数:可)
・APEv2 - .mp2 .mp3 またはMPEG4系 .ape .mpcに搭載(複数:可)
・WMA - .wma専用のタグ(複数:仕様上は可)
・FLAC - .flac専用のタグ(複数:仕様上は可)
・Vorbis Comment -.ogg .opus .spxに搭載(複数:不可)
・MP4 - 本来は.mp4、.mpeg4動画のタグ。.m4a搭載(複数:不可)
・M4A - .m4a専用のタグ(複数:不可)

オーディオフォーマットでのタグは、大体こんな感じで別けられます。はっきり言って、複数で相乗りをしていたり、全く別のタグ形式を編集したりで、どう考えても面倒です。もし、上記以外でどのようなタグが使えるかを知りたい方は、メールフォームで言って頂ければお伝えします。

<メタデータの扱い>

先ず、タグはメタデータの中に含まれていて、ファイルのヘッダーの数文字で、メタデータの中から決められたタグのワードを探し出して以下を翻訳します。これがファイル情報が出てくるカラクリです。ちなみに、メタデータには「終了コドン」が存在するので、基本情報とオーディオデータが混ざることはありません。

では、メタデータの中には何が入っているのか?と言うと、タグ・ジャケット画像や歌詞のような人間がすぐに見るものだけではなく、再生周波数やビット深度、再生時間、再生時のゲイン変更、データ部分のパケット配置テーブルといった重要なものが入っているので、これがないと正確な再生は出来ません。

ちなみに、ジャケット画像に使える形式は、JPEGかPNGのどちらかです。一部、パケットを内包出来ないオーディオファイルもありますが、メタデータが拡張しすぎない範囲であれば大きさは特に決められていません。出来れば、正方形のほうがいいとか、各辺が8ビットの倍数が相応しいとかありますが、確認さえ出来ればいいのならば、120×120bit程度で、キレイに見せたいのであれば320×320bitあたりがいいでしょう(マジックナンバーとしては、120・128・160・240・256・320がありますので、このどれかを選べば先ず再生時にエラーを起こすようなことはありません)。但し、可能であればJPEGよりはPNGを推奨します。理由としては、多くのジャケット画像は決まった色、塗りつぶし、近似色が同居しているので、24bitPNGでも、実はかなりの圧縮が期待出来るので、JPEGと大差がないようなこともあります。もちろん8bitでも殆ど劣化しないのであれば、無理にJPEGで圧縮率を切り詰めるよりは小さくなることもしばしばですから、是非PNGを選んで下さいませ。

なお、タグが読み込めないのに、ジャケット画像だけが何故か読み込むことが可能ということがありますが、これはメタデータの中に埋め込まれた画像ファイルでも、ヘッダーはちゃんと保持しているので、再生時にメタデータを読みこめば、画像データの存在が確認出来るといった理由があるからです。

タグ・ジャケット画像とメタデータの関係がこれでお判り頂けたでしょうか…?

「AAC→M4A」の答えが煮え切らない件について(1)
http://sanana.jp/cgi-bin/diarypro/archives/445.html

「AAC→M4A」の答えが煮え切らない件について(2)
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「AAC→M4A」の答えが煮え切らない件について(3)
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「AAC→M4A」の答えが煮え切らない件について(4)
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「AAC→M4A」の答えが煮え切らない件について(5)
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「AAC→M4A」の答えが煮え切らない件について(6)【終】
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「AAC→M4A」の答えが煮え切らない件について【検証編】
http://sanana.jp/cgi-bin/diarypro/archives/460.html

「AAC→M4A」の答えが煮え切らない件について(4)

(1)~(3)で、かなり豪快な反論メールがいくつも来たので、それぞれの本人に了解を得た上で「一体、M4Aとは何者なのか?」を順を追って説明する。

M4Aの初版は、2001年AppleによりMP3の後継フォーマットを目指して開発された「Apache license 2.0」のオーディオ形式だ。先ず、これについては、きちんとライセンスに基づいているので異論はない。

しかし、ここから先が大問題に発展する。もし、Appleが丁寧に分類分けを行い「可逆圧縮」と「非可逆圧縮」の2つで判別をしておけばよかったのだ。実は、この内容は「全くの別物」なのに、拡張子は「.m4a」だ。これを、当初から策定しておけば(要は2種類のオーディオフォーマットとして確立する)こんな大問題にはならなかった。

実はAppleは初期の時点で、ソースコードこそ公開していなかったものの、「FFmpeg」なるエンコーダー&デコーダー群で解析・読み込み・書き出しが出来るようになった。なお、これのお陰で(?)M4Aが通常の音楽ファイルとして認知された。結局、Appleもソースコードを公開して、M4AはAACとしてはメジャーな存在になった。

「完全なLosslessフォーマット」(可逆圧縮50%~60%まで縮む)であれば、完全に独自性のものであるし、「FLAC」や「WMA-Lossless」(可逆圧縮、いずれもおよそ70%程度まで縮む)と同系統で並べられる。しかも数値で判るように、Appleがどれだけ優秀なのかが判る。これは「問題」というよりも、むしろ「歓迎」すべき存在だ。

ところが「非可逆圧縮(レートにもよるが、通常10%~30%まで縮む)」は、ヘッダーとメタデータこそわずかに違うもののMPEG4のオーディオデータそのものだ(故にFFmpeg側も解析がしやすかった)。実はこの「わずか」の違いのせいで、表示そのものはもとから、再生不可能なプレーヤーまで存在してしまっている。

実はAppleフォーマットはこの時点で「MPEG4オーディオのISO策定」から仕様が外れている。もし仮に、AppleフォーマットがISO基準になってしまっていたら、Blu-rayディスクは存在出来ない。実際に「DVDオーディオのISO」からMP3は外れているのと同様だ(もっとも、MP3はプロテクトが施せないので、コピーフリーを理由に好まれないのも一因なのだが…)。実はその理由はカンタンだ。いずれも、オーディオトラックが自立したフレームを持っているが、そのままでは標準のフレームを「適切でない場所」でまたいでしまうので、寸断されてオーディオが再生出来ないか、あるいは重複フレームを発生させるしかないので、結果的に、音が飛ぶか、もしくは折角圧縮したにも関わらず、その作業効率の割には容量が大きくなりすぎてしまうのだ。

また、フレームの構成を個別に変化させられるFlashやAVIなどのスタンドアローンな規格のコンテナに搭載することが出来るが、そのような場合は残念ながら「劣化を伴う変換」を行わなければ、DVDやBlu-ray用にオーサリングすることは出来ない。この時点で、MPEG4オーディオとしては「M4A」は既に標準ではなくなっている。

さて、M4Aファイルのオーディオ再生が出来ないのは論外として(ちなみに、ヘッダーの判断と、メタデータに埋め込まれた「再生情報」で変化する)、タグをどんなに打ち込もうとしても、メタデータにタグは1種類しか搭載出来ない(ジャケット画像は、そもそも流用が効くので1つで十分)のだ。しかもタグは「MP4」と「M4A」の2種類が存在するが、そのいずれかの違いで、オーディオ再生時にタグが反映されないことや、タグエディタによってはフリーズすることも存在する。

通常、AACからM4Aを抜き出した場合のタグは「MP4」だ。ところが、他のオーディオファイルかCDからリッピングした場合のタグは「M4A」だ。FFmpegを介した場合は「M4A」タグになるので、多くのプレーヤーで読む「完全再生」が可能と思っても良い。ところが、オーディオファイルの再生専門のソフトウェアは「MP4」が読み込めない。そもそも「MP4」のタグを含むメタデータは、映像用用途なので当たり前のことだ。

例えばの話だが、uLilithでAAC由来のM4Aファイルを再生した場合は、タグどころかメタデータの判別が出来ないので、倍速再生などという「なんじゃ、こりゃ!?」な事になる。もし.aacから.m4aに単なるリネームをした場合は、本来AACで使用されるメタデータの部分は読み込まないので「再生条件が何も指定されていない」のだから当たり前のことだ。

また、動画編集ソフトでM4Aを吸い出した場合は、タグエディタ次第では、元々のAACメタデータを編集出来てしまう。しかし、この場合は「M4A」は1ファイル1タグの原則が存在することと(この場合のタグは「MP4」)、プレーヤーでは解釈できないタグしか存在しないので内容が判らない(場合によってはメタデータどころかジャケット画像も読み込めない)。

「ならば(3)で紹介した「Winamp」を使えばどのタグも読めるからいいじゃん」になってしまうが、プレーヤーを変えたくない理由がはっきりとしている。エンターテインメント性を求めるだけの人ならば、SKIN(LilithとuLilithの場合は「フェイス」と呼ぶ)の豊富さで選ぶこともあるだろうが、オーディオの音質を求めるのであれば、Lilith系かAIMP3かの2択になる。その理由は単純だ。この2つ以外は「WindowsDilectShow」を経由するので、音質は完全にOS依存(余程優秀なドライバーをインストールしているのであれば、話は変わるが…)なのである。それに対して、Lilith系とAIMP3は設定をすることで、デバイスに直接オーディオを渡せる。つまり、イコライザーで、甘くなったり欠損した部分を補完する必要がないのだ。

更に、uLilithに至っては、Unicode対応なのは勿論のこと、マルチスレッドで稼働するため、CPUのコア数(もしくはスレッド数)が多ければ分散処理が可能なので、結果的には動作が圧倒的に軽快になる。

ならば、音質を求めるか、楽曲情報の明確さを求めるか、の排他的選択になってしまうのが、実はこの「M4A」なのだ。もし、PCで再生させる事がメインであれば、AAC→M4Aの意味は全くない。もし、このコンテナの入れ替えが必要なのだとしたら(どこかで拾ってきた楽曲を)iPodなどのApple製品で再生させたい位の理由しかない。

もし、シリコンプレーヤーを変えたにしても、正当な理由でコンテナを入れ替えるのであれば「M4A→AAC」のみだろう。大抵のAACに対応しているシリコンプレーヤーであれば、M4Aが再生出来ないということはないハズだ。でなければ、他のシリコンプレーヤーメーカーは、Apple製品のユーザーを取り込むことが出来ないので、そんな無駄な作業をユーザーにさせる理由がない。当然、特許問題が問われるような理由はもはや存在しない。もし、M4A自体に特許を付与させるのであれば、そもそも有償ライセンスが必要ではないMPEG4の規格は使えない。

では何故「MP4」というタグが存在するか?を考えると、これもまた、MPEG4を扱う全てのメーカー陣営が、フォーマット策定に失敗したという判断が出来る。動画を含んでいても、単なるオーディオフォーマットでも、拡張子は「.mp4」で通ってしまう。実際、バイナリーエディタで中身を見ても、ヘッダーはいずれも「MPEG4」だ。これでは、ファイルを区別するには、実際に全てを再生して試すか、もしくは「MP4」タグを含むメタデータが存在するかどうかを探すしか無い。

もっとも、これではユーザーは困ってしまうだろうし、実際に混乱が生じているからこそ、こうやってシリーズ化したコラムになってしまっている。単純な「Howto」では片付かないから、どこで質問をしても、納得のいく答えは出てこないのは当たり前だ。…もっとも、答える側も「著作権の侵害」が介入することを理解して、煮え切らない答えにしているのだろうし、質問をする側も「本質的な問題点」が判っていないから、同じような質問が山ほど存在している。

しかし、実際に方法があるのだから、何ら違反にならない範囲の答えは可能だ。

先ず「M4A」は単一のタグしか保持出来ない仕様になっている。それならば、根こそぎ「MP4」タグを消去してしまえばいい。そして、タグの存在しないファイルのまま保存して、新たに「M4A」タグを構築すればいい。その度ごとに内容をメモする必要があるが、そもそも「構築」すると言う事は、ゼロから始めなければ何ら解決にならないことを意味する。手間を惜しんでググりまくって時間を潰す余裕があるのならば、タグの構築を行う時間は十分に存在するハズだ。

必要なアプリケーションやソフトウェアに関しては、(1)~(3)までリンク付きで紹介しているので、後は使い方を慣れさえすればいい。どんなに凄腕の人間が居たとしても、その為の「慣れ」の工程は存在するはずだし、当然失敗だってしている。何でも一発で出来るような天才が存在するならば、学校なんて必要ない。

また、一度成功したからそれでよし、と言うのでは「手際」から「品質」までを成長させることは出来ない。現に、以前に成功した方法があったとしても、実は「こうやっておけばよかったんだ!」という後悔があってこそ、色々な意味で「使える人間」と「使えない人間」がふるい分けられる。まぁ…使えない人間には、どう説明したとしても、実際に「出来た時の感動」以外を覚えることは出来ないので、単一のプロセスしか教える意味がないのだが…。

つまり、答えが煮え切らない理由は、質問する側が更々工夫をする気がないのを、答える側がはっきりと判っているのが如実に出ているという意味に他ならない。まぁ…ちゃんと「知って工夫したい気持ち」があるかどうかは、ある程度文面で判断がつくので、正当な理由であれば別個に答えるつもりだ。極端な話、Flash→M4Aを無劣化で部分カットして抜き出す位ならば(「AAC→M4A」よりもはるかに難しい作業)何通りか手法がある、というか…おおよそそちらの質問の方が「正当な理由が見つからない範囲で」の需要はありそうだが…??

「AAC→M4A」の答えが煮え切らない件について(1)
http://sanana.jp/cgi-bin/diarypro/archives/445.html

「AAC→M4A」の答えが煮え切らない件について(2)
http://sanana.jp/cgi-bin/diarypro/archives/446.html

「AAC→M4A」の答えが煮え切らない件について(3)
http://sanana.jp/cgi-bin/diarypro/archives/447.html

「AAC→M4A」の答えが煮え切らない件について(4)
http://sanana.jp/cgi-bin/diarypro/archives/450.html

「AAC→M4A」の答えが煮え切らない件について(5)
http://sanana.jp/cgi-bin/diarypro/archives/451.html

「AAC→M4A」の答えが煮え切らない件について(6)【終】
http://sanana.jp/cgi-bin/diarypro/archives/453.html

「AAC→M4A」の答えが煮え切らない件について【検証編】
http://sanana.jp/cgi-bin/diarypro/archives/460.html

意外にカンタンな、とんでもなく長いオーディオファイルのメニュー作成

あたし達のサイトでは【作業用】と称して色々なソースを扱っていますが、そのエンジンになっているのが「FLAVER 3.0」です。

入手先>http://rexef.com/webtool/flaver3/

「エンジン」とは言っても、本体は異様に小さく単なる「.swf」ファイルです。一応WEBブラウザーにプラグインとして「Flash Player9.0」以上が適応されていれば動作しますから、位置づけとしては「補助エンジン」とするのが正しいでしょうか…(但し、ファイル名が2バイト文字だと、Trident(IE系)では解釈できない環境のほうが多いです)。

扱い方次第では、某著作権団体から警告を貰えますが(展開次第では、訴えられても文句は言えない)、通常は「推奨設定」をして、巧妙な設置をしている限りは、検索エンジンのボットに引っかからない仕様も可能です…が、方法は敢えて言いませんが、そんなに難しい問題ではないので、自分でよ~く考えて見てくださいませ。

さて、このFLAVER3.0はソングリストを作成するためには、.xml(しかも独自仕様が推奨)を作る必要があります。1桁の範囲ならば、.xmlのバグフィックスはさほど難しくはありませんが、これが3桁に達するようであれば、恐らく人間が目視してエラーの原因になっているバグを見つけるのは至難の業です。

ならば、正確な処理の得意なPCに、難しいところは任せてしまえばいいのです。とりあえず、タグはともかくとして「ファイル名とその並列記述が間違っていたら全く動きません」。ならば、ファイル名だけならば、Windows95以前(それこそMS-DOSの時代まで遡れる)から、非常に正確に表示が可能です。

そのコマンドは、MS-DOS~Windows8の時代まで変わらず「DIR」です。1つのフォルダーの中身を全て見ることが出来てしまいます。しかし、DIRは何も人間の目だけで見るためだけに存在している訳ではありません。工夫次第では、ファイルに書き出したり、ダイレクトにプリンターから出力することも可能です。

そこで「DIR」の力で、ファイル名のリストを出力させてしまえば、ファイル名(曲名)の打ち間違いの心配は全くありません。

方法は至って簡単です。リストにしたい曲を1つのフォルダーの中に詰め込んで「コマンドプロンプト」をちょっと打ち込むだけです。もし仮に、最終的に「songlist.xml」にしたいのであれば、フォルダーを決め打ちして、先ずはリストをテキストファイルにしてしまえばいいのです。手順は至ってカンタン。

DIR /b >songlist.txt

これだけです。根性があれば1,000曲も可能ですが…まぁ、10曲程度から試してみるのが利口です。上のコマンドで、フォルダーの全てのファイル名が記述されたテキストファイル「songlist.txt」が出来上がります。あとは、メモ帳でちょいと細工するだけなので特に難しことはありません。HTMLタグも使うことには使いますが、同じパターンの繰り返しでしかないので、コピー→ペーストでサクサクと進みます。<DATA><FILE>の2つの並べ方が判れば、単純作業の繰り返しでオーディオデータが再生出来てしまいます。

なお、応用が利くようになったら<IMAGE>と<TITLE>を組み合わせることで、随分とにぎやかなムービー・サウンドプレーヤーになるでしょう。基本的には、Flashで使えるファイルフォーマットがそのまま使えるとして構いません。

とはいえ、あまりに重たいものを乗せたら、ひんしゅくを買うか、誰も見てくれないかのどちらかになりますので、限度があることは覚えておいて下さい。また、著作権法上の「放送」に該当しますので、再生するものには十分にご注意下さい。

…巧妙な設置方法の取り方が判れば、そう簡単に自動でクロールするボットは侵入出来ないので、検索エンジンに引っかからないような事も出来ますが、技術提供しちゃったら「突破方法を」教えているようなものなのでこの程度で…。

実はトラックボールは、固定してはじめて真価を発揮する

通常のマウスは、どれだけ滑りがいいかによっても性能が左右する。ましてや、通常は人差し指・中指・手首・腕、肘・肩など、かなり多数の筋肉を動かす必要があるので、オペレーターなどは「腱鞘炎」が職業病になってしまうことも多々ある。

しかし、トラックボールは「手首から肩にかけては負担が限りなく少ない」という利点がある。ただ、そこで実は大きな問題が生じる。例えば、手掌部にはかなりの荷重がかかり、耐圧性を考えないと、後々が大変なことになる。更に、いくら「固定」しやすいように設計しても、結局は手首もしくは肘のブレで、結構自由勝手に動いてしまう。

ならば「粘着力」と「耐圧性かつ余分な力を分散させる」工夫が必要なのだ。さすがに、テーブルやマウスパッドに、両面テープや接着剤で貼り付けるのは、後々の微調整が出来なくなり、圧力がモロに手から肩までのしかかるので有効ではない。

そこで、既存の材料でどこまで柔軟なトラックボール裁き(Logicol K570を使用)が出来るかを工夫してみた。

ファイル 448-1.jpg
このように、通常は「マウス」と同じく移動性を持った構造になっている。これでは滑ってしまって、予定外の場所でオペレーティングを行うことになるのは当たり前なのだ。そこで、以前にコースターの防水かつ固定に使用した百円均一の「衝撃吸収パッド」を使うことを考えてみる。

ファイル 448-2.jpg
これは、粘着力が異様に強く(粘着性が落ちたら、洗ってしまえばいい)、水を満載にした大きいグラスでも、余程大きな力を加えない限りは溢れない。しかも自由にカットが出来るので「ピタゴラスの定理」どころか、支点を分散させるように更なる工夫も可能になる。

ファイル 448-3.jpg
パッド1枚を四つ切りにして、トラックボールの各支持点に貼り付ける。そのままの状態を保持して、パソコンラックやマウスパッドに貼り付ければ「粘着力と可塑性で、横方向の動きには十分に耐える」。もちろん「衝撃吸収」を表明しているのだから、余計な力は分散されるし、体重の圧力に対してもその柔軟性で吸収してしまい、いわゆる「跳ね戻し」という,手首に最も大きな影響を与える因子がほぼ解消する。

何なら「おこたでミカン」な人は、こたつの天面に貼り付けてもいいし、平らな床もしくはマウスパッドを用意してもいい。どうしても寝ながらネットサーフィンを行うのならば、短パンで腿にはりつけても問題はない。

レビューでは「手首を動かさないからラク」とか「設置する面積が小さくてよい」はよく散見するが、本当にラクになりたいのであれば「どこかに貼り付けてしまえばいい」のである。これならば最小設置面積かつ手首を動かすなどは考えられないし、手のひらにかかる体重の圧力も最低限になる。

ところで「一体どの位の量の衝撃吸収パッドが必要なのか?」だが、実はこの程度ならば4点支持が出来ればよいので、中サイズ(4枚入り)のうちの1枚を4分割にカットして、各支持点に貼りつければそれでよい。

もちろん、剥がすのも至ってカンタンなので、動かない平面であれば貼り付けはどこでも構わない。
とにかく目標は「手首を動かさない」ことなので、上述の写真を参考にして貼り付けてみて欲しい。普段は隠れていて判らないが、このように固定することで、如何にトラックボールが、手~肩までの負担を軽減出来るかが判る良い例を写真で示したので、参考にしてみて欲しい。

間違いなく、ほんの僅かな投資で、トラックボールの真の快適さが至上のものになるということが、これで判って頂けただろう。

「AAC→M4A」の答えが煮え切らない件について(3)

実は、前回の手順次第で、当初の目的である無劣化での「AAC→M4A」が可能だ。しかし、

【仮に成功してもAACとM4Aの両方を消去してはいけない】

基本的に、両方を完全に保持出来るのはiTuneがインストールされている環境のみだ。その証拠に、プレーヤーでAACを再生出来ている時には、曲情報やジャケット写真(これを「メタデータ」と呼ぶ)が表示されていたという例が多くを占めるだろう。
しかし、M4Aにそれを引き継げるかどうかは別問題であり、手順を間違えると全て手作業でタグ(メタデータ)の作成をやり直すことになる。

もっとも、全てのソフトウェアがタグ等(メタデータ)を表示できるとは限らない。実際には再生をiTuneに委ねない(理由としては、iTuneの場合不要なフォルダーや、シリコンメディアにデータを送信するために重複するオーディオファイルを作成し、それを消去しないのでHDDの容量を異様に食うため嫌う)90%以上の人が、一見で全ての楽曲情報をプレーヤー上で確認出来ない。その証拠として殆どの人がどれかは使っているソフトウェアを上げる。

<主要な音楽を聴くために使われるソフトウェア>

「メディアプレーヤー(WindowsMediaPlayer)」
AACについては「完全再生」(音が聴こえるのは当然ながらメタデータもちゃんと解釈することを便宜上こう呼称する)が可能であるが、M4Aはタグが適切に反映されない。

「GOM Player」
タグの表示はそもそも出来ない。M4Aは再生は可能だが、AACは再生が不可能である(たまに、再生可能なAACも存在するが、条件については説明しない)。

「Media Player Classic」
AAC、M4Aとも再生が可能でプレイリストの作成も可能。但し、ごく一部のAACでは再生が出来ない。メタデータに関しては、プロパティを確認するしかない。また、再生条件は基本的にQuickTimeに準ずると考えてよい。

「WINAMP」
AAC、M4Aとも特に条件を問わず再生が可能。但し、タグ(メタデータ)は、自前でも出来るが「完全再生」にする為に、複数のタグエディタを経由する必要がある。もっとも、どのプレーヤーでも「完全再生」は出来ないのだから、如何なる形であれ当初の目的を達成できたのだから一番の優等生だ。

「AIMP3」
AAC、M4Aとも特に条件を問わず再生が可能。M4Aに関しては「完全再生」。M4Aは、特殊な条件が整った時にのみ「完全再生」もありうるが、通常は再生して聴くだけだと思って良い。なお「特殊な条件」の中には、選択したSKINによって若干の機能が異なるので、それを抜け道にする、という手段も含まれる。

「Lilith&uLilith」
AAC、M4Aとも、OSで対応できる形式であれば再生が可能。但し、いずれも「DirectShow」を経由した上での再生になるので、メタデータの参照については全く期待が出来ない。

「Quintessential Media Player」
M4Aについては、全く再生が出来ない。反面、AACの場合は他のソフトウェアと比較して、通常のGUI画面から最も多くの情報が得られ、ジャケット画像も良好。実は、思った以上のダークホース。

プレーヤーに関してはこのような感じだ。ただ、万能だからいいとだけは思わないで欲しい。プレーヤーに搭載されているデコーダーによっては全く音質が異なる。また、何をメインにするかによっては非常に判断が難しい。という訳で「AAC→M4A」に出来たとしても、いずれも消すべきではない理由がそこにある。そんな万能選手なプレーヤーは存在しない。

さて次は「タグエディタ」についてだが、何もタグエディタのみでなく、実際は、プレーヤーに搭載されている機能自体で、かなり有効にその役目を果たせる。故にスタンドアローンなタグエディタはさほど多くはなく、また汎用性を求めるとなると、非常に難解なことになる場合もあるので、如何に使い分けるかがタグ(メタデータ)を扱う時の基本である。

「SuperTagEditer改」
直感的に操作がしやすい。もし「Excel」などの表計算ソフトに慣れている人ならば何の苦痛もないだろう。楽曲データそのものに関しては殆どのAACが弾かれるので、その時は(どうあがいても変わらないので)深追いせずに諦めて欲しい(「対応していない」とはっきりと表明したプレーヤーも存在するので…)。また、これのみではジャケット画像は扱えない。その場合の解決方法は2つ。ジャケットを交換できるプレーヤーも多いので、そちらに任せる、もしくは後述の「Mp3tag」で先に画像を埋め込んでおくという手段もある。その辺りは、どの方法がいいかは個人の裁量次第だ。

「Mp3tag」
非常に強力なタグエディタとして有名。ジャケット画像の入れ替えや削除もカンタンだ。一見、タグの編集で困りそうなことがある可能性が含まれているが、タグの「全項目コピー」なるものが存在するので、決まった項目だけペーストしておけばタグ編集も楽だ。但し、大きな欠点があり、Mp3tagはメタデータの領域を拡張することが可能という(一見すると)利点である機能を搭載しているが、MP3tagでタグ編集が帰着するなら問題にならないが、もし他のタグエディタで、追記した後のオーディオファイルをMp3tagで編集しようとすると、多くの場合でタグの付け替えが不可能になる。

ある意味、万能でないところが、人間の工夫の生かしどころなので、ある意味「パソコンは何でもできちゃう」と思っている人には丁度良い刺激になるだろう。

【紹介したソフトウェア】

・GOM Player (http://www.gomplayer.jp/
・Media Player Classic (http://mpc-hc.org/
・WINAMP (http://www.winamp.com/
・AIMP3 (http://www.aimp.ru/
・Lilith (http://www.project9k.jp/
・Quintessential Media Player (http://www.quinnware.com/
・SuperTagEditor(改)(http://www.gigafree.net/media/mu/supertageditorre.html
・Mp3tag (http://www.mp3tag.de/en/

「AAC→M4A」の答えが煮え切らない件について(1)
http://sanana.jp/cgi-bin/diarypro/archives/445.html

「AAC→M4A」の答えが煮え切らない件について(2)
http://sanana.jp/cgi-bin/diarypro/archives/446.html

「AAC→M4A」の答えが煮え切らない件について(3)
http://sanana.jp/cgi-bin/diarypro/archives/447.html

「AAC→M4A」の答えが煮え切らない件について(4)
http://sanana.jp/cgi-bin/diarypro/archives/450.html

「AAC→M4A」の答えが煮え切らない件について(5)
http://sanana.jp/cgi-bin/diarypro/archives/451.html

「AAC→M4A」の答えが煮え切らない件について(6)【終】
http://sanana.jp/cgi-bin/diarypro/archives/453.html

「AAC→M4A」の答えが煮え切らない件について【検証編】
http://sanana.jp/cgi-bin/diarypro/archives/460.html

「AAC→M4A」の答えが煮え切らない件について(2)

【手っ取り早いM4Aの作成方法】

おおかた、AACからM4Aを「取り出したい」人は2種類に分類すると推定して説明していく。としたのも、しっかりとした理由がある(それについては後述)。しかし、いずれにしても「M4A」の作り方が判らない限りはちょっと手段を変えられただけで作業が出来なくなって、誰かに泣きつく羽目になる。その2種類とは

(1)シリコンプレーヤーを別のものに買い換えるため
(2)既存のAACをM4Aにしていつでも聞いていたいため

となる。(1)は切実な問題であるし、メーカーが「対応している」と言いながら、実は網羅しきれていない、もしくは特許の問題で回避策がないないのだから、この場合は「積極的に救済する必要がある」として、ちゃんと1からレクチャーする。もちろん、取り出したM4Aが適正な処理を行えるように出来る所まで、じっくりと説明する。

しかし(2)の場合は、了解のもとでコンテンツを購入したか、そもそも購入をしていないか、としか言いようがない。つまり、本来はM4Aとして用いる「権利」を有していないのだから、そのようなケースを救済してしまったら、はっきり言って「著作権の侵害の片棒を担がされた」ようなものだから、とてもじゃないが勘弁願いたい。

先ず、M4Aを作成する為には、1から作成する場合はエンコーダーを入手する必要がある。エンコーダー自体は、オープンソースになっている場合は、実質無料で使えると考えてもいい。逆に言えば、「誰でも使える」オープンソースのエンコーダーを搭載しているのに、特段の理由もなく費用を請求するのであれば、はっきり言って「技術泥棒」もいい所だ。本来は「寄付」の名目でも金銭を求めるのも如何とは思うし、広告表示で収入を得ることすら微妙な所だ。

その上で、何かアプリケーションを購入する必要があるような方法は敢えて説明しない。

さて…誰でも比較的簡単に使いやすいのは「iTune」を使う方法だ。よく探せば、ちゃんとM4Aにする項目があるので(但し、正確な意味ではM4Aとは語れないので「M4A」の文言は使っていない)、色々と試してみれば呆気無く出来上がる。あとは、方法をちゃんとどこかに覚え書きをしておけば2度目以降も困ることはない。なお、バージョンとOSによって全然方法が異なるので、全部書き出したらさすがにキリがない。でも、あまり推薦は出来る方法ではないので…別のソフトウェアを使うことを考えることにする。その理由は、M4A、すなわち「MPEG4-Audio」は、それぞれでMPEG4の方式が微妙に異なることがあるので(たまにそれが障壁になって再生やタグ付けに失敗する)、「ローカルフォーマット」はあまり使いたくない。もちろん、音声自体は普通に再生が可能には出来るのだが、そもそも「ヘッダー」つまり、ファイルの頭からして微妙に異なり、Apple方式はわずかにISO(国際標準化機構)方式から外れてしまっているので、ローカルフォーマットに属する。

ちなみに「Adobe Flash」で通常作成されるのは「Apple方式」だ。但し、読み込むこと自体はISO方式でももちろん構わないし、内部的に勝手なトランスコード(つまり「変換」)はしないのでいずれでも利用が可能だ。もし、この文章をちゃんと理解出来るのであれば、別に「どちらの方式でも構わない」ことが判ると思う。極端な話、「Flash(拡張子は「flv」)」というコンテナに乗せることが可能であれば、M4AでもAACでもちゃんと再生が可能なのだ。

しかし、これが実際は「大問題」であって、前述の(2)で記した「既存のデータ」は、動画投稿サイトから配信されたデータも「著作者の許可を得ないで」無料で入手出来てしまう、ということを意味する。もっと言えば「あるソフトウェア」と、メールサーバーやftpサーバーを使えば、携帯電話用コンテンツ配信のデータの「暗号プロテクト(例えば3ggp方式)」を外すことも可能だし、当然そのデータは別の端末やPCでの二次利用が可能になる。この方法を教えてしまい、その手段を普通に行使されてしまったら、明らかに2つ以上の法律にまたがる立派な「違法行為」に該当する。

ということで「Flashコンテナ」の再生方法は教えることは可能だが、コンテナを外すロジックは(ソフトウェアを紹介するのみに留め)説明しない。

Flashを再生すること自体は、至ってカンタンだ。例えば、http://get.adobe.com/jp/flashplayer/ からwebブラウザー用にダウンロードし、Flashデータをwebブラウザーにドラッグ&ドロップしただけで再生が可能であるし「GOMプレーヤー(http://www.gomplayer.jp/)」などのスタンドアローンなプレーヤーからでも再生が出来る。

しかし、恐らく(2)に該当する「AAC→M4A」を求めている人は、Flashコンテナの外し方を「知ってしまっている」であろうし、.flvでは満足行かない御仁であろうと容易に推測が出来るから「こんな説明が欲しいんじゃない!」と思っているであろう。もっとも、Flashコンテナを外す事自体は「バックエンジニアリング」には該当しないと考えるのが普通であるので、何ら違法ではない。

例えば、「えこでこツール(http://www.vector.co.jp/soft/winnt/art/se445019.html)」や「HugFlash(http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se326509.html)」で無劣化な抽出が可能だ。実はこの2つは挙動は似ていても、出てくるものが違うことがある。そのあたりはちょっとサプライズだ。実は、運がいいと「M4A」がそのまま出てくるが、その理由や条件は(判りはするものの)さすがに言えない。もっとも…作者がソースコードを公開したと言うのであれば、条件分岐はちゃんと示せるが…。

もう、ぼやかしたような表現ばかりなのは勘弁なので、M4A(ISO)の作成方法を示す。やってみれば非常にカンタンなのが判るだろうし、M4Aの仕組みも判るだろう。

比較的明瞭なのは「XMedia Recode(http://www.xmedia-recode.de/)」。これで、M4Aが作成が可能だ。本来は「動画」や「DVD/Blu-ray」を作成するために用いるが、言うまでもなくM4AはMPEG4の音声部分なので、便宜上は「動画」として考える。もちろん、欲しいのが音声部分だけであるのなら「.m4a」として出力することが可能だ。但し、作者も表明しているように、
ファイル 446-1.png

これは絶対に守って欲しい。守らないで結果がどうなっても、あたし達は一切責任を負えない。あくまでも、ソフトウェアを紹介しただけであり、あたし達は著作物を保護する立場であることに変わりはない。ましてや著作権の侵害を行使する人間を擁護するつもりは更々無い。

以上を守った上での説明。もし、iPod等で聴く、もしくはiOSメインで使うのであればプロファイルは「Apple」でよいし、Walkmanで聴く予定ならば「Sony」でよい。その他のプレーヤーでもプロファイルが存在することがあるので(Creative Labs.やiRiverなどもある)、それに合わせると設定がしやすい。
もし「ISO-MPEG4」で忠実に作成するのであれば、徹底的に「カスタム」で貫くことも可能だ。…もっとも、ISOから逸脱しているプレーヤー(ハード、ソフトの両面から)も存在しているのは確かなので、全ての環境で聴けるという保証はないが…。ただ、ISOである以上、あくまでも「基準」になるものは存在する。

<(目安になる)MPEG4/AVC(H.264)の基準>
・フレームレート=23.976fps/p(但し、インタレースであれば59.94fps(29.97fps/i)でも構わない)
・48kbpsもしくは44.1kbpsで、16・24・32bit深度(Stereo)のいずれか。マルチトラック(旧称:バイリンガル)も可能だが、再生する環境に依存する。

何故、M4A(オーディオ)なのにフレームレートが条件になるかと言うと、そもそも「MPEG4はフレームが存在しなければ成り立たないから」。後は、どうも説明の仕様がない。逆に言えば、オーディオトラックがフレーム内に入れるだけの余裕があれば、極端な話0.33fpsでもM4Aとしては再生が可能だ(但し、再生環境に依存する)。

また、オーディオ形式もこの数値はあくまでも、一般的なCD(44.1kbps-16bit)や映像作品、もしくは地デジ&BS-CS(48kbps-16bit)に合わせた数値だ。通常はこれで事が足りるが、音質を上げることを目的に設定すると、320kbps-32bitなどという、CDを超えた設定を行うことも可能(あくまでも、ソースが16bitであれば、32bitにした所で音質の向上にはならない)だ。

つまり、M4Aを作成するソースはCD準拠であるのが常識的だから、「44.1kbps-16bit」以外にはならない。

このデータを元に作成すれば、大抵のプレーヤーで再生が可能だ。ならば、容易く高音質オーディオを達成させるのであれば、「CD2MP3(http://elfin.sakuratan.com/)」使用してジッターエラー補正までさせた後に、wav→M4Aの変換を行えば、作成する分には十分すぎるものが出来上がるハズだ。

更にもし、CPUがマルチコアであれば、「MediaCoder(http://www.mediacoderhq.com/)」を使ってもいいだろう。こちらは設定が難しいと感じるだろうが、コンテナの作成から、M4Aのエンコーダー及びエンコード方法まで、ちゃんと流れを踏まえれば、実はコンテナの構造が判ってくる。あとは作業の流れが判ってしまえば、かなりの量のM4Aが一気に変換することが可能だ。これで「どの程度の応用が可能か?」のレベルが決定する。

なお、M4Aの圧縮の基本は「CBR<VBR<ABR」で圧縮能力が高くなる(音質は「符号化の基本」が同じなので、どの方式も変わりはない。あくまでも、サイズの節約が主軸)。ただ、圧縮率の高さは、機械やアプリケーションにとっては、更なる高い性能を求めていく事にもなるので、マシンパワーや動作環境がどれだけ有効利用をされているか?が大きな要素になる。

M4Aの作り方は、この程度で十分だ。とりあえずは色々と試してみて欲しい。AACからの「コンテナの入れ替え」をするには、この程度は知識が必要になる。また、ある程度理解を出来たら、ここで紹介した程度の方法で、AACからM4Aに載せ替えることも可能といえば可能だ。しかし、重要な問題が残る(どうやっても、タグやジャケット画像を入れる領域のないM4Aまでしか作成が出来ない)。実は、それを克服する方法は存在するが…それは次回以降。

「AAC→M4A」の答えが煮え切らない件について(1)
http://sanana.jp/cgi-bin/diarypro/archives/445.html

「AAC→M4A」の答えが煮え切らない件について(2)
http://sanana.jp/cgi-bin/diarypro/archives/446.html

「AAC→M4A」の答えが煮え切らない件について(3)
http://sanana.jp/cgi-bin/diarypro/archives/447.html

「AAC→M4A」の答えが煮え切らない件について(4)
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「AAC→M4A」の答えが煮え切らない件について(5)
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「AAC→M4A」の答えが煮え切らない件について(6)【終】
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「AAC→M4A」の答えが煮え切らない件について【検証編】
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「AAC→M4A」の答えが煮え切らない件について(1)

どこで調べても、知識が半分な質問と答えばかりなので超ぉムカツいて、無劣化変換(正しくは「コンテナの入れ替え」)の方法を記していく。

先ず「M4A」が何者か判れば、先に進みやすくなる。見ての通り、「MPEG4の音声コーデック部分のみ」を示すのだが、正しくは3系統に別けられて、この3つは確かに規格は同じだが、コンテナは全くの別物。

例えば「Apple Losless」プロファイルの中身であれば、iPodで普通に再生出来る。ところが、同じM4Aのコンテナの中身は「M4A(Faac)」方式と「MP4(3ggp)」方式が存在して、前者は「コンテナの入れ替えが可能」であれば無劣化のままいけるが、後者は「プロテクトが外せない限り」は無劣化変換は不可能だ。

また、面倒くさいことにiPodで聞ける(正しくは「iTune Storeで購入したものかiTuneでPCM(例えばCDから直接)から変換をかけたものの2つ」)は、厳密な「M4A」とは違うので、もしiTuneの「使えない」プラットフォームの場合、もしくはiTuneを「使いたくない」環境の人であれば、コーデックを入れ替えたり、プレーヤーの紐付けをしなければ聞けない。

そこで、このままでは互換性が無いので、Appleプロファイルの場合は「.aac」と称じると都合がいい。また、現行のフォーマットはmpeg4だが、初期のフォーマットはmpeg2が混在する。本来は、mpeg4とmpeg2はコーデックの全く異なるコーデックなので、デコードする為には全く別のデコーダーが必要になる。最も、mpeg2は普通にDVDが鑑賞出来る環境であればそのまま転用可能なので(現行のOSであれば、標準でパッケージ化されている)、データ配信する側も、自分で変換して保存する上でも都合が良い。しかも、AACの再生が可能とするプレーヤーであれば、どのようなシリコンプレーヤーであろうがアプリケーション(当然「アプリ」も含まれる)であろうが、再生する分には「このコーデックはどちらか?」などと何も意識をする必要がない。つまり、AppleのAACの使い方は、何ら間違ってはいない。

しかし「変換する」として大抵の人が困っているのは、再生すること自体ではなく「如何にデータをタグ付け出来るか?」なのである。実は少々の加工を行わなければ「.aac」のままではどのプレーヤーでも使える「汎用タグ」が作成出来ない。何故、汎用タグが必要なのかと言うと、タグがないとプレイリストが作成出来ない事があるのだ。つまり、どれだけタグが重要なものかを知らなければ「拡張子を変えれば聴けるのだから構わない」という頓珍漢な答えが出てくる。

これでは、質問する側と答える側の意識が全く異なってしまう。mpeg4同士であれば、実はコンテナを入れ替えれば無劣化のままという事が可能なのにも関わらず、コンテナの入れ替え方が判らないままでいたら、最終的にはどのプレーヤーでも再生可能な「.mp3」に変換せざるを得ない。言うまでもなく、mp3はmpeg1の規格であって、mpeg4の規格とはフォーマットからデコード方法からしても全くの別物だ。当然、この場合はコンテナの入れ替えではなく、劣化を伴う立派な「変換」なのだから、耳が鋭敏な人にはとても聞けたものではない。

まぁ、2,000円そこそこで買えるイヤホンで聞いていたり、USB給電のPC用スピーカーで十分な人であれば、そこまでこだわるだけの意味は判らないだろうから、128kbpsのmp3とか64kbpsのmpeg4でも構わないだろうし、価値観が違うこと自体を責めても何の意味もない。

しかし、音の違いが判る人にとっては、とても重要な問題だ。

仮に「AAC」の中身が「mpeg2」であれば、拡張子を「.m4a」にしたら再生出来ない(もしプレーヤーが、ファイルのヘッダーやリソースを適切に解釈しているのであれば、拡張子が何であれ再生出来てしまうという例外もあるが…)。このような場合は「AAC」というコンテナの積み荷が違うと考えるべきなので、「aac」から「m4a」に変換する、とした場合は文字通りの「変換」であって、音声が劣化することは避けられない。

また、もし「AAC」の中身が「m4a」であれば、コンテナの積み荷自体は同じなので、拡張子を変えるだけで再生が可能になる。しかし、前述の通りに加工を行わなければ汎用タグが作成出来ないのだから、プレイリストの作成が出来なくなる。そうしたら劣化しないのであれば「コンテナだけを変えたい」という思考が出てくるのは当たり前だ。この場合は「変換」とは言わずに「コンテナの入れ替え」と言う。

もし、後者の方法を求めて単に「変換」と言っているのであれば、それは用語の使い方が間違っているのであるから、質問をした方が悪い。せめて「方式を変えたい」とでも言えば、理解の有無も自ずから判る。もしベストな言葉を選ぶのであれば「mpeg4のコンテナを変えたい」になるだろう。

そこで、実際にあたし達は「コンテナの入れ替え」を行ってみた。恐らく、質問者の意図しているものはこのことだろう、と判断しての上での実験だ。

結論から言えば、この上なく上等な方法で成功した。しかも、単に汎用タグを付けるだけではなく、ジャケット画像を含めることも出来た。また、m4aだけでなくaacにも汎用タグとジャケット画像を反映させることも可能になった。つまり「aacとm4aの相互で、タグを含めたコンテナの入れ替えが可能になった」ことだけでなく「いずれの方式が欲しいか」にも応えることが可能になったということだ。

カラクリが判ってしまえば実に容易なことなので、次回にいくつかの方法を記す。次回のこれらを見た方は、是非今後の参考にして欲しい。

「AAC→M4A」の答えが煮え切らない件について(1)
http://sanana.jp/cgi-bin/diarypro/diary.cgi?no=445

「AAC→M4A」の答えが煮え切らない件について(2)
http://sanana.jp/cgi-bin/diarypro/diary.cgi?no=446

「AAC→M4A」の答えが煮え切らない件について(3)
http://sanana.jp/cgi-bin/diarypro/diary.cgi?no=447

「AAC→M4A」の答えが煮え切らない件について(4)
http://sanana.jp/cgi-bin/diarypro/diary.cgi?no=450

「AAC→M4A」の答えが煮え切らない件について(5)
http://sanana.jp/cgi-bin/diarypro/diary.cgi?no=451

「AAC→M4A」の答えが煮え切らない件について(6)【終】
http://sanana.jp/cgi-bin/diarypro/diary.cgi?no=453

「AAC→M4A」の答えが煮え切らない件について【検証編】
http://sanana.jp/cgi-bin/diarypro/diary.cgi?no=460

モラッポ・すごろくでゴールしちゃったらどうなる…?

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モラッポの「ほんのお小遣い稼ぎ」な、毎日のミニゲーム。
なんかいろいろなアイテムカードを貰えるけど、正直サイコロの目が運良く続かないのが世の常で…一体、何度挫折したことか。

と、ある日アイテムカードの組み合わせで「あれ?このコンボで使うと【コマ数とサイコロの目】の7日間ゴール達成数理論値をはるかに超えるんだけど…?」なことに気がついて、如何に無駄なく最後をジャストに抑えられるコンボに組み替えたら…。

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一切の無駄もなく超ぉ早でゴールしてしまいました。当然、一切のアイテムカードを使わずにゴール出来る確率は0%になるので、どうアイテムカードを使ってもゴール場面を見たことのある人はごく一部だろう(1/98~1/585)、と計算できるのですが…まぁ、現実にゴールしたのだから、統計確率なんてこの際どうでもいい。

大事なのは、見事ゴールした人へのご褒美は…あまりに凄いので、みなさまのお楽しみのためということでナイショです☆

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さなな@管理人Eメール (09/06 07:21) 編集・削除

for bugfix。

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